【明慧日本2019年6月9日】韓国の1000人以上の法輪功学者は5月12日、ソウル市庁舎前のソウル広場で、第20回「世界法輪大法デー」と法輪大法が伝え出されて27周年、ならびに師父の誕生日を祝賀する活動を行なった。
5月13日は「世界法輪大法デー」であり、法輪功の創始者・李洪志先生が法輪大法を世に伝え出された日でもある。毎年このころになると、世界各地の法輪功学習者は祝賀を行ない、「真・善・忍」の素晴らしさを伝えると同時に、20年来たゆまず理性的に迫害を制止し、李洪志先生に感謝を贈っている。
当日は朝9時30分からソウル広場で行われた五式の煉功で祝賀行事をスタートさせた。優美で穏やかな煉功音楽は広場の上空に響きわたり、緩やかで柔和な煉功動作は大法の素晴らしさと殊勝を現し、人々は訪ねて来て煉功を学びたいと申し出た。
午前の祝賀行事は天国楽団の演奏と腰鼓隊の演技のほか、いくつかの公演が行なわれ、来賓が祝辞を述べ、広場は穏やかな雰囲気に包まれた。午後2時、学習者は李洪志先生の誕生日を祝って歌曲を斉唱したのち、記念撮影を行ない、盛大なパレードを行なった。
「勇気を堅持し、さらに多くの人に真相を知ってほしい」
国際戦略研究所長・金侹玟博士は「世界法輪大法デー」の祝賀行事に出席し、「本日の祝賀活動に参加したすべての人に深い敬意を表する」と述べた。
博士は2000年に中国へ留学した当時、法輪功について全く知らなかったが、聞いたのは法輪功に対する誹謗中傷だった。「しかし私は韓中を往復している間に、ネットで調べて勉強し分かったことは、法輪功が中国共産党に迫害され臓器を売買されたことは真実だったということです」、「中国共産党の暴行に対して、著名なソウル広場で学習者が勇敢に立ち上がったことに私は声援と支持を贈ります。我が国とほかの一部の国が中国共産党政権を恐れ、貿易に影響されるのを恐れて口を閉ざして語らないのは臆病で卑怯な行為です」
「時は今日に至り、韓国にもこんな多くの人が法輪功を修煉していると分かりました。もし皆さんが勇気を堅持し、このような活動を継続する事ができれば、きっとある日、韓国国民は中国共産党の暴行を知り、この弾圧を知ることになります」と語った。
幸運にも大法を得て家庭が睦まじく 家族一同師父に感謝
かつて韓国鉄道公社施設局長だった鄭寅轼さん一家は祝賀行事に参加し、身をもって法輪大法の超常的な威力を感受したと話した。「法輪功は不思議で貴重でもあります。修煉する前は私の右肩は痛くて痺れ、漢方と西洋医学の治療を受けましたが治りませんでした。『轉法輪』を読み、煉功してから間もなく、痛みが消えたのです」
鄭さんは2014年から法輪功の修煉を始め、「修煉して間もなく座禅していた時、一種の冷たい物質が右肩から腕を通って出たのを感じました。以後自分を苦しめていた肩の痛みが消えたのです。その瞬間はとても不思議で、未だに覚えています」と話した。
鄭さんの妻・金朝伊さんは栄州市文化観光のガイドを務め、鄭さんより早い時期に法輪功の修煉を始めた。以前の彼女の性格はとても強く、どんなことも完璧に行わなければ気が済まず、そのため心身ともに疲れていた。修煉してからの彼女は心身が楽になったという。「修煉は内に向けて自分の問題を探すことを教えて下さり、自身が困難の中に置かれても、自己を放下して問題を考えることができ、他人を包容するようになり、心が軽やかになりました」と話した。大法の中で恩恵を受けた彼女は、子供にも修煉してほしいと願った。娘さんは修煉に対して半信半疑だったが、しかし9日間の講習会に参加した。「私は聞きながら居眠りしていました。しかし不思議なことに、私は以前あまり理解せず疑っていたところになると、居眠りから目覚めて明確な答えを得ることができました。私の心のわだかまりが解かれたのです」と話した娘の賢珍さんは、それから修煉の道を歩み始めたという。
賢珍さんは「真・善・忍」の法理に基づいて自分を律し、トラブルに出遭うと自分の間違いを探し、短気な性格から徐々に温和な性格になり、子供の教育においても上手に導くようになり、元から彼女の修煉に反対していた夫は彼女の変わりようを見て、彼女の修煉を支持するだけでなく、子供の修煉をも支持するようになり、家庭が暖かく睦まじくなったという。
鄭寅轼さん夫婦が喜んでいるのは、社交能力に欠け内向きな性格だった息子・鄭慜揆さんが、修煉したあと自分に合う仕事を見つけた。慜揆さんは恥ずかしそうに、「仕事は少し辛いけど、しかし心は疲れません。心はすっきりしてとても気持ちがいいのです」と話した。今、鄭さん一家は李洪志先生に感謝しているという。「師父の洪恩に言葉を尽くしても感謝しきれません。どこから話せばいいのか分かりませんが、もし修煉していなければ、毎日苦しくて疲れる生活の中で、もがいていたかもしれません。師父の恩恵を肝に銘じ、初心を忘れず、合格した大法弟子になります」と話した。
治療が難しい肝硬変 修煉によって完治する
