貴陽市の賀雲傑さんと劉淑亜さん 懲役3年の不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年11月27日】(貴州省=明慧記者)貴陽市の女性の法輪功学習者(以下、学習者)の賀雲傑さん(48)と劉淑亜さん(54)は、「真・善・忍」の信念を堅持し続けたため、162日間不当に拘禁された。今年11月19日、2人は南寧区裁判所にそれぞれ懲役3年の実刑判決を言い渡された。

 賀さんは貴陽市鉄道旅客部門の材料庫管理員である。賀さんが保管している物資は、ほとんど家庭で使える生活用品であり、友人や親戚に生活用品を持って帰るようにと頼まれても、賀さんは店から買ってきて、友人や親戚にあげていた。勤務先では、賀さんは上司や同僚から良い評価を得ていた。

 劉さんは貴陽市鉄道旅客部門の元職員。以前の劉さんは短気で、家の事をすべて自分の一存で決めていた。そのため、劉さんの家族や姉妹たちは、劉さんの機嫌を損なわないように気をつけていた。法輪功を学んだ後、劉さんは心身とも大きく変化し、日々の生活の中で修養や徳を重んじるようになり、心の底から良い人を目指し、家庭が睦まじくなった。

 コロナウイルスが拡大していた5月中旬、賀さんと劉さんは市民に法輪功迫害の真相を理解してもらい、感染症を乗り越えようと呼びかけ、法輪功の資料を配布したが、法輪功に誤解を持っている市民に通報され、6月10日に貴陽鉄道公安局、南明区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、二戈寨派出所の警官らにより連行され、五当区三江留置場に拘禁された。

 11月19日午前、貴陽市南寧裁判所で、賀さんと劉さんに対する裁判が行われた。裁判を傍聴できるのは、1人につきそれぞれの近親者2人だけだった。

 裁判所はまず、2人の学習者にそれぞれ懲役3年の実刑判決を宣告し、それから「法輪功の資料を配布した罪」であると発表し、最後に2人の自己弁護を許可した。

 2人は「法輪功を学び、真・善・忍に基づいて良い人になることは間違っていません」と主張した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/22/415428.html)
 
関連文章