青島市の迫害死した何立芳さんに 臓器摘出の疑い
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 【明慧日本2020年1月19日】(山東省=明慧記者)壮年期の青島市即墨区の法輪功学習者・何立芳さんは2019年7月2日に、青島市610弁公室、即墨610弁公室、即墨区裁判所、検察庁、即墨区支局北安派出所、北安通り長直院コミュニティ、北安通り事務所、普東留置場、青島市城陽区第三人民病院などの部門が共同する残虐な迫害により、死亡した。享年45歳の若さであった。

'图1:何立芳'
何立芳さん

 事のいきさつは、派出所が法律と道徳の良知を無視して卑劣な手段で長年放浪生活をし、生活に困窮している何立芳さんを連行したことから始まった。留置場側が中枢神経を破壊する薬物を使用したことによって、何さんは正常な思惟と行動する能力を失い、無残にも灌食されたことで何さんは生命の危険な状態に陥った。また、救急措置をとる名目で生体臓器狩りの真相を覆い隠し、さらに家族を恐喝したり、真相を知られないように徹底して情報が漏洩しないように封鎖した。しかし、遺体の胸部の縫い合わせた跡と背中にある空洞から推定すると、生体で臓器を摘出された可能性が極めて高いということが考えられる。

 「緊急救助」の看板の背後にある罪悪

 2019年6月30日午後、何さんはすでに城陽区第三人民病院に運ばれた。その際に、二十数台のパトカーが出動し、コミュニティの人員らも午後から病院へ監視役として務めた。2019年7月1日の朝に家族は突然、普東留置場からの電話を受け、「何立芳は城陽区第三病院(夏荘郷鎮レベルの病院)へ向かって送られ、普東留置場は専門家に頼んで、何立芳のために治療をしている」と告げられた。そして、何さんの両親は城陽第三人民病院へ送ってもらったという。

'图2:城阳区第三人民医院'
城陽区第三人民病院

 城陽第三人民病院は粗末な郷鎮病院で、留置場から三十数キロも離れた所にあり、夏荘通りのある細い道の傍に位置し、左側に住宅地があって比較的辺鄙な場所である。この病院は以前に偽薬を販売したことや、血液透析の際にB型肝炎のウィルスに感染した血液を使用したことがあるため、有名になった病院である

 家族は「即墨区、城陽には大病院が数軒あり、夏荘より近いのに、なぜ、わざわざ小さなこの病院に送ったのか」と疑問に思ったという。

 2019年7月1日午前、何さんの両親は城陽第三人民病院に着いた時、何さんはベッドに横たわって全身に多くの管を挿し込まれ、胸には器具をつけられ、ぼうっとして一切の反応がなかった。「治療」を受けているうちに、何さんは足を丸めて縮こませた。医者の話によると、何さんの肺は留置場で管を挿し込まれた時に損傷したという。

 当日、何さんの姉夫婦が病院に駆けつけた時、ある男性の医者が何さんの口に管を挿し込んでいるところで、挿す度に何さんは全身を震え上がらせ、電気ショックを受けたように、とても苦しんでいるように見えたという。

 何さんの姉は泣いて声がかれ、警官らは近づけないように姉の行動を阻止した。姉の夫は何さんを連れて帰って治療すると要求したが、北安派出所の警官らは許可しなかった。

 夜になると大勢の警備員を調達し、警官「口を出す者がいれば、すぐに連行する」

 夕方になると、留置場の人員は何さんの両親に「あんた達はここにいても役に立たないので、帰って保証人を立てる手続きをしなさい」と告げた。そこでおとなしい両親は、言われるまま家に帰った。しかし、自分の息子が生命の危険に晒されていることを認識した両親は、その夜、また家から病院に駆けつけた。派出所の警官らは家族が近づけないようにガードし、両親のカバンの中の携帯電話をチェックし、録音やビデオ撮影を恐れ、家族を外に追い出した。

 即墨610弁公室は、その夜に大量の警官らを出動させ、事情を知っている法輪功学習者や親族に対して監視した。また「口出す者がいれば、すぐに連行するぞ」と脅かした。そこで何さんの姉の夫は、派出所の警官らに厳しく監視されるようになり、どこに行っても、警官らは必ず着いて来た。

 2019年7月2日の朝、普東留置場の警官らが立ち退くと、今度は即墨区北安派出所の警官らと交代した。そして、警官らは家族を病院から追い払った。城陽第三人民病院に横たわっている何さんの身の回りには、1人の身内もおらず、病院の中ですべて配置された派出所の警官らだけであった。

 情報筋によると、2019年6月30日から7月3日まで、派出所と即墨公安は多くの手錠を用意して、現れてくる法輪功学習者を待っていた。二十数台のパトカーと200人余りの警官らが出動し、3日には特に数多くの警官らがおり、いつでも連行できる体制を取っていた。

 胸に傷口があり、背中にも傷口があった

 7月2日午後から夜までの間が、何さんが殺害された時間帯だと推測される。7月3日午前10時、家族は何さんの死亡を通知された。家族は何さんの遺体を引き渡すようにと要求したが拒否され、「俺たちが処理する」と言われた。

