【慶祝513】 道を正しく歩んだので師父がよい仕事をくださった
■ 印刷版
 

文/黒竜江省の大法弟子 浄晶

 【明慧日本2017年5月21日】(慶祝513明慧特別記事)「世界法輪大法デー」に際して、迷いの中から私を救いあげ新しい全てをあたえてくださった、慈悲深く偉大な師父に感謝申し上げます。ありがとうございます、師父! 同時に、師父の誕生日と法輪大法デーを祝賀いたします!

 私は1996年に法輪功を学び始めた青年弟子です。当時はたった9歳で、母親と一緒に法を得て修煉しましたが、幼かったので、しっかりと心性を修めず、煉功せず、母親と一緒にただ大法書籍を読んでいただけでした。2005年のある日、学法していた時に法の中に吸い込まれ、まるで自分が大法書籍の字の中に吸い込まれて埋もれたかのようでした。これこそ本当に修煉の念が生じ、自分を修めたということでした。そして、真・善・忍で量ってよい人になることを目指し、道徳がさらに高尚な人になる、ということでした。

 以下では、大法の中で恩恵を受けた出来事を皆さんと分かち合いたいと思います。

 2009年、大学を卒業し就職活動に直面した時、父親は常人のつてを使って、石油関係か、飛行場の仕事に私をつかせたいと考えていましたが、私は法に照らしてバランスをとり、というのも、師父が「煉功者の一生はすでに変えられており」[1]、「わたしに言わせれば、本当の煉功者こそ、高い基準で自分を律しなければなりません」[1]と説かれたからでした。仕事そのものに金持ちも貧乏もなく、ただ仕事を探す過程で必ず正しい道を歩まなければならず、なぜなら、私は大法弟子なので、修煉を始めたその日から、すべては師父のご加護を受けており、仕事を探す過程においても、心性を向上させ、師を信じ法を信じ、正念を持って一切のことに対処し、正道を歩まなければならないからでした。もし常人の道を歩めば、世相が低下していくに連れて、こねを使うようになり、不正行為をする現代社会の悪い気風を助長し、これこそ修煉を冒瀆していますが、大法を修めることを選んだ以上、すべてを師父にお任せし、師父に按排をお願いするしかないのでした。師父は「『修は己にありて、功は師にあり』と言われるのです。 あなた自身はそういう願望を抱いて、そう思うだけで、実際のことは師がやってくれるのです」[1]と説かれました。

 おじとおばは、勉強がよくできるのだから公務員試験に受かるはずだ、と言いましたが、私は半信半疑で「この道が正しい道ならば、コネにお金を使うよりはましだが、それよりも、母親は法輪功を学んで確固たる信仰を持っていたので、不当に7回拘禁され、一度は不当に指名手配され、九死に一生を得て、もし師父のご慈悲がなかったら、母親はとっくに迫害死していたはずだ」と思いました。母親と同じ職場にいる同僚は、私の母親が生きているということが法輪功の偉大さと素晴らしさを実証しておりテレビでどのように報道されようと私たちはこの目で見たのだ、と言いました。その頃、経済的には何とか私を大学に通わせることができました。不当に指名手配されている間、母親には3年近く給料がなく、同修であるおばさんと共同で部屋を借りて法輪功の資料を作り、当時は食費を切り詰め物を節約して、毎月の生活費はたったの100元ちょっとだけでした。2008年12月になって母親が仕事に復帰し、正常に勤め始めました。もともとお金がない両親に私のためにお金を使わせないためにも、仕事を探さなければなりませんでした。最も重要なことは、公務員になることは大法の要求に符合しなくなるのではないか、ということでした。

 2009年9月、本省の公務員試験を受けました。おじが行政機関所在地へ行き、2千元を出して公務員試験の養成訓練クラスの参加を申し込んだのでした。しかしおかしなことに、私は本省の試験に参加するのに、購入した復習用資料はすべて国家公務員試験のものでした。

 養成訓練に参加した時、長年修煉して初めて生死を放下する試練に遭いました。ある日、授業を担当していた教師が突然大法を誹謗中傷し始め、私は心の中で苦悶し、かつて高校時代にも教壇で先生が何度も大法を誹謗中傷しましたが、そのたびに命を惜しみ、心に思っていることを立ち上がって言いだすことができず、涙ぐみながら正念を発することしかできず、心にやましさが充満したことを思い出し、今回は二度と命を惜しむまい、と思ったのでした。そして突然、先生の言っていることは間違っている、と立ち上がって伝えたくなったのですが、この正念を発した時、強大な「恐れ」の物質に突然包まれたと感じ、圧迫された私は頭を上げるどころか、ほとんど窒息しそうになり、それでもなんとか立ち上がり、立ち上がった瞬間、足に重い負担がかかり、立ち上がってはみたものの、結局声を出すことはできず、みんなはきょとんとしていたかもしれませんが、私はそのまま教室を出て行きました。

 私は廊下で泣き、後先のことを考えながら、授業が終わった後に先生に会い、大法が迫害されている真相を伝えましたが、先生は「それは間違っている」と言いました。うそにごまかされた先生は口がうまく、先生を言いまかすことはできませんでしたが、その後、先生は授業で大法を誹謗中傷しなくなり、逆に「人は信仰を持つべきだ」と言っていました。毒害された先生の思想を師父が取り除いてくださったのでこの生命に正念が生じたのだ、ということがわかりました。先生に真相を伝えた後、私全体が透明になり何の思想もなくなったかのように感じ、どうやって家に帰ったのかわからず、それ以後、自分の修煉が大きく変わったと感じ、恐れる心が軽くなりました。そして「修は己にありて、功は師にあり」[1]を実感しました。

 1カ月後、おばの夫(訳注:おじ)が母親に電話で「国家公務員試験は今日が申込みの締切日だから、急いで申し込むように」と伝えてきました。そこで、母親は私のために受験する部門を選びました。しかし、当時の私はやはり公務員試験は難しいと感じており、何の希望も持っていなかったし、自信もありませんでした。おじの家を出て試験に向かった時(おじの家は省の行政機関所在地にあり、私の家は県の行政機関所在地にあった)、私と母親を見ておじは「あなたのお母さんが法輪功を学んでいることは誰もが知っている、あなたが公務員に合格すれば、お母さんが法輪功を学んだことは無駄ではなかった、とみんなが言い『大法は素晴らしい』とみんなが言い、おじさんも大法が素晴らしいことを認めよう。しかし、合格しなかったら、あなたのお母さんは法輪功を学んであなたをだめにした、とみんなが言うだろう」と言いました。

 高校受験の時、母親は迫害に遭い、家に帰れず、私の面倒を見ることができませんでした。今回、母親は私を見て「いいかい、おじさんの話によると、私たちは最大の努力をしてしっかりと学ばなければなりません。自信がありますか?」とゆるぎない口調で言いました。そしてその時「大法を実証するために、周りの人たちに大法に対して正念を生じさせなければならない」と思ったので、非常にゆるぎない口調で「最大限の努力をします」と言いました。

 帰宅する路上で、学法しながら復習し、真相を伝えて「しっかり法を勉強し、心性を修煉し、努力して真相を伝えれば、常人の知識は意外にも『師がいなくても習得できる』ようになり、最終的にはなんと、多くの試験問題に正解できた」ということに驚きとともに気づきました。しかし、母親は厳粛に「師がいなくても習得できたのではなく、決して自己を実証しようとする心を持ってはならず、私たちが道を正しく歩んだからこそ、法輪大法があなたの知恵を開いたのであり、師父が知恵を開いてくださったのです」と言いました。

 そこで、すぐに自分を正し、謙虚に大法に同化しました。11月末に筆記試験があり、年初にインターネットで成績が発表されました。思いもよらなかったのですが、国家公務員試験の筆記試験の点数が何とトップの成績であり、試験の申し込みから試験日までわずか1カ月ちょっとの復習時間しかなかったのにです。「これは慈悲で偉大なる師父のご恩だ」と深く知りました。

 筆記試験の後に面接がありました。人心による試練がまた始まりました。おじとおばは、お金を払わなければ面接試験を通過できない、と言い、さらに「少なくとも10万元必要だ」と言いました。さらに、去年筆記試験でトップだった者が面接試験で落とされた例をあげました。私は母親と法に則って交流し、師父は「修煉者であるわれわれは、なおさらそのようにすべきではありません。修煉者は自然に任せることを重んじるべきです。自分のものなら、無くなることはないし、自分のものでなければ無理に争っても得られません」[1]と説かれました。面接官が誰であるか、面接官が公平であるかを考慮する必要はなく、競争相手が誰であるか、競争相手がお金を払ったかどうかなどを考慮する必要はありませんでした。私たちはただ、正念を持って面接官と競争相手に対処するだけでした。私たちは修煉者なので「真・善・忍」の教えに基づき行いさえすれば、自分の努力と公平な競争に任せて、あとは自然に任せるだけでした。さらに、私と同修である母親は「私が普通の受験生とは異なり、幸運にも師父に見守られているので、修煉の道を正しく歩みさえすれば、必ず通り抜ける事ができる。なぜなら、私たちのこの道はもっとも正しいからだ」ということを認識していました。私と母親は正念を持っていたので「筆記試験でのトップの成績は師父がくださったものだ」ということが深くわかっていました。