李康明さんは韓国で30年間警官として要職に就いていた。仕事は彼のストレスになり、圧力を緩和するため、たばこや酒で自分を麻痺させていた。「その時の私は長期にわたりよくたばこを吸い、酒を飲んでいました。結果として肝硬変になり、医者は私に、肝硬変は完治することはなく、薬で病状の悪化を抑えるだけだ」と話しました。
2005年のある日、李さんはソウル麻浦区文化会館で行われた「真善忍美術展」を鑑賞したのち修煉を始めた。短期間で彼の身体に不思議な変化が起きた。修煉して3カ月後、重かった身体がとても軽くなり、飛べるのではないかと思うほど軽く、即座に肝硬変の治療薬を止め、すぐ病院へ検査を受けに行くと、医者は驚いて「あなたの肝臓と骨質の密度は30歳代の若者のようだ!」と言ったという。
ここから彼は全力で修煉するようになり、友人に大法を修煉して起きた奇跡を伝えた。笑顔で「我が家の一番下の孫は小学生ですが、私を見かけると『爺ちゃん、法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!』と話してくれます」と話す李さん。今年78歳の彼は「修煉してから以前のことを回想して悟った事は、社会での仕事や闘争心によって起きた争いやトラブルは無意味だったのですね」と話した。
彼は真摯に法輪功の創始者に感謝したいという。「李洪志師父は私に新たな生命を授けてくださり、心身ともに健康になり、家庭が幸せになりました。心から師父に感謝いたします!」
元アルコール中毒患者「師父が光明の未来に導いて下さった」
2007年から修煉を始めた金映杓さんはアルコール中毒だった。170センチの身長に体重は50キロしかなかった。「その時の私は酒がなければ3日も持たず、飲み始めると酔っ払うまで飲んでしまい、立ちあがることができず、身体を壊してしまいました」と話す金さん。のちに甥に勧められて『轉法輪』を読み修煉を始めた。「毎日『轉法輪』を読むようになってから、酒を飲むことを忘れてしまい、自然にアルコール中毒の状態から脱することができ、ほんとうに不思議でした!」と彼は話す。
修煉後の変化について金さんは嬉しそうに、「元の私の皮膚は酒に蒸されて黒く、修煉後は白くなって赤みがさし、体重も正常に回復しました。薄情な性格は温厚になり、心が広くなって人生の方向性が分かり、善い人になることが最も重要なことだとわかりました。今は毎日の生活が楽しく充実しています」と話す金さん。彼の変わりようは周りの人達に良い影響を与え、「両親と親戚は私の身に起きた明らかな変化を見て、私の修煉を支持してくれています。私は仕事においても修煉者の正念を持ち、同僚と和気藹々に付き合い、彼らも私の修煉を支持しています」と語った。
今日の活動の感想を尋ねると、「『世界法輪大法デー』で人々に大法の素晴らしさを現すことができ、とても嬉しく思います。ここで師父に敬意を贈らせていただき、光明の未来へ導いて下さった師父に感謝いたします。師父のお誕生日をお祝い申し上げます」と述べた。
壮観で宏大なパレードは人々を惹きつける
午後2時20分パレードはスタートした。パレードのコースはソウル広場を出発し、市議会前、清溪川広場、光化門、仁寺洞、鐘阁、明洞および楽天百貨店を通る全長4・5キロである。
美しい韓国衣装を着た3人の女性が「法輪大法が広く伝え出され27周年を祝う」の横断幕を持って先導し、そのあと天国楽団、大型の横断幕隊、フロート車、煉功隊、腰鼓隊の順で続き、これ以外の参加者は法輪大法の素晴らしさを伝え、迫害の停止を呼びかけるのぼり旗や横断幕を持ち、壮観で宏大な隊列は、多くの人々を惹きつけた。
両側の歩道にいた人々は現れたパレードに驚き、携帯電話でビデオを撮った。中国から訪れた数人はビデオをとりながら、「ワー、隊列はこんなに長く、とても壮観だ!」と話し、うち1人の女性はほかの数人に、「法輪功は世界各地にあり、カナダでも見たことがあり、きっと良いところがあるはず。信仰はだれも抹殺してはならない」と話した。
中国から来た劉さん(偽名)は、ずっと静かにパレードの隊列を見ていた。この情景は彼に中国共産党がなぜいろんな手段で真相を知るルートを封鎖しているかを思い出させ、「悪いことをする人はいつも後ろめたさがあるからだ」と話した。彼は中国国民の普遍的な考え方に賛同し、中国のマスコミは国民のためにあるのではなく、共産党のためにあると話した。
社会見学で「景福宫」の参観に訪れたソウルの中学生・李宰沅君はパレードを見たのち、「パレード全体は壮観で、とても綺麗だ」と話した。周りにいた友人たちは、「パレードは人に一種の温かさを感じさせる」と話した。
パレードが仁寺洞歩行者天国を通る時、母親と散歩していた崔俸碩さんはパレードの隊列を見た。年齢層は様々で、年配者もいれば、若者もおり、「深い印象が残った」という。中国において法輪功学習者が修煉を理由に集団的に迫害を受けていることに、「心が痛む」という。
当日のパレードの参加者のほとんどが韓国人だと聞いた母親は驚き、これから法輪功を学ぶと話した。
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