台湾南部で秋季一日学法 互いに学び精進する
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 【明慧日本2019年9月3日】(台湾=明慧記者・孫柏・蘇容)台湾嘉義県より南地区の1000人近い法輪功学習者は、2019年8月11日、環境が良い屏東国立中学校で、一日学法と交流会を開催した。お互いに学び合い精進して実修を促した。午前中は小グループに分かれて学法と交流を行ない、午後は全体交流が行なわれた。真相を伝える拠点で、マスコミプロジェクトの中で修煉して悟ったことを交流した。

'图1:二零一九年八月十一日,南台湾法轮功学员近千人于屏东里港国中举办秋季一日学法交流,彼此互勉精進实修,下午全体聚集于活动中心大组学法和交流。'
一日学法と交流会場

'图2:二零一九年八月十一日,南台湾法轮功学员近千人于屏东里港国中举办秋季一日学法交流,彼此互勉精進实修。上午分小组学法和交流,比学比修查找自己的不足。'
小グループでの学法と交流

  学習者・瑋純さん「自分を正に帰し 新たに修煉の道に戻る」

 幼いころから母親、兄弟達と一緒に修煉を始めた瑋純さんは、その当時は、子供だったため、修煉の目的は理解できなかったのだが、しかし大法の素晴らしさを深く感じていたという。一時期、瑋純さんは朝、母親と一緒に煉功したあと学校へに行き、精神状態はとても良かった。毎週の明慧子供学法に参加していた。大小の洪法活動にも参加し、彼女と兄弟達の可愛らしい姿は活動には欠かせないものだった。その時の瑋純さんは「純真の一念で、人々に『法輪大法は素晴らしい』ということを教えたかったのです」と話した。

 しかし、このような彼女も高校生になると、修煉に対して緩み始め、長い間学法しなくなり、法理をもって物ごとに対する見方をしなくなり、常人の娯楽にふけるようになり、徐々に世間に来た目的——「返本帰真」を忘れてしまった。大学を卒業して就職した彼女は、名利を追い求め、お金を稼ぐためには手段を選ばず、刑事訴訟の紛争に巻き込まれていた。瑋純さんは「仕事で挫折して、私は愕然と悟りました。これは偉大で慈悲なる師父が、この事を通して私に棒喝を行なわれ、自分を正に帰し、新たに修煉の道に戻させるためなのだ」と、悟ったという。そして彼女は多く学法して、大法の全体活動にも参加するようになり、自分の仕事時間を適切に按排し、不適切な経営方式を改め、同時にすべての事において「内に向けて探す」ようにしたという。

 裁判所に通う魔難の中で、瑋純さんの内心は平静であったという。「このような試練に直面して、私は必ず繰り返して法の中で自分の執着心を取り除かなければならず、正々堂々と自分がすべきことを行ないます。師父の洪大なる慈悲に感謝します。私を再び修煉に連れ戻してくださいました」と話した。

 記事編集をする中で内に向けて探し 執着を取り除く

 新聞の特別欄の記事と編集を担当している容加さんは、20年前病魔に苦しめられ、治療を受けても治らず、希望が失われた状況下で大法の修煉を始めた。その後、病気が消え去り身体がとても軽やかになったという。彼女は大紀元時報の特別欄の記事を書いたが、編集の仕事に変わって10年が経った。

 容加さんは「書いた文章はペンネームで発表されています。全日のボランティアとして仕事をしていますが、周りの同僚は私のペンネームを知りません。このことにおいて自分は名利の為ではないように見えます。しかし今年になって、自社ホームページで自分の文章に対する読者数を気にしていることが分かりました。自分が書いた文章をほかの編集者から不足を指摘された時、怨恨心が生じ闘争心が絶えず浮き上がりました」。その後、彼女は心を静めて学法し、内に向けて探し「自我」を強調する心を見つけて放下したという。

 容加さんは最近「大法の仕事」を「修煉」と見なした問題に気付いた。学法と煉功を重視しなくなり、脳裏に常にこれから行なおうとする仕事が現れ、文書も他人に褒められるために書いていた。褒められたいだけではなく、他人より優れた文書でなければならず、自我の表現に執着してしまい、修煉の昇華に厳しい妨害となった。容加さんが悟ったことは「修煉者としてはどんなことに出遭っても、偶然ではなく修めなければならず、何のトラブルもなくそこに座って文書を書くだけで次元を高めることができる、そんないい話しがあるでしょうか? 常に内に向けて探し、執着を取り除いてこそ修煉と言えるでしょう!」

 台湾の夜市は、中国からの観光客の人気スポットである。多種多様な販売ブースがあり、品質の良いものが備わり価格が安く、食べ物も美味しく彼らを惹きつけている。そのため、夜市は真相を伝える重要な拠点となり、彩鳳さんは十数年間、悪天候に阻まれることもなく、夜市で中国からの観光客に真相を伝え続け、三退を勧めている。

