真相をはっきりと伝え、必ず救われるようにする
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文/ 河北省の大法弟子

 【明慧日本2017年4月1日】以前、真相を伝える時、面と向かってではなく、携帯電話で伝えているとき、ある人は二言三言で三退し、ある人は大災難や中国共産党の腐敗の話を聞いてから三退に同意していました。私は最後に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を覚えるようにと彼らに教え、テレビでの「焼身自殺事件」や「殺人」などの報道はすべて共産党が人々を騙すデマで、決して信じないように、騙されないようにと伝えて終わっていました。多くの人が三退に同意しましたが、法輪功についての基本的な真相については、はっきり伝えていなかったために全然分かっていませんでした。

 ある日、タクシーに乗っている時、運転手に三退させてあげようとすると、彼女はすでに三退したと言い、続けて私に聞きました。「焼身自殺事件」と、法輪功とは一体どういう関係なのか、これらのことが分かっていませんでした。このことは私に大きな衝撃を与えました。なぜ私にこのような人と出会わせたのか、内に向けて探しました。そしてとても驚きました。もしかして私が以前に三退させた人たちの中にこのような人がいたのではないでしょうか? もし彼らが法輪功の真相を真に理解していなかったら、この生命は本当に救われたことになるのでしょうか? 最終的に師父の要求された法が人を正す時期の基準に到達出来ないのではないでしょうか。やはり淘汰されることになるのではないでしょうか? これでは費やした労力の半分しか成果がないことではないでしょうか!

 ここまで考えると、師父の慈悲なる済度に申し訳なく、さらに大法弟子が衆生を救い済度する使命は恥なのです。師父は明確に指摘されています。「脱退させるのが目的ではなく、真相を伝え人を救うために行なっています」[1]

 私は決心しました。急いで法の中で自分を正し、以前の不足を補い、三つのことをする中での、任務を終わらせようと思う人心と、いい加減に事を行う党文化の要素を取り除き、本当に心を込めて行うようにし、法輪功の真相をくまなく伝え、真に人を救うようにします。

 一、三退後のある人について

 ある夜のこと、真相を伝える電話をかけ始めると、江蘇に住む男性とつながりました。まずその人に、天は共産党を滅ぼすことを教え、三退すれば平安を保てることを教えると、彼は分かったようで、党や団体から脱退することに同意しました。それから電話を切りました。以前なら、それで終わりで、彼はすでに同意して脱退したのだから、彼の生命はすでに救われただろうと思っていたのですが、今回私はあることを認識しました。まだ彼に法輪功の真相を伝えていませんでした。それではいけません。私は必ず彼にまた電話をかけなければいけないと思いました。

 そこでまた再度かけました。彼に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を覚えるようにと教えましたが、私が言い終わらないうちに彼は激昂しました。「これは反動だ、共産党に反対している。私は共産党を信じている。法輪功を信じない」。私はこれを聞いて急いで話題をつなげて話しました。とても冷静に穏やかに「あなたは共産党による虚言に騙されています。法輪功は佛法で、人に心を修めて善を向上すように呼びかけているだけです。江沢民は政権を握ってから良いことをしたことはこれまでになく、国を腐敗させ、真・善・忍を信仰する良い人を迫害しました。彼の迫害政策を実施するために、人民を騙して天安門広場で演出をしました。『天安門焼身自殺事件』は人を騙すものです。現在、全世界はそれが人を騙すためのものだったと知っています。あんなに人が燃えているのに、ペットボトルは少しも損傷していません。突然起きた1分たらずの出来事なのに、ちょうどよく記者が撮影して録画できるでしょうか? 警官があんなに早く消火器を持って来て消火出来るはずがあるでしょうか? よく考えてみてください、これらはあらかじめ準備されていた道具ではありませんか? あなたは決してそれらに騙されないでください!」

 相手はずっと黙って聞いていましたが、そして言いました。「(師父の名前を言って)アメリカに逃げたんでしょう?」というので、私は「アメリカに逃げたのではありません。私たちの師父は95年の初めにすでに国外へ招待されて法を伝えに行かれました。現在、世界中ですでに100カ国以上の国と地区で、多くの人が大法を学んでいます。私たちの師父は各地区の政府から三千もの表彰を得ています」と言いました。彼は「そうなんですか!」と驚いていました。私は「そうです。習近平が汚職官僚を捕まえていますが、それらは全て法輪功を迫害していた人たちであり、それが主な原因で、最終的にあの邪悪集団のトップであり、法輪功を迫害した元凶は江沢民です。17年の迫害の中、彼は法輪功修煉者を叩き殺す命令をしただけでなく、それを自殺したことにして、生きている法輪功修煉者の体から臓器を摘出して売買し暴利を貪っています。善悪には報いがあることは天理です。人が治めなければ天が治めます。悪いことをすれば返さなければいけません。中国共産党は現在すでに悪事の限りを尽くし、天によって滅ぼされます。黒雲はまもなく散り、明るい光がまもなく到来します。法輪功は近い将来、必ず冤罪を晴らす時がくるでしょう!」と詳しく伝えました。

