多くの警官が明慧ネットを見ている
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 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年3月14日】明慧ネット2022年1月22日の文章にこんな記事が掲載されました。中国のある地方の公安局に勤める警官は、皆、法輪功を迫害することに加担したくはないのです。上層部が命じた法輪功学習者(以下、学習者)を連行する任務に就きたくないため、局長は外部から3人を雇って、そのような任務をさせました。結局、3人とも間もなく様々な原因で死亡したということでした。

 この3人の火葬の際、警官らは誰も葬儀に参加したくないので、公安局の指導者は仕方なく何人かの警官に行くように命令しました。死亡した3人は、「年配の学習者を殴打したために天罰を受けた」という噂は、警官らの間で流れました。公安局長も「今後、学習者を逮捕する任務があっても、我々はもうやらないし、外部から人を雇ってやらせたりはしない。たとえ上の命令に対抗しても、学習者を連行することはしたくない」と話しているのです。

 今、彼らの職場では、明慧ネットを見る人が増えており、局長も一日も欠かさずに見ているのです。そして、明慧ネットを見て情勢を分析したりしているのです。ある警官は、学習者に笑みながら、「私たちは、あなたたちより、明慧ネットを多く見ているかもしれないね」と言いました。

 私は10年以上前、不法に拘禁されている同修に面会するために、某市の強制労働教養所に行ったことがあります。その時、教養所の所長は、「法輪功の動静と状況を把握するために、彼らは毎日明慧ネットを見ている」と言ったことがありました。もちろん、自分らが「悪人リスト」に入っているかどうかも彼らは見ていると思いました。

 中国の学習者が受けた迫害を迅速に報道し、中国共産党の悪行を暴露する主要なウェブサイトとして、明慧ネットはその開設から現在に至るまで、学習者が受けた迫害の実例を掲載するほか、中央から地方まで、各階級の警官の悪行も記録しており、「悪人リスト」は間違いなく将来の責任追及の重要な証拠となります。そのため、強制労働教養所と刑務所の警官、ネット警察の警官、国家安全部とスパイを含む各階級の警官たちは、明慧ネットを見ていてもおかしくないのです。

 警官が、明慧ネットをアクセスする最初の目的は、法輪功の情報を収集し、動向を把握するためです。サイトの内容を見ているうちに、時事ニュース、因果報応、法輪功の素晴らしさと奇跡、法輪功が全世界に伝わっている盛況ぶりなども、見ることができるからです。迫害の実態が分かってくると、中国共産党の用心棒としての彼ら自身が、今後どんな選択をすべきかも、分かってきているのだと思うのです。

 2012年5月末、明慧ネットを監視する仕事をしている女性警官が、「三退」したという記事が明慧ネットに掲載されました。その当の女性警官は、法輪功学習者Aさんの親戚でした。2011年の正月、その女性警察官は、新年のあいさつをするためにAさんの家を訪ねました。「自分は市公安局に勤務しており、仕事は明慧ネットの監視がメインだ」と話したのです。つまり、明慧ネットのいわゆる「動向」を詳しく見て記録しているのです。新経文がいつ掲載されたか、いつどの地域で何が起きたか、学習者はどんな交流をやっているかなどです。つまり、明慧ネット上の内容を彼らは全部見ており、それを数人で交代しながら、24時間体制で監視しているということでした。

 Aさんは、彼女に法輪功迫害の実態を話しました。そして「三退」を勧めると、彼女は喜んで同意しました。Aさんは、「何かの災難に遭ったら、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を唱えてください」と言うと、彼女は、「私たちに何か不快な事とか、心配事があったりしたら、みんな、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を唱えていますよ! これは明慧ネットから教わったことです!」と答えたのです。

 明らかな真実を知ってくると、法輪大法の素晴らしさ、迫害の不当さが、きっと分かってきます。中国の警官でさえ法輪功迫害の実態が分かったら、事実を前にして、誰が正しいか、誰が邪悪かも分かるようