【明慧日本2017年9月21日】湖南省邵陽(しょうよう)県の法輪功学習者・王五秀さんは、市留置場と省女子刑務所で残酷な迫害を受けた。2012年に解放された時、白血病と診断され、医者に余命1カ月を宣告された。610弁公室の嫌がらせもあり、王さんは今年6月27日に死亡した。享年49歳の若さであった。
王さんは法輪功を学んでから、周りの人から高く評価された。しかし、それが理由で何度も連行されて拘禁され、不当な判決を宣告された。
2009年4月28日早朝6時過ぎ、市公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、北塔(ほくとう)、双清(そうせい)、大祥(だいしょうさん)三区の公安局国保大隊の関係者は、王さんなどの学習者を連行し、家財を押収した。市政治法律委員会は北塔区検察庁に5月25日、逮捕状を発付するように命じた。そこで、公安局の警官は王さんに罪を着せる資料をねつ造し、区検察庁に提出した。
王さんは留置場において、法輪功の教えを堅持したため、警官に拷問された。王さんの夫は留置場に強く抗議したが、警官は拷問したことすらも否認した。
11月25日、市裁判所は王さんに開廷しようとしたが、できなかった。王さんは身体に大きなダメージを受けたため、家族と弁護士は何度も裁判所と法曹機関に解放を求めたが、断られた。
2010年、王さんは北塔区裁判所に懲役3年の不当判決を宣告された。7月8日、省女子刑務所に移送された。9月14日、外地で働いている息子は刑務所を訪ね、面会を要求したが、王さんが 法輪功の修煉を放棄する旨の書類、いわゆる「三書」を書かないとの理由で拒否された。
省女子刑務所で残酷な迫害を受けた王さんは、解放された後、全身無力、足が腫れて靴のサイズが24.5から26になり、歩行すらも困難になった。当時、病院で検査を受けた結果、白血病と診断され、余命1カ月を宣告された。
家族は病院治療に望みがない状況下で、王さんが法輪功を学ぶことを支持した。煉功しているうちに、王さんの身体は少しずつ回復していった。
しかし、市と地元610弁公室に嫌がらせをされ、さまざまなプレッシャーをかけられた結果、王さんの身体は良くなったり、悪くなったりで、口と下半身から出血したこともあった。
今年6月26日夜、王さんは再び下半身から出血した。翌日、出血の量は減ったが全身無力になり、27日に死亡した。