「霾」について 精査する
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文/中国の大法弟子 春明

 【明慧日本2017年3月17日】今年の神韻公演を2回見ました。もっとも印象深かったのはテノール歌手・古韻さんが歌った「渡船」でした。その歌詞の「霾(ばい・PM2.5を指す)の後に大疫病が流行る」に驚き、私はますます精進して自分を良く修め、早く多くの衆生を救わなければならないことに気づきました。

 神韻は師父が指導されており、その中に法の内包があることを知っています。「霾の後に大疫病が流行る」という歌詞は私たちと世人に、大きな疫病が間もなくやってくることを警告しています! 師父は『洪吟二』の「法が世間を正す時」の中ではっきりと書かれています。「世人幹(なせ)る事 必ずや悪疫の虐すに遭う 」 

 中国の文化は神伝文化で、文字の背後には真の意義があります。「霾」という字の中にある「豸」は、古書では「足のない虫」という意味です。これは現代人が言うところの細菌、ウィルスといったものではありませんか? 古代において「霾」は「埋」という字の意味と関連しています。埋めるのは死んだ人を埋葬するですよね。その他に、「霾」は社会の暗黒を意味し、正義も道理もないことを比喩しています。

 要するに、「霾」は良い字ではなく、よい事でもありません! 慶事ではなく、凶事の始まりです!

 ここ数年、強い霾がしきりなしにやってきます。報道によると、霾の中には大量の毒素が含まれており、長期に亘って吸い込むと呼吸器疾病、循環器疾患、肺癌、不妊などをもたらします。昨年11月、北京の霾の中から耐薬性菌が発見されました。人類の抗生物質はそれに対して何の役にも立ちません。中国では、毎日2千人以上が霾によって命を奪われています!

 最近、H7N9がまた流行り始め、以前よりさらに激しく猛威を振るっています。中国共産党政府の報道によると、今年1月に全国のH7N9の発病例は192件で、死亡例は79件に達しました。1月19日の広東のリポートでは、2人のH7N9感染者からウィルスの遺伝子変異が発見されました! 2月6日~12日の全国のリポートでは、H7N9の発病例は69件で、8人が死亡しました。H7N9の致死率はとても高いのです! これらの数字はもしかして中国共産党が改ざんした後のデータかもしれませんが、すでに非常に恐ろしいことになっています! ある報道では、専門家が「今のH7N9などのウィルスは霾と関係があるのではないか?」と推測しています。この専門家の推測は一部分において当たっているかもしれません。

 中国共産党は60年余り国を統治してきて、中華の伝統文化を破壊し、中国の美しい山河を壊し、8千万の中国人を殺害し、特に残酷に法輪功を迫害し、善良な大法弟子を臓器移植の相手にして、生体臓器狩りを行っています。この極悪な大罪は、天に許されるでしょうか?

 「霾」であれ、「H7N9」であれ、各種の天災人災であれ、周永康、薄煕来、郭伯雄、曾蔭権などの法輪功を迫害して来た悪人たちがすでに落馬したことは、ただの始まりであって、もっと大きな、さらに恐ろしい悪の報いはこれからなのです!

 師父が私たちと世人のために延長して下さった時間は本当にもう多くありません。同修の皆さん、ともに勇猛精進し、自分をよく修め、早く、多くの衆生を救いましょう!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/3/2/343711.html)