大連市の法輪功学習者8人 不当に収監される
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 【明慧日本2018年10月3日】大連市経済技術開発区では2017年10月8日に、不当に連行された法輪功学習者は最近、殆どの者が判決を宣告された。周海燕さん(51)に懲役8年、胡志琴さん(58)に懲役7年6カ月、来桂芳さん(42)に懲役7年、時寧瑤さん(38)に懲役5年、林景萍さん(46)に懲役4年、方芳さん(54)に懲役3年6カ月、郝福圭さん(81)に懲役3年、賈秀春さん(41)に懲役2年、劉淑芬さん(78)と武艶麗さん(52)に保釈という判決が宣告された。来さん、時さん、林さん、方さんの4人はすでに、今年8月28日に遼寧省女子刑務所に収監され、81歳高齢の郝さんは7月初めに遼寧新入監刑務所に収監された。上述の学習者は郝さんを除いて、全員が女性である。

 2017年10月8月、大連市警察署は管轄下の派出所5所と結託して、数十人の警官らが出動し、路上で待ち待ち伏せしたり、住宅に侵入するなどの手段で、数カ所一斉に現地の法輪功学習者を連行した。警官本人の話によると、当日計19人の学習者が連行されたという。日資企業で翻訳を務めていた賈秀春さんは、出張していた時に尾行され、警官に連行されたという。

 当日、十数人の警官らは「屋根の雨漏りの修理が必要である」という口実で、周海燕さんの家に押し入り、周さんを連行した。周さんの着替えを許可せず、靴も履かせないまま周さんに手錠をかけ、無理やり連行した。手錠が腕の筋肉に食い込んだままで、しかも、警官に頭の両側を力強くぶたれたため、半月後の23日になって、弁護士に面会した時でも頭の両側がずっと痛み、いまだに痛みがとれないという。

 81歳の郝さんは昨年10月26日に、保釈になったが、裁判所は郝さんに対して家宅捜索をした時に、法輪功の関連書籍や真相DVD、パソコンに法輪功の関連情報が保存されているのを発見したという口実で、郝さんに懲役3年の判決を宣告し、しかも罰金5000元を科した。6月11日、裁判所は電話で「用事があるから、裁判所に来てくれ」と郝さんをそそのかし、その機に乗じて郝さんを拘禁した。

 上述の学習者らに対して裁判所は、今年4月から6月にかけてぞれぞれ開廷した。情報筋によると、大連市司法局と大連市中級裁判所は610弁公室に操られ、弁護士に対して厳しく規制する法案を作ったという。多くの弁護士は邪悪な政治的な圧力の前に屈服したが、中には少数ではあるが、道理に基づいて無罪、もしくは減刑になるよう交渉を頑張った気骨のある弁護士もいた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/9/12/373698.html)
 
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