【明慧日本2017年9月7日】(英国=明慧記者 李欣慈、唐秀明)英国の法輪功学習者は8月27日、年 に一度の修煉心得交流会をロンドンで開催した。会場は厳粛で殊勝な雰囲気に包まれ、18人の東洋や西洋人の学習者が観念を絶えず放下し、執着を取り除き、懈怠(けたい・仏教が教える煩悩のひとつ)を取り除き、何事も心を込めて行い、寛容になり、自己を高める中で衆生を救い済度したかを発表した。
懈怠心を取り除き、観光スポットで真相を伝える
ロンドンの学習者・梁さんは、中華街で真相を伝える活動について交流した。彼女は知らず知らずのうちに何回か時間を確認し、早く任務を完成させた。自分が落ち着かず、正しくない状態だと認識したあと、梁さんは内に向けて探し、自分が以前より遥かに良くなった環境の下で、人を救う心が緩んでいたことを見つけた。問題を認識した梁さんは、「これから先の日々の中で、いかなる活動に参加しても心を込めなければならない、毎回の機会が過ぎ去れば二度とやって来ることはなく、毎回の活動が自分に対する試練であり、法の基準と師父の要求を満たしているかどうか」と自問した。
ある著名な観光スポットに多くの中国人観光客が訪れているのを見た梁さんは、この観光スポットでの真相伝えは週末にならないとできないため、自分が経営する店の休みを増やして、週末を入れて週に3回、この観光スポットで真相伝えをした。のちに他の同修も自主的に参加するようになり、ここでの真相伝えが毎日できるようになった。
中国人観光客のガイドには、いろんな態度の人がいて、非常に心性の鍛錬になると言い、梁さんは心を込めて人を救い、困難にめげないという。1日の真相伝えを終えると、いつも帰りの路で自分に問いただしている。「きょう一日、心を込めたか? 遺憾を残さなかったか? 自分が手を抜いたことで縁のある人を見逃さなかったか? もし点数をつけるならば、今日何点だろうか?」
善念や慈悲で一人一人の衆生に接する
何さんは中華街で真相を伝える際、絶えず内に向けて探し、心理状態を整えたあと、「私は資料を配布し、真相を伝え三退を勧める際、善念と慈悲をもって私の前を通りかかるすべての世人に接し、彼らに真に大法弟子の慈悲と善良を感じさせています。真相伝えで嫌味を言われても、善念のない人に出会っても、私は気にしなくなり、中華街での真相伝え、三退を勧めることを自分の心性を高める修煉の良い機会だと捉えるようになりました」と心性を錬磨した経歴を交流した。
何さんはさらに、ある日の出来ごとを語った。高級官僚の二世に出会ったとき、最初は態度が悪かったが、真相を聞いたあと、三退に同意し、自分を変えてくれたことに感謝の言葉を繰り返したという。
判別を放下して観念を改め、多くの人に真相を理解してもらう
西洋人学習者のパトリックヘーデン(Patrick Haden)さんは、今年の大英博物館での真相伝えに参加した体得について交流した。彼は最近の出来ごとの中で、中共の虚言に騙され、大英博物館の前で法輪功に敵意を持つ資料を配る男性に対して、努力して叱責や判別を放下し、観念を改め、心が動じることなく、相手を尊重して理解し、根気よく細やかに真相を伝え、慈悲をもって悪意と憎しみを溶解した過程を話した。
彼は交流の中で、観念を放下した過程を以下のように述べた。
私はその男性としばらく会話を交わした。彼は大法に対して誤解しており、法輪功はいくつかの組織から資金の援助を受けている、と言われたことを信じていた。私が彼に真実と真相を伝えると、彼は反論しなかった。私はその男性と1時間ほど話した。そこで私はイライラし始め、彼に「共産党体制は殺人の体制であり、彼らはこのようにやってきた!」と話したところ、彼は「私は本当にあなたの話し方が好きではない、あなたは私の話を最初から聞いていない」と話した。私は彼の話を聞いて自分がイライラしたことに気付き、彼の話を聞くことにした。彼は六四天安門大虐殺のことを多く話した。私は彼に「あなたはきっと聡明な方で、物事に対して自分の分析能力をお持ちですね」と話すと、彼は、自分の問題に対する処理の仕方を話し、小さいころ虐待を受けたことを話してくれた。私は彼をもっと知りたいと思い、夕食の約束をした。
私たちは夕食を共にし、1時間半ほど交流したとき、彼は法輪功が援助を受けているとの考えを時々口にした。交流が3時間経ったとき、彼は、「今では、今日あなたが私に話した言葉を信じない理由はなに一つありません」と言った。その瞬間彼も救われる衆生だったと認識した。最後に彼は法輪功を習いたいと話した。
自我を放下し、思惟の方式を改め、無私の包容で人を多く救う
西洋人学習者のティリ(Tili)さんは、この数年来ロンドンの中華街で真相を伝えた経歴について発表した。努力して自我を放下したことによって、中国で共産党文化に毒害されている同修に対する観念を取り除き、協調して、多くの衆生を救う体得を交流した。
体得したのは自己を変えるためには、心を決めることが非常に重要であり、必ずしなければならず、それは貴重な修煉過程だという。
彼女は交流の中で内に向けて深く探したことを振り返り、中国人同修に対する先入観を放下した経歴を話した。「ある時、少し入静し始めたとき、内に向けて探してみました。私は自分に問い正しました。何が私にその学習者を嫌がらせているのか? それは自我であると分かりました」、「私は『魔』とは何かについて聞きました、私の内心からの回答では、『自己を変えようとしない』こと。物事を絶対化することは旧勢力と同じであり、自己を変えようと考えず、彼らの按排通りに行っています。ですから、もし私たちが旧勢力の按排に沿わなければ、必ず自己を変える必要があり、これは根本から執着を放下する過程であり、この執着は自己であるという誤った認識をしてはなりません」
彼女がさらに体得したのは、私たちが包容できたとき、それは排斥ではなく、それは師父が按排された路を歩むことになり、排斥することは旧勢力が不合格の人たちを淘汰する一種の方式で、中華街で来る日も来る日も休むことなく、風雨の日であろうと、太陽が照り付ける日であろうと、身近に来てくれたすべての衆生を包容しているという。
法会終了後、収穫や体得について交流する
2017年英国法輪大法修煉心得交流会は、午後5時に円満のうちに終了した。参加者たちは同修の修煉体得は自分にとって有益であり、自分とのギャップを見出し、法の中で昇華できたという。以下は一部の学習者が法会に参加した体得である。
「同修の交流は私に師父が言われた『真修』(真に修める)に気付かせてくれました。私は真相を伝える多くのプロジェクトに参加していますが、師父が言われた『真修』に従っていたかどうかでした、問題に出遭うと内に向けて探し、一つ一つのことを行う時の心が純粋だったか? 形式化していたのではないか? 心が純粋であれば慈悲の心が生まれ、慈悲心が現れれば現象を変えることができ、これが私の最も努力する必要があるところです」
「最も深く感動したのは、同修が真相を伝える過程で止まることなく内に向けて探し続け、もしできてないところがあれば内に向けて探し、自己を昇華させ、容量を広げ、これは私が最も昇華する必要のあるところです」
「内に向けて探す交流で深く感動し、奥深く探しました。最も私の心を動かしたのは、自分を変えるために決心することです。自分を変えて、自分を昇華できれば、もっと多くの衆生を済度できるのです」
「同修の交流を通して、自分が住む地区の衆生に対する責任を負うことを改めて認識させられました」