武漢肺炎の蔓延時 留置場で人を救う
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 文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年2月19日】中国共産党(以下、中共)の法輪功に対する迫害の中で、私は信仰を堅持したため、武漢市のある留置場に不当に2年以上拘禁されました。この時、私は師父の洪大な慈悲と大法の威力を目の当たりにしました。 

 2020年の初頭、武漢で中共ウイルスの伝染病(武漢肺炎)が大流行しました。武漢の街全体が閉鎖され、留置場も例外ではく、すべての弁護士との会見が取り消され、罪状認否と法廷審問さえ取り消されました。留置場の警官とすべての拘留中の人たちは、皆びくびくしており、自分が感染するのではないかと恐れていました。

 私はその時、ある監房に移動させられました。監房に入ると、私は「早くこの人たちに三退するように勧めよう。さもなければ、伝染病がすでに流行している現在、彼らは非常に危険である」と考えました。そこで私は「掛角」(留置場の警官が選んだ監房の牢名主)から始めました。一人一人に「法輪大法は素晴らしい」と「三退するとどうして回避することができるか」について説明しました。

 牢名主(ろうなぬし)は胡という苗字で、賭博場を開いたとして逮捕されていました。私は「この監房であなたを知ったのも何かの縁です。今、伝染病がすごい勢いで広がっていますが、一銭も使わずに平安を守る秘方があります。あなたは聞きたくありませんか?」と彼に話しかけました。彼は反対しなかったため、私は続けて「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』をしっかり覚えれば平安を守ることができます。法輪大法は佛法で高徳の大法であり、中共の残酷な迫害の下で、世の人がもし善悪をはっきり見分けて中共のうそを拒絶し『法輪大法は素晴らしい』と信じることが出来れば、神、仏陀は苦難の中であなたを保護されます」と彼に話しました。

 胡さんは私の話を聞き終わった後、大いに信じていました。すぐに彼は「少年先鋒隊から脱退したいです」と言いました。また大声で「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と言ったのです。何日間か経ったころ彼は突然熱が出ました。警官に報告し、警官は心配してすぐ彼を引き出して体温を測りましたが、しかし結果は正常だったのです。それからは、彼は私にとてもよくしてくれました。法輪功を修煉している人は他の人と違って、苦難に耐える力が強いのです。胡さんは釈放された後「法輪大法を修煉するつもりです」と私に話してくれました。

 拘留中の肖さんは、友人と付き合う中でうっかりある詐欺事件に巻き込まれたため、留置場にいました。私は大法の真相を彼に話した後、彼は「私は自分が刑罰を受けるのではないかを心配しています」と話しました。私は「『法輪大法は素晴らしい』をしっかり覚えて黙読(黙考)し、あなたが加入している共産党と附属した組織―共産主義青年団と少年先鋒隊から脱退すれば、あなたは必ず福報を得ることができます。あなたの事件の状況は好転するでしょう」と言いました。肖さんは「共青団と少年先鋒隊を脱退します」と言いました。それからは、彼は心の中でいつも「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と黙読(黙考)しました。3日後、無罪で釈放されました。

 不当に武漢のある留置場に拘禁されていた2年間に、私は累計で40人に三退をするように勧めました。この人たちは皆、中共ウイルス(武漢肺炎)に感染しなかったのです。大法の真相を伝える際に信じない、また大法がよくないと罵った人が2人いましたが、この2人はその後、ウイルスに感染してしまいました。その他の人に感染しないように、警官は一部の拘留中である人を留置場の外まで連れ出して隔離を行ったのです。しかし私が話した真相を聴き、且つ「三退」をした人は最終的には皆健康で無事に帰っていきました。しかし、真相を聞こうとせず大法を敵視する2人が、とても可哀相に思えました。私が釈放された時も、彼らはまだ留置場に残っていましたが、その後どうなったかは分かりません。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/18/418725.html)
 
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