文/ギリシアの大法弟子
【明慧日本2017年5月21日】世界法輪大法デーを祝うために、5月13日にギリシア北部にあるテッサロニキの法輪功学習者たちは午後6時半に海辺の大通りに集まった。海辺の大通りは日の出や日の入りの風景を見るのに最もよい場所で、多くの観光客がここへ散歩にやって来る。学習者たちはここで法輪功の迫害真相パネルを展示し、穏やかな煉功音楽の音とともに煉功動作を実演した。学習者たちの穏やかでゆっくりとした煉功動作は、ここを訪れた多くの観光客を魅了し、法輪功のことをもっと知ろうと人々を引き寄せた。
ある80歳過ぎの老夫婦は字が読めないため、パネルを指差しながら学習者に「これは何のことですか」と聞いた。学習者は彼らに現在中国で行われている残酷な迫害のことで、生きたまま生体から臓器を無理やり摘出している迫害のことだと教えた。老夫婦は非常に驚き、法輪功をする中国人がこのような目に遭っていること自体信じられないという。老夫婦は「なぜ、このことについての新聞報道やニュースがないのか?」と聞いた。学習者は「中国共産党は経済の力で他の国家に圧力をかけており、他国の政府も迫害のことを知っていても見ていないふりをし、中国共産党と一緒だ」と説明した。この老夫婦は立ち去る前に、学習者たちの広報活動と迫害のパネルの内容を知らせてもらい感謝した。
ある若い夫婦は生体臓器狩りの真相を聞いた時、非常に驚いた。普通の場合ではギリシア人は簡単にはサインしない。しかし、彼らは法輪功に対する迫害の真相を聞いた後、喜んでDAFOU(「臓器の強制摘出に反対する医師団」のこと)の請願書にサインし、学習者たちの広報活動を支持した。この若い女性は「自分の子供と両親の名前も請願書に書きたい、全ての人がサインすべきだ、私たち全員がサインすべきだ」と言った。
6人の20歳代の若い人たちは、座禅している学習者たちの姿が見て、彼らはどうしてこのように体を微動だにせず、ここで座っているのか理解できなかった。学習者は彼らに「これは座禅の方式で心を静めるための動作です。肝心なことは体を静止し、身体と精神を一つにして、雑念をだんだん少なくし、無くすことです。しかし、彼らは寝ているのではなく、意識がまだ残っており、座禅することで心の平和と安寧が感じ取ることができます。これは現代人が今求めているものではないでしょうか?」と説明した。若者たちは真面目に聞いた後、表情さえ真剣になり変っていき、法輪功の迫害のチラシをもらって、感謝の気持ちを表した。