 彼は「でしたら冤罪が晴れるのを待ってから私も習いましょうか」と言いました。私は「あなたは今から心を込めて『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じてください。そうすれば神佛のご加護が得られますよ。先ほどあなたに別名をつけて三退させましたね。あなたは平安を保つことができるでしょう。分かりましたか?」と言うと、彼は喜び「分かりました。ありがとう!」と言いました。私は「感謝するなら私たちの師父に感謝しましょう! あなたの生命が救われたことを祝福します。あなたが自分のために美しい未来を選択したことを祝福します」と言いました。

 電話を切ってから、ほっとしました。深く感じたことは、修煉者として、師父が行うようにと言われたことに私たちは従い、一点の手抜きもしてはならず、師父のおっしゃる通りに行えば、最も良いことです。決して自分の認識を固守してはならず、自分の好みで事を行ったり、長期にわたって自分の次元で見たことで法を理解したりして固守したりしてはいけません。思い切って自分を突破し、それらの束縛を否定して、突き破ってこそ、やっと法に同化し、やっと絶えず向上して昇華出来るのです!

 二、頭の中にいっぱい「共産党のデマ」がつまっていた人

 それ以降、真相伝えをするとき、私はなるべく真相を全面的にくまなく伝えて、相手が本当に分かるようにし、真に救われるようにしました。こんな経験がありました。ある時、連雲港の男性に電話がつながりました。この人は中学校の国語教師で、50歳すぎで、頭の中には「共産党のデマ」がいっぱいつまった人でした。

 私は話し始めました。「中国共産党が政権を奪取して以来、さまざまな運動を起こし、良い人を迫害してきました。特に今回は法輪功を迫害しています。これらの人たちは真・善・忍を修める良い人たちです。中国共産党はすでに悪事の限りをつくし、必ず天に譴責(けんせき・悪い行いや過失などをいましめて責める)され、天が中国共産党を滅ぼす時が近づいています。ですから、私たちは党や団体の組織から出てやっと難を免れることが出来るのです」。彼はすぐに私を遮って、「それは反動的だ」と言いました。私はすぐに彼に文化大革命の時にあった互いを戦わせた話をしました。劉少奇が迫害によって亡くなった事実を言いました。彼はまた私に反論して言いました。「それは敵を攻撃し、群衆を鍛錬したのです」。

 私は彼の話を聞き終わらないうちに続けて言いました。「江沢民が政権を握ってから真・善・忍を修煉する良い人たちを迫害しました。人類の道徳は一瀉千里で滑り堕ちています。中国共産党の数十年の統治を見てください。中国の大地はどこもかしこも傷だらけで、民は安心して生活できません。ここは十悪の毒世になりました。私たちの師父は真・善・忍という美しく素晴らしいものを私たちに教えてくださいました。まるで甘露を人間に注いでいるようです。悪事をや尽くした中国共産党は、良い人を恐れているので、必然的に反対するのです。私たち法輪功修煉者は中国共産党が言っているようなものでしょうか。それは違います。そうではありません。それは反動ではありません。人間の正義は守られるべきで、『憲法』を守り維持し、私たちの信仰の自由は権利なのです」

 言い終わると、相手の態度が緩和しました。私に「『天安門焼身自殺事件』のことはどうなっているのか? あなたたちの師父はどうして国外へ逃げたのか?」と聞いてきました。私は彼に「天安門焼身自殺事件」のいくつかの疑問点をのべ、法輪大法の国外での盛況ぶりを話しました。最後に、「中国共産党を除き、他の国の人は皆好んで真・善・忍を信じて良い人になろうとしています」と伝え、さらに、彼に二つの物語を話しました。一つは、ある修煉者が6千元を拾いましたが、落とした人に返しました。その落とし主の家の人は皆法輪功に対する見方を改めました。もう一つは、ある夫婦が経営する商店では、誰を雇ってもお金を稼ぐことができず、自分の家の親戚を雇ってもダメで、経営が行きづまった状況下で、2人の法輪功修煉者を雇いました。それからというものお金を稼げるようになり、一分のお金も無くなりませんでした。最後に店長はお金を数えることすらしなくなり、店も構わなくなり、すべて彼女たちに任せたのです。あれから、十数年たちましたが、一分のお金も間違いがありません。この事実に直面して、中国共産党のデマは攻撃性を失い自滅したのです。

