【明慧日本2015年4月4日】台湾北高雄の瑞豊夜市。台湾の様々な食べ物を試食するために、毎晩、中国本土から多くの観光客が殺到してくる。そこには、法輪功迫害の真相を伝える活動拠点や「三退」サービスセンターが設置されている。
![]() 瑞豊夜市に設置された法輪功の資料コーナーと「三退」サービスセンター |
「すみません、脱党手続きはどこでできますか」
ある日、中国本土からきた観光客2人は直接、謝さんに向かってきて「すみません、脱党手続きはどこでできますか」と尋ねた。謝さんが脱党センターのボランティアスタッフだと分かった後、観光客は謝さんに1枚の紙切れを渡した。紙切れに脱党者の名前が記載されており、そして「脱党の手続きをしてください。中国を出ないと、法輪功が良いものだと知りませんでした。もっと多くの国内の人に法輪功の真相を伝えてください、台湾の方にお願いします」と書かれていた。
ボランティアスタッフの管さんは、パネル資料の傍を通りかかった若者に「失礼ですが、共産党員でしょうか」と声を掛けると、「え、共産党員? 加入すれば、酷い目に遭うよ」と若者は返事をした。
ある60代の男性は、パネル資料を読んだ後、「共産党を解体させないとだめだ。悪らつすぎる。共産党が解体しないと中国の人々に将来はない。脱党を支持する」と語った。
怖い表情をした観光客もいたが、資料を読んだ後、表情は優しく変わり、「共産党はひどすぎる! 脱党させてほしい」とスタッフに頼んだ。
ガイド「一人一枚ずつ、本土で見られない真相を伝える」
今年の年初、真相を知っているあるガイドは「私のバスには40人います。40部の資料を持ってきてください、私が皆に配布します。一人一枚ずつ、本土では見られない真相を伝えます」とスタッフに頼んだ。
河北省から来たある中年女性は「お姉さん、お姉さん、ちょっとあちこち回ってみます。後で戻りますので、真相資料を一式私に残してくださいね」と資料を頼んでおいた。
無神論者「信じるので、脱退させてください。ありがとう」
遼寧省からのある若者はパネル資料を長い間、見つめていた。そして、いきなり向きを変えてスタッフボランティアの郭さんに「神様がいることを信じません。見えませんから。何か信じさせてもらえる方法ありますか」と質問した。郭さんは「我々は毎日空気を呼吸しています。空気は見えませんが、存在しています。神様が見えないからといって神様がいないとは言えませんよ」と回答した。
「見えないから存在していないとは言えません。そうですね。前に友人から聞きましたが、外国では法輪功を習っている人がたくさんいるそうですが、私は全く信じませんでした。今日、善良で優しい法輪功学習者たちを目にして、信じるようになりました。脱党させてください。ありがとう」と若者は語った。
「少し時間をください。次の観光地で脱党します」
山西省からの夫婦2人は個人旅行(団体ツアーではなく)で台湾にやってきた。資料を受け取った際、スタッフの黄さんは「台湾旅行のチャンスを利用して脱党しませんか」と丁寧に聞いた。夫婦2人は「まずこれらの資料を読み終わるまで少し時間をください。次の観光地で脱党します」と返事した。
表情が冷たくて、高級なおしゃれをしていた中年女性がいた。友人を待っている間、パネル資料の前に立っていて、迫害の真相、特に中国共産党による生体臓器狩りの真相の資料を見た後、冷たい表情が注目するような顔に変わった。スタッフから資料を受け取ったときに「全セットをください。旅館に帰ってからきちんと読みます」と言った。