文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年3月14日】時の流れは早いもので、2019年後半に武漢で中共ウイルス(新型コロナウイルス)が発生して以来、この病気は全世界で猛威を振い、多数の感染と死をもたらしました。現在、科学者たちは、より伝染性が高く、より致命的な可能性のある変異ウイルス(変異株)を特定し、さらなるパニックを引き起こしています。
私の家族も、ウイルスの第一波がピークに達した2020年初頭、そのようなパニックを経験しました。そのころ、従弟は中共ウイルス感染症の症状が現れ、胸内苦悶、発熱、倦怠感があり、CTスキャンで肺に影が映っていました。自宅で隔離するように言われましたが、何をしても効果はありませんでした。彼に法輪功を学ぶように私は勧めました。彼は法輪功を学び実践し、その結果奇跡的な回復を遂げました。
私は従弟の経験をここで皆さんと共有したいと思います。私はより多くの人々が法輪功の恩恵を受け、そして、パンデミック中でも、苦しんでいる人々に希望の光を与えたいと思います。
私の故郷は湖北省の武漢に近く、最も被害の大きかった地域の一つです。2020年1月23日に武漢が封鎖された後、旧正月の1月25日には近隣の町村でも同様の措置がとられました。従弟の職場では、従業員全員を各住宅団地に派遣し、住民が外出できないように団地の入口で終日警備をしていました。
従弟はもうすぐ50歳になりますが、毎日のように団地の入り口を守っています。寒くて、緊張しているそうです。これまでの正月は、街の大通りは車の往来が盛んで、とても賑やかでしたが、このごろの大通りにはほとんど人影がなく、非常に不気味で恐ろしい雰囲気が漂っています。
私は若いころに故郷を離れ、他の場所で仕事をしています。中共ウイルスが拡大する中、私は従弟をはじめ家族全員をとても心配していました。私の従弟は叔父の息子です。何らかの理由で、私の両親が彼を育て、彼は私と私の妹と一緒に育ちました。私たちはお互いに兄弟よりも親密です。
従弟は正直で、親切で、気さくな人です。私は長年法輪功を修煉してきました。以前、彼と法輪功について話したことがありました。彼は五式の功法を学びましたが、法輪功の教えに従い、より良い人間になることはあまりにも難しいと言いました。彼はまだ若く、当分の間できないので、彼はそれに固執しませんでした。中共ウイルスが発生したとき、私は彼に電話をして、「法輪大法は素晴らしい」と覚えて唱えるように言いました。そして彼は同意しました。彼には何事もないはずです。
2020年2月中旬のある夜、私は夢を見ました。従弟が私たちの育った古い家のベッドに横になっていました。両親ともに他界しており、あの家にはもう誰も住んでいません。その夢はとても不思議で、少し不安になりました。目が覚めた後、私は従弟に、あの言葉「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を忘れないように、そして体に注意するようにとメッセージを送りました。
数日後、私はまた夢を見ました。それも同じ古い家の中の北の壁に誰かの写真が掛けられていて、隣には掛け時計がありました。その家には義理の妹と甥がいて、姉と叔父と私もいました。この夢を見て、私はとてもパニックになりました。私たちの地元では、北の壁には死んだ人の写真しか掛けられないという習慣があり、そして、死ぬ人は葬儀のために故郷に帰り、他郷に住む者も最後には故郷に落ち着くことになるという説があります。私は不安になりました。私も両親が亡くなる前、みんなが古い家に帰る夢を見ました。父が旅立つ前、その壁に父の写真がかかっている夢を見たことがあり、父は数日後に亡くなりました。
私はすぐに従弟に電話をしました。彼の声は力がなく、非常に低く沈んでいました。何かあったのかと尋ねると、彼は大丈夫だと言いました。彼は私を心配させないために、良いことだけを教えてくれることもあると知っていたので、私は彼の親友に電話をしました。彼は病気だったことが判明しました。ウイルスの蔓延中、彼はずっと仕事をしていました。連日の疲労とパニック(臆病でした)の後、発熱、倦怠感、胸部圧迫感などの症状が出始め、病院で診てもらいました。CTスキャンで肺に影があることがわかりました。体温は正常で、医師は核酸検査(PCR検査)も治療もせず、自宅で隔離するようにと言うだけでした。小さな町で検査キットが不足していたのかもしれないし、医師はこれ以上陽性者を増やしたくなかったのかもしれません。
