ポンペオ氏 「中共は世界のすべての人にとって最大の脅威である」
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 【明慧日本2020年12月25日】(明慧記者・王英)米国国務長官のポンペオ氏は12月14日、ニュースマックスの取材に応じ、「中国共産党(以下、中共)は、米国の国民と自由世界のすべての人にとって最大の脅威です」と語った。

 ポンペオ氏は、「トランプ大統領の外交政策は、これまでの歴代の政権の政策と根本的に異なっています。私たちは多くの障害を打ち破り、大きな成功を収めており、アメリカ国民の安全を守ってきました。米国優先とは、米国としての国だけを意味しているのではなく、アメリカ国民とその安全を第一に考えているという意味です」と語った。

 またポンペオ氏は、「中共の脅威を世界に認識させるために行った仕事であれ、中東全体の平和と安定を促進し、イランを退却させた事実であれ、トランプ政権は最初の4年の任期の間で、国際的な成功を収めたと思います」とトランプ政権の功績を称賛した。

 「中共は米国の国民、および自由世界のすべての人にとって最大の脅威です」と強調し、「習近平主席は『軍民融合』を利用して、軍事力を発展させようとしています。また中共は、影響範囲を拡大するために政権を確立しようとしており、アメリカ人の数百万人分の仕事を盗むことを含めて、商業活動を通してこの目的を達成しようとしています。これらはアメリカの国民に本当の脅威をもたらしています」と言及した。

 「民主党と共和党はすべて中共に対して平身低頭し、中共の脅威に対して見て見ぬふりをしています。トランプ大統領は、対中政策を転換させた民主国家と、自由市場経済との同盟関係を構築し、中共の脅威に抵抗した最初の大統領です」とポンペオ氏は、対中緩和政策を採った米国の政治家を批判した

 ポンペイ氏は、中共のスパイが、米国の教育機構に浸透していることにも言及した。「現在、36万の中国の留学生がアメリカで勉強しています。勉強の目的で来た学生もおり、多くの人は卒業した後、帰国します。私たちは中国の人々に関心を持って、彼らの成功を願っています」

 「しかし、私たちの研究機関から機密を盗むことを許すことはできず、孔子学院にアメリカの国民に不利なことをさせるわけにはいきません。これらはトランプ大統領が行っていることです。私たちは成功しつつありますが、まだやるべき仕事がたくさんあります」

 「中共は、アメリカの市議会議員や市長、州知事にも影響を与えていました。アメリカの国会議員に近づくために国家安全部から人を派遣しています。彼らはアメリカの選挙で選ばれた官員の候補者に、中共に対する見解に影響を与えようとしています」

 「ヒューストンの中国領事館を閉鎖したのは、彼らがスパイ活動をしていたからです。もし米国が正しいことをしたら、私は自信を持ってやり遂げます。現在直面している課題と同様に、中共の課題に向き合うことができます」

 ポンペオ氏は、中共による香港の立法制度への破壊を厳しく非難した。「香港メディア業界の黎智英氏は本当の愛国者で、彼は深く香港の市民に関心を持っています」、「習近平主席は香港の人々に自由を享受させ、50年変わらないと約束していましたが、今は約束を破ってしまいました。香港版国家安全法が実施されたことで、黎智英氏は監禁されました。黎氏は、ただ香港の市民の基本的な人権を話したに過ぎません。これは習近平主席が約束を守らないもう一つの例です」

 そして、香港が共産主義のもう一つの都市になるのではないかと懸念しており、「これはあまりにも残念なことです。習近平主席の約束と矛盾しています。それは、あなたがまったく中共を信用できないという、もう一つの事実です。あなたは必ず、彼らの言ったすべての事を検証しなければなりません」と述べた。

 中共ウィルス(武漢肺炎)に言及した際、ポンペオ氏は「世界はすでに、力を入れて中共の責任を追及し始めました。ウィルスは中国から来たこと、中共がウィルスの危険性を隠蔽したすべての事実を世界中が知っています。中共は海外への人々の旅行を許可しました。その結果、今では世界中で100万人以上の人が命を落とし、膨大な経済的損失をもたらしました」、「中共はこれに対して直接責任を負い、世界は力を合わせてこれに対応しなければなりません」と述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/16/416581.html)
 
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