 相手はずっと黙って聞いていましたが、私は彼が理解したと感じました。彼の身にある共産邪霊の要素が少しずつ解体されていくのを感じました。最後に彼は力なくこう言いました。「共産党がなければ新しい中国もないだろう」。私は国民党の抗日戦争中、どれほどの人が戦死したかの数字を彼に言いました。又国際的にも共産党国家は解体されつつある状況を彼に言いました。最後に成住壊滅の歴史の規律を教えました。この時彼は私に聞きました。「あなたは共産党はいつ滅亡すると思いますか? あなたが正しいかどうかを確認してみます」。私は「具体的な時間は天が決めることです。しかし私はとても早いと知っています。その時になれば真相が現れ、あなたの救われる機会もなくなります」

 彼は「私はよく観察してからまた伝えます」と言いました。私は「先に脱退してもあなたの観察に影響しないでしょう。もし明日中国共産党が解体したら、あなたが救われる機会も無くなってしまうのではないですか?」と言いました。彼は「私は党に入ったことはありません。団ならあります」と言いました。私は「私があなたに別名の『明智』という名をつけて脱退させてもいいですか?」と聞きました。彼は「私たちはもう90分も話しています」と言いました。私は「あなたも縁があって救われるべき生命です。早く脱退して平安を保ちましょう。私たちの今夜の90分の交流は無駄にはなりません」と言いました。彼は「分かりました。では脱退します」と言いました。私はまた彼に吉言の言葉を教え、覚えるように言いました。彼は喜んでうなずきました。

 電話を置いて、ふと時計を見ると、すでに夜の10時半をまわっていました。この電話は9時にかけたものです。本当に90分も話していました。頭の中にいっぱい邪党の虚言が詰まった人は大法弟子の慈悲の中で脱退し、さらに師父の加持の下で、共産邪霊のコントロールを解体したのでした。この生命は本当に救われました。また彼の背後にある無数の衆生が救われました!

 師父は「もしあなたの正念が強ければ、邪悪が解体されます。本当の慈悲の力は全ての正しくない要素を解体することができ、あなたが話をしているときエネルギーを外へ放出しており、邪悪のものが解体され、ほかの空間の邪悪はその人に近づき、その人を制御することができなくなります。このとき、人間に道理を説いてあげれば聞き入れ、中共邪党に注ぎ込まれたそれらの虚言を打ち破ることができ、その人の誤解を解くことができるのです」[2]と説かれました。この生命が救われたことを通して、私は師父のこの段の法をさらに深く理解できました。

 現在、面と向かって真相を伝えたり、または携帯電話で真相を伝えるにしても、私はなるべく真相を全てはっきりと伝えるようにしています。生命が本当に救われるようにし、救おうとする全ての人を必ず救うようにします。もし三退し、ネットが出来る人で、さらに多くの真相を知りたい場合は、私は彼らの住所を聞いて、ネット封鎖を突破するソフトを送ります。また頻繁に彼らと連絡をとるようにして、コミュニケーションをとるようにしています。彼らにどうすれば明慧ネットに繋がるかを教え、どのように『共産党についての九つの論評』を探すのか、どのように各種の法輪功の資料を探すのかを教え、彼らが常人の新聞に騙されないように、大法の真相を見ることを忘れないようにさせます。ある人は大法の本を見たいと言い、私は彼らにどうやって検索するかを教えました。またある人は煉功を学びたいと言い、私は彼の地元の同修と連絡を取り、教えに行くよう手伝いました。

 以上は私が昨年に真相を伝え、人を救う中で体験した体得です。つまり法輪功の真相をはっきりとくまなく伝えること、人を必ず救うことです。法の上で不適切な所があれば同修の慈悲なる是正をお願いします。

 合掌

 注:
 [1]  
李洪志師父の経文:『二〇一六年ニューヨーク法会での説法』
 [2]  李洪志師父の経文:『マンハッタン説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/19/342540.html)
 
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