 彩鳳さんは「始めた最初のころはどのように話せばいいのか分からず、展示パネルを掲げることから始め、ネットで大法の資料をよく勉強しました。それほど難しいようには見えませんが、しかし、恐れる心に阻まれてなかなか口を開くことができませんでした」と述べた。同修に励まされ、数ごとに書き留めて、勇気を出して真相を伝え始めたという。

 最初のころ、中国からの観光客が現れたが彼女は緊張のあまり、書き留めた言葉を全部忘れてしまい、言えたのは「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい、三退すれば平安が訪れる、私が付けた偽名で三退しませんか? あなたは共産党党員、青年団員、少年先鋒隊に加入したことが ありますか? 偽名をつけますので脱退しましょう」だった。するとこの男性はバスに乗り始めたが、大きな声で「私の名前は王X龍と言います。共産党員です」と言った。彩鳳さんは緊張した様子で「あなたは実名で脱退したいのですか?」と聞き直すと、彼は「その通りです」と言ってバスに乗ったという。初めて声をかけた人が勇敢に実名で三退し、彼女はとても感動した。

 彼女は徐々に真相を伝える基本的な要点を把握し、真相伝えも順調に進み、これに加えて毎日真相拠点に行き、心を込めて真相を伝えた。最初の1カ月間は10数人から始まり、30数人、70数人を脱退させ、3カ月後には毎月300人以上を三退させているという。その時から真相を伝え終えると身体中がエネルギーで満たされる。身体が熱くなって、自転車に乗って『論語』を暗唱しながら帰途し、毎日大法に融け込み、修煉の幸せと喜びをかみしめているという。

 新しい学習者「修煉を始めてから、周囲の人との事物が変わった」

 修煉を始めて半年足らずの小蓁さんは、楽しそうに「私が最も幸運に感じたことは、修煉ができたことです」と話した。彼女は賭博と女好きな男性と結婚し、家の事を見返りしない夫と離婚した小蓁さんは、その後に大きな交通事故に遭い、膝を粉砕骨折した。医師から言われたのは治ることはない神経の損傷だという。彼女は3年間寝たきり状態になった。20年間の苦しみを経て、彼女は2019年法輪功9日間講習会に参加し、そして大法の修煉を始めた。小蓁さんは「私は学法と煉功を大切にしています。身体が軽やかになります」と話した。

 2019年2月、小蓁さんは技術を身につけるため、職業訓練校で縫製の勉強をしていたが、彼女は縫製について興味がなかったという。彼女は考えもしなかったのだが、これは彼女に法を得させるために按配された機縁だったのである。縫製を習う生徒の中に2人の法輪功学習者がいて、その2人の各方面においての無私の働きは、冷淡だった縫製グループを楽しい素晴らしい学習の雰囲気をもたらした。そこで小蓁さんは自分も2人と同じようになりたいと思い、9日間の講習会を申し込み、そして修煉の道を歩み始めた。

 小蓁さんは「師父の説法は深く私を震撼させ、人生での苦しみは大法を得るためだということを理解できました」と話した。彼女は毎日の学法と煉功を休んだことがなく、心で師父の法理を体得し、同時に生活の中で実践している。トラブルに遭った時、どのようにして正しく対処するか、遭遇するすべてのことにおいて無条件で内に向けて探して、不足を見つけるようにしているという。彼女は「不思議なのは、周囲の人と事物が優しく親切へと変わり、今の私は毎日喜びの中で生活をしています。大法は本当に洪大で慈悲であり、とても不思議です!」と述べた。

 小学校教師を定年退職した麗智さんは、現役の時、いかに子供弟子を導いて発正念していたかについて交流した。師父は法の中で、正法時期の大法弟子は必ず「三つのこと」を行うようと説かれ、それは学法、発正念と真相を伝えることであり、発正念は修煉者が特異効能を利用して、神通を現して邪悪を取り除く法の宝だという。

 現役の教師だったころ、彼女は学校で「法輪大法クラブ」を作り、最初に教えたのは小学校2年生の生徒で、その生徒は煉功を習い始めると天目が開き、魔が彼らの修煉を妨害している場面が見えたという。子供弟子の難しい所は心を静めてじっと座ることができないので、麗智さんは発正念を教えたという。最初の口訣の「『法は乾坤を正し、邪悪は全滅する』と言っただけで、それらの魔は後形もなく消滅されました」と、それらが2年生の子供に見えたという。

 長年、子供弟子の面倒をみてきたので、彼女は子供弟子が見えたほかの空間の現象を聞き、発正念の重要性と、正法の口訣の威力を認識したという。ある大法子供弟子から、修煉の状態のよい大法弟子はほかの空間において金色に輝いていて、光り輝く無限の神であり、魔は彼らに近づくことはできず、近づけば一目見るだけでその魔は水に溶けたという。麗智さんはこのことから悟ったことは、必ず良く学法して、自分を修めることは非常に重要であるという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/8/13/391414.html)