迫害していた警官が、大法弟子を自主的に釈放した
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年4月21日】2021年1月、市場で大法の真相資料を配っている農村の80代の大法弟子が、真実を知らない村の幹部に悪意をもって検挙されました。 そして村の幹部は、町の警察署に通報しました。

  ある日、村の幹部は市場に行き、高齢の大法弟子を見つけ、村の人などに何処から来たのかなどと情報を聞きました。この老人は村の幹部に、「悪いことをしないで、良い行いをして徳を積んでいれば、善の報いがあります」と言いました。 この時、大勢の人が集まって様子を見に来ていました。

 話している間に、パトカーが来て、4、5人の警官が降りてきて、この高齢の大法弟子を取り囲みました。 警官の1人がポケットに真相資料を入れ、大法弟子の三輪車をつかんで「これらの資料は何処からも貰って来たのですか?」と聞きました。 老人は 「何処から持って来たかは教えません」と言いました。

 この時、担当の警官が「お爺さん、お爺さん」と呼んで、「車に乗って一緒に警察署に行ってくれ」と言いました。

 この老人は「私はどの憲法、どの法律に、違反したのか教えてください。 言いたいことがあれば、ここで言って下さい」と言いました。

 警官は、「ここには机がないから、机があれば話すことができます」と答え、また「お爺さん、安心して一緒に行きましょう、大丈夫ですよ」と付け加えました。 この老人は、彼らが悪意を持っていないと感じて、パトカーに乗りました。

 パトカーは市場を出て、人混みを避けて走り、そして止まりました。 数人の警官が車から降りて話し合いをした後、「お爺さん、車から降りろよ」と呼びました。

 老人は、「私は上がっている、下には降りない」と言い、担当の警官は「お爺さん、市場であんなに人が集まっている所に、あなたを放っておくわけにはいかないでしょう、 早く自分の家に帰りなさい!」と言いました。

   老人は車から降りて、堂々と市場に戻ってきました。 市場には人々がまだいて、ある人が 「どうやって戻ってきたの?」と尋ね、老人は、「人を済度することは良いことなので、法律に違反していないから戻ってきたのです」と答えました。

   その後、警官はこの老人の息子に村の警察署に来てもらい、「お爺さんに、今後は昼間は市場で配らないように、夜は好きなところで配っても構わないと伝えてくれ」と言いました。

   この21年間の中国共産党による迫害の中で、大法弟子が真実を語り、人々を救うことにつれて、あらゆる分野の人達は真実を理解し、真実を知った人が多くなったため、この迫害は長く続くことは不可能となっています。 真実を理解した人たちは、迫害に参与することを望まず、自分自身と家族のためにより良い未来を選んでいます。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/5/419555.html)
 
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