従弟は内向的で、人とあまり話したくなく、すぐに家に帰って来ました。彼はとても怖がっていました。そのころ、彼の地域では、武漢で働く多くの人が春節に帰省するため、多くの感染者が出ていました。彼は再び呼吸器科を受診、帰省した多くのウイルス患者もその呼吸器科に行きました。彼は数時間、呼吸器内科やCTスキャン室にいました。その時、中共ウイルスでなかったとしても、少し前に武漢から帰って来た親戚と夕食を共にしたことは言うまでもなく、今回は必然的に感染する可能性は避けられないでしょう。彼は帰宅するとすぐに部屋に閉じこもり、食事は叔母にドアまで持って来てもらい、自分で取りに出てきたそうです。当時、彼の妻はまだ実家にいて、向こうで封鎖されて帰って来られなかったそうです。
私は従弟の友人の話を聞いて、自分が見た夢のことを考え、緊張してしまいました。私は早くに家を出て仕事をしていたので、彼が私の両親の老後の面倒を見てくれていました。両親は2年前に亡くなりましたが、私はいつも彼が両親のためにしてくれたことに感謝しています。彼は今も自分の両親と子供の面倒を見なければなりません。
従弟の友人は、ロックダウンで薬局も診療所も閉鎖され、薬がないと言っていました。叔父(従弟の実父)もその友人に連絡を取り、泣きながら助けを求めました。実際には、医師がウイルスを確認していないため、どのような薬を飲めばいいのかわからず、とにかく薬がなかったのです。結局、その友人は自分で取っておいたアモキシシリン(中国では市販薬)を送ってきましたが、それは数日で使い切ってしまい、従弟にはもう何も頼るものがありませんでした。
その後、叔父と話をしたところ、従弟は日に日にやせ衰え、顔色が黒くなり、みんなが心配していました。叔父は不眠症になり、よく悪夢を見ていました。従弟には慢性的な心臓病と気管に問題があると言っており、もし中共ウイルスに感染していたら、彼は本当に危険にさらされていることでしょう。
思っていた以上に状況が悪化していることがわかりました。私はすぐに従弟に電話をして、「今は何も考えないで、前にあげた録音(師父の説法)を聞き、できるだけ多く煉功してください」と言いました。今回の彼は従順で、私の言う通りにしました。翌日また電話をしたところ、彼は「煉功して、とても気分がいいです」と言い、そして「兄さんはこの数年間薬を飲んでいないのですか?」と尋ねました。私は「そうですよ。以前の私の身体がどんな状態だったか知っているでしょう。肺が悪く、肝臓が悪く、他にもいろいろな病気をしていました。毎日薬を飲み、注射をしても、良くならないどころか、どんどん悪化していきました。今では20年以上病院に行っていないが元気です」と答えました。従弟は微笑んで希望が見えたようです。
その間、従弟は毎日煉功し、師父の説法を聞いていました。日に日に良くなっていきました。私の方には情があり、彼が大法の要求に基づいて行っていなければ、病院に行かなくても大丈夫なのだろうかと不安になっていました。しばらくしてまた電話をして「どうですか? 病院に行って再検査してみませんか?」と聞くと、彼は「私はもう大丈夫、大丈夫です。どうして病院に行くのですか?」と言いました。叔父も「確かによくなりましたよ。先日までは顔色がとても悪かったが、今はずっと良くなりました。普通に食べています。笑顔もあり、時には歌っています。ホットしました」と嬉しそうに話していました。
先日、チャットで従弟の家族と会いましたが、彼は満面に笑みをたたえ、楽しそうに話していました。 私が「体重が増えたね」と聞くと、彼は「6、7キロ増えたよ」と言い、とても健康そうにみえました。叔父も、彼は今ではとても元気になったと言っていました。以前はいつも風邪をひいていたのに、今では風邪もひかなくなりました。
電話の監視がひどくて、これ以上話すことができません。私は「あんたは煉功を続けなければならないよ」と言うと、彼は「しっかり続けていきます」と言っていました。
帰省したら従弟に自分で体験したことを書くように勧めようと思っていたのですが、しばらくは帰れないので、従弟に代わって書きました。
家族を代表して、師父に感謝いたします! 大法に感謝いたします!
世界中の人々が法輪大法の素晴らしさを知り、従弟のように大法を信じ、いざという時に大法に救われ、無事に災難を乗り切ってほしいと願っています。