テーブルを叩き付けた公安局の局長に会った
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 文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2020年12月7日】夫の同級生に、肺に転移した進行性肝がんを患っている人がいます。私は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を真摯に唱えることで、多くの末期の病人が病気から回復していることを伝えました。神仏は人の心を見ていて、誠実な心が一番です。夫の同級生は本当に心から唱えてくれたので、どんどん体調が良くなっていきました。2カ月後に健康診断で病院に行きましたが、結果は全て正常でした。

 街中でよく出会う男性に、この朗報を伝えたいと思いました。男性は70歳くらいで昔は局長だったと聞いたことがありますが、男性は腹部が腫れており重篤そうな顔をしていました。

 ある日、小雨が降っていて、外を歩いている人はほとんどいませんでしたが、スーパーの前で、この男性に出会いました。私は挨拶をした後、話したいことを伝えました。すると彼は、穏やかな言葉遣いで「あなたは大法弟子ですよね。あなたの名前を教えてくださいませんか?」と嬉しそうに私に言いました。私が自分の名前を言うと、彼も素直に自分の名前を言ってくれました。彼は「あなたは本当にいい人ですね」と言い、また彼は「私の知り合いの局長は大法弟子です。多くの法輪功の真理を聴いたことがあります。『法輪大法は素晴らしい』ということが分かり、自分も加入していた共産党の組織から脱退しました」と話しました。

 私は「今の体調はどうですか?」と聞いてみました。彼はシャツを持ち上げて見せてくれました。「帯状疱疹のような変な病気で治らないのです。今は外のかさぶたが腹部の内側にあります。いくつかの大きな病院で診てもらいましたが、既に10万元(160万円)以上の費用がかかっています」と言いました。

 私は法輪功迫害の実態のUSBカードを渡しながら、「これをよく見てください。体の調子が良くなります」と言いました。彼は受け取ると大事そうにしまい、お礼を言った後、私に向かって敬虔そうに手を組んでいました。その時、周りの全てが止まったかのような感動的なシーンでした。小雨の中、私たちはお互いに、彼は心から感謝し、私は心から祝福していました。

 その後、彼の名前がよく頭の中に浮かんでくるのですが、どうしてこんなにも親近感が湧くのでしょうか? ある日突然思い出しました。20年前、彼は地元の公安部長でした。その時、私は大法のために北京に陳情に行きましたが、帰ってきたらテーブルを叩いて横柄な態度で叱責するなど、不当な尋問をしてきたのは彼だったのです。

 彼は、在任中は共産党に支配され、大法弟子を迫害するために悪いことをするように騙されていました。今の彼の病気の苦しみは、江沢民が大法を迫害するために、彼らを利用したことに起因しています。幸いにも、彼は真実を聞くことができ、自分の頭脳で分析し、共産党により嘘の毒害を断ち切り、これは人生の最大の幸運だと思っています。私はこの人のために、心から喜んでいます。

 私は、師父の浩蕩たる佛恩と、法輪大法の偉大さを深く感じています。すべての命は、法輪大法によって救われる機会があります。人々がそれを大切にすることを願っています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/28/415519.html)
 
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