重苦しい会場内から突然 笑い声が巻き起こる
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年9月21日】2年前のある日、中国本土の某都市で数千人規模の集会が地区レベルで開催されました。表彰台の上の数人の幹部は交代で発言し、会場内は非常に静かでした。近づいてみると会場のほとんどの人が携帯電話を見ており、株式相場を見ている人がいれば、ウィーチャットを見ている人もおり、ネット小説を読んだり、ゲームをやっている人もいました。会場内の皆の手は携帯電話でふさがっていました。

 そして幹部が政治の話をしている時に、突然、重苦しい会場内に歓喜の笑い声が巻き起こったのです。この幹部は一体どんな発言をして皆を喜ばせたのでしょうか?

 この出来事の経緯はこうです。この幹部は上層部の者からイデオロギーの宣伝活動に関する仕事を緩めるわけにはいかない、という命令を受け取りました。そして最近、明慧ネットを読んで、法輪功は米国で1万人以上の集会を開催し、そこで、法輪功の師父が核心をつく内容を説かれたのです。つまり、弟子たちにしっかり修煉することや、真・善・忍に基づいて良い人になるように求められたというのです。そこでこの幹部は「だからこそ、我々は仕事をサボってはいけないのです!」と発言し、会場内に笑い声が起こりました。

 実は多くの幹部が法輪功に対する迫害は間違っており、法輪功が人々に真・善・忍を教えることは正しいということを、とっくに知っていました。

 あの年「文化大革命の四人組(注:男性三人、女性一人)を打ち砕いた」のニュースが流れると、人々は走り回って知らせ合い、銅鑼(ドラ)や太鼓を叩いたり、街頭でパレードを行ったり、家の中で座り込んで4匹(雄3匹、雌1匹)のカニを食べたりしました。 法輪功に対する迫害が終われば、人々はどのような安堵感を感じ、どのように行動するでしょうか?

 注:四人組とは、1960年代からの中華人民共和国の文化大革命を主導した江青、張春橋、姚文元、王洪文の四人のことを指し、文革四人組とも呼ばれる。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2018/9/6/373466.html)