米メディア 迫害は法輪功学習者の信念を打ち砕けない
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 【明慧日本2017年年8月9日】米国は自由と民主の精神の起源の地であり、古都フィラデルフィアは米国の誕生を見届けている。7月23日、当地区の一部の法輪功学習者はフィラデルフィア自由広場で集会を開き、中国共産党の1999年7.20からの法輪功に対する中国共産党による18年に及ぶ迫害の終結を呼びかけた。

 フィラデルフィア・サンデーサン新聞(Philadelphia Sunday Sun)は法輪功学習者の活動を取材し、中共の残酷な迫害を受けた学習者を取材して、29日に報道した。この報道では、中共の学習者に対する邪悪な迫害は宗教に対する最大規模の迫害で、典型的で極悪な人権侵害だが、修煉を通して健康を改善し、生活に正のエネルギーを得た数百万人の法輪功学習者の精神的な信念を打ち砕くことはできなかったと指摘した。

'《费城周日太阳报》(Philadelphia Sunday Sun)刊登了法轮功反迫害活动报道'
フィラデルフィア・サンデーサン新聞の報道記事

 以下は新聞報道の翻訳文である。

 7月23日、フィラデルフィアの数十人の法輪功学習者はフィラデルフィア自由広場で集会を開き、18年来、中共の残酷な迫害で死亡した数千人の法輪功学習者を追想した。

 かつて中国で中共の迫害を受けたことのある数人の学習者も集会に参加した。60歳の沈さん(Lichun Shen)は、1995年に法輪功の修煉を始め、修煉してわずかな間に、長年彼女を苦しめた神経性疾病や、関節炎、胃の病気などが消え去った。

 しかし、中共の元国家主席の江沢民が、1999年7月20日、法輪功学習者に対する大規模な弾圧を始めた。法輪功を修煉して心身の健康を得た沈さんは北京へ陳情に行くことを決めた。官員らに法輪功は有益なものであり、迫害は間違っていることを伝えるためである。そのため、沈さんは連行され、計11年間拘禁された。

 2001年5月、沈さんは強制連行され、安徽省女子刑務所に8年間収容された。「その8年間は私の生命にとって最も暗黒な日々でした」と涙ながらに話した。「私は毎朝4~5時ごろから深夜まで強制労働をさせられ、寝るのは深夜の2時ごろでした。私たちはよく24時間睡眠を取らずに仕事をさせられ、大量の仕事をこなしていました。私たちが1年の間に休めるのは4~5日でした」

 「私たちは毎日ほこりや騒音の中で生活していました」、「奴隷のような労働は官員らに多くの利益をもたらしました。ある日、刑務官の1人が『刑務所は先月、軽く1億元を儲けた』と話しました。私は信仰の放棄を拒否したため、仕事を終えたあと思想改造を受けさせられ、何日も睡眠を取れない時がありました」、「私は拘禁されている間、仕事を失いました。中共の官員らは私の家族の生活を妨害していました。母親は巨大な圧力により亡くなりました」

 法輪功は、法輪大法とも言い、「真・善・忍」の教えに基づいて、普遍的で伝統的な価値観のある座禅により修煉し、1992年に李洪志先生によって世の人に伝えられ、人から人へと伝わり中国で迅速に広まり、今では世界各地に学習者が大勢いる。中共の元国家主席・江沢民が99年7.20、政府の推測では1億人の法輪功修煉者がいるという状況下で、平和的な修煉の弾圧を始めた。しかしこの迫害は、修煉を通して健康を改善し、生活に正のエネルギーを得た数百万人の修煉者の精神的な信念を打ち砕くことができなかった。今回の迫害は極悪非道で典型的な人権に対する侵害である。現在発生しているこの迫害は、この世界で最も大規模な迫害である。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/8/4/352062.html)