 私と母親は、おじがお金のことを二度と言い出さないようにと師父にご加持をお願いしました。すると、おじはすぐに言い直し「こんなに優秀で、たった1カ月復習しただけでトップの成績が取れるのだから、お金は必要ない」と言いました。しかし「お金は使わない」と決心したものの、やはり人心が繰り返し現れてきました。特に母親には何度も人心が繰り返し現れ、お金を使いたがるのですが、そうすると悪いことが助長されて大法に合わなくなったと感じたかと思うと、今度は、公平な競争の中で自然に任せ、大法の要求に基づき正道を歩めば・・・と心は揺れました。。学法し、私と母親は師を信じ法を信じ、観念を放棄し、師父が按排してくださった修煉の道を大きな岩のように堅固として歩んでゆこうと決めました。

 面接は吉林省長春市で行われました。面接には両親が付き添ってくれました。面接から帰って来たその晩、夢を見た、と母親が言いました。夢は非常にはっきりしていて「母親が小さい頃、庭で遊んでいると、空から栗毛のウマが1頭下りてきて庭の上空を旋回しており、それを見た母親は『この馬は誰かを探しているようだ』と思い、一緒に遊ぼう、と呼び寄せて部屋に入れ、母親が一番奥の部屋に入ると、この馬がちょうどドアの下のすきまから扇子の中に入り込む所だったので、母親がドアを開けてみると、扇子が岩草色の服に変わっており、それは母親が私にくれた服だった」、そこで、母親は目が覚めたというのです。

 母親がその夢を私に聞かせてくれたので、私は「私の仕事は師父がくださったものです」と言いました。面接から半月近く経ってからインターネットで成績が発表されました。その時間はちょうど夕方で、私の成績は上から2番目でした。

 みんなから好評を受け、最も良い街だと意見が一致している街に、師父は私を按排して行かせてくださいました。その街では例外としてもう1人、人を募集しており、その人が今の私の夫でした。もともと夫はうそにごまかされていましたが、真相がわかると、今ではすでに法輪功を学び始めました。

 修煉の道において、慈悲深く済度し加持してくださった師父に感謝申し上げます、私に与えてくださったすべてに対して師父に感謝申し上げます、特に、今の中国の大学生の就職がたいへん困難な苦境の中で、他の人は「50万でも仕事が買えなかった」と言っているのに、私は順調に試験に合格したのです。この仕事をくださった師父に感謝申し上げます、私と母親の周りの多くの人が大法に対して改めて正念が起こり、大法の真相がわかって救われ、中国共産党の党、共青団、少年先鋒隊の組織を脱退し、自分自身の素晴らしい未来のために正しい選択をしました。

 正しい選択をした人の中には、母親の職場で安全保衛を担当する同僚も含まれていました。迫害が始まった時、その同僚は多くの悪だくみを考え出して迫害に加担したので、母親の職場の同僚はみな、母親がその同僚を救うべきではないとして「彼は最悪だ、それなのに、彼に関わってどうするつもりだ!」と言いました。しかし今回、その同僚は母親が真相を伝えるのを全て聞き入れると同時に、中国共産党と共青団、少年先鋒隊を脱退し、さらに、救ってくれたことに対して、両手の拳を握って二度母親に感謝し、さらに、許してくれるよう母親に懇請し、過去に行ったことに恨みを残さないよう懇請しました。そして、家に帰ってから妻と娘に真相を伝え、妻と娘も「三退」しました。これは本当に、衆生が真相をわかった後の心の底から出た言葉であり、すべてが賢明な選択でした。

 今回、おじは因果応報の天理がわかり、そして大法を認めると、私の父親に「姉は無駄に法輪功を学ぶことはなく、何年も刑務所に送られ入獄して、苦しい思いをしてひどい目に遭ったので、子供に福報が得られたのだ」と言いました。そして「姉が法輪功を学んでいるのは個人の信仰のためで、体が健康になり、心構えが良くなりました。あんなにも大きな圧力の下でも堅く信仰した姉を、私は敬服しており、これは普通の人にはできないことで、このように確固とした、このような意志の力は、法輪功だけがなしえることです」と言いました。

 法輪大法の恵みは全世界を輝かせ、人々の生活を豊かにします。これは本当に広大な師父の恩です! 師父の救い済度の恩にひざまずいてお礼を申し上げます。弟子は報いることができませんが、ただ自分をしっかり修め、もっと多くの人を救います。

 ありがとうございます、師父、ありがとうございます、同修の皆さん! 合掌

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/6/346786.html)