海林市の姚淑霞さんに懲役6年を宣告
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 【明慧日本2021年4月14日】(黒龍江省=明慧記者)海林市の法輪功学習者・姚淑霞さんは2021年3月30日、海林市裁判所で不当な裁判を受けた際に、無罪を主張した。しかし8日後、裁判官・姜新崑は「姚淑霞に懲役6年3カ月の判決を下した。10日間の控訴期間が設けられる」と家族に告げた。

 海林市公安局は姚さんを罪に陥れるため、数人の警官は姚さんの手を無理やり電柱に押し付け、ステッカーを貼っているように見せかけて写真を撮り、証拠を捏造した。そして、見知らぬ人たちに通報するふりをさせて偽装現場を作り、さらに写真を撮ったことを、家族は法廷ではじめて知った。

 2021年4月8日、姚さんの娘が母親の状況を尋ねるために裁判所に行った時、裁判官・姜新崑は「姚淑霞に懲役6年3カ月の判決を下した。10日間の控訴期間が設けられた」と娘に告げた。

 2020年10月29日、学習者の姚さんが突然失踪し、家にあった法輪功の書籍もなくなったことに家族は気づいた。家族はあちこち尋ねて、姚さんが警官らにより連行され、海林留置場に拘禁されたことが分かった。

 姚さんが拘禁された後、家族は面会に行ったが、留置場側は面会させなかった。

 2020年12月4日、姚さんは検察庁に濡れ衣を着せられ、また検察庁から裁判所に起訴されたことが判明し、検察庁は姚さんに懲役7年、罰金3万元を下したという情報が入った。

 そして、2021年3月30日の午後、海林市裁判所で姚さんに対する裁判が行われた。家族は突然知らせを受け、急きょ裁判所に出席したが、それまでに家族に通知はされず、弁護士を雇う時間も与えられなかった。姚さんは自己弁護しかできなかった。

 法廷で姚さんは無罪を主張したが、懲役6年3カ月の判決を下された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/10/423195.html)
 
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