 午後、家族は北安葬儀場に行き遺体を見ることを要求したが、初めは北安派出所の所長は許可してくれなかった。家族が強く要求して北安陳情部門に案内され、ここで返答を待つようにと言われた。その後、村委員会の書記が表に出て来て求したので、2時間後ようやく遺体を見ることを許可された。

 何さんの遺体は、胸に縫い合わせた傷口があって、背中にも傷口があり、顔の表情はとても苦痛の表情で口が開いており、鼻と口の中に血痕があって、歯の隙間にも溢出した血液が付着し、身体全体が傷だらけで、足と腕はほとんどが青黒くなっており、注射された針穴もはっきりと見え、首に火傷による水ぶくれがあった。

 家族は「なぜ遺体に傷口があるのですか?」と質問したところ、派出所の警官は「死因を調べるのに、解剖したためだ」と答え、また青島市の法医が来ると言った。しかし、日が暮れても、法医の姿は現れなかった。

 何さんの遺体にある傷口について、何さんの死因を判断する最も重要な証拠にもなるのだが、その後、家族はこの件について否認した。おそらく、脅迫を受けたからであろう。

 北安派出所はこの火葬の全過程に直接関わっており、家族を厳重に監視した。葬儀場の内外の至る所に武装した警察官を配置し、私服警官と北安通り事務所の関係者らが30人余り配置されていた。遺体を火葬した後にもかかわらず、4台のパトカーを出動させ、村の中で厳密に監視し続けた。

 17年間放浪生活していたにもかかわらず、610弁公室の者に「2番の人物」と決めつけられる

 何さんは北安街道長直院社区に住んでいた。法輪功の信仰を堅持したため、何さんは、青島市公安局即墨区支局北安派出所の警官らに何回も嫌がらせをされ、連行され、拘禁された。2001年、何さんは即墨留置場で警官らの指示を受けた17人の受刑者に、ひどく殴打された。それで、何さんは数度も意識不明になった。それから、救急車で病院に運ばれた何さんは、医者に「手遅れだ、もう救えない」と言われた。

 九死に一生を得た何さんは、家族に家に迎えられて帰宅して意識が戻ったとき、法輪功の功法を煉り続け、徐々に身体を回復できた。当局の人員が、何さんの体が快方に向かったと知って、24時間何さんを監視し、またも嫌がらせを働いた。それで、何さんは余儀なく家を離れ、17年間も放浪生活を強いられた。

 騙されて連行されてしまい、すぐに罪名を付けられる

 長年放浪生活をしていた何さんは、ずっと年配の両親を心配して面倒を見ようと思っていた。2019年5月5日の直前、何さんは両親に会いに帰省する途中で、身分証がないことが原因で、即墨の交通警察に2000元(およそ3万2000円)の罰金を押収された。この金額は何さんにとって莫大な金額となり、身分証を作らなければならない状況に追い込まれた。他人を通じて、何さんは2019年5月5日に、派出所の警官に言われた通り、北安派出所に身分証明書の手続きをしに行ったが、そこですぐさま連行された。

 2019年5月5日、北安派出所の警官らは何さんを見て、「あなたは何立芳だよね、とても立派な人じゃないですか、ハンサムだし、もし中国共産党に反対しなければ、身分証を作って就職でき、どんなにいいことだろう」と言った。何さんがまだ返事もしないうちに、目の前に現れた警官ら2人に手錠をかけられ、直接、普東留置場まで連行された。

 2019年5月14日、何さんに対する逮捕令状が発付され、5月23日に即墨区検察庁は何さんを裁判所に起訴した。この一連の出来事は急速に進んだ。即墨610弁公室の人員は証拠が何もなくても、罪名をでっちあげて、早々に資料を作成した。

酷刑演示:野蛮灌食
拷問の実演:無理やり、灌食される

 何さんは普東留置場で断食してこの迫害に抗議したが、強制的に無理やり灌食され、あまりにも酷く殴打され、大小便を失禁するようになり、全身傷だらけになって、危篤状態に陥った。

'图3:青岛市即墨区普东看守所'
青島市即墨区普東留置場

'图4:即墨区公安分局'
即墨区公安支局

'图5:北安派出所'
北安派出所

 2019年6月25日、即墨区裁判所は何さんが危篤状態であるにも関わらず、留置場で臨時に設けた「裁判室」で、何さんに対して開廷した。警官は何さんをかかえて部屋から「裁判室」に連れて行き、何さんを椅子に無理やり座らせた。その間、何さんの鼻からずっと液体が出てきたが、その液体を1人の警官が拭き続けていたという。

'图6:即墨区检察院'
即墨区検察庁

'图7:即墨区法院'
即墨区裁判所

 関係者の分析によると、何さんを城陽第三人民病院に送り、「緊急措置」を取った理由はいくつか考えられる。一つ目は治療の目的ではないからである。もう一つは小さい病院ほど注目されずにすみ、目立たないことである。最大の理由は、この病院は青島流亭国際空港まで10分もかからず、摘出された臓器を最も迅速に、他の地域に運搬できることにあると考えられる。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/12/3/396578.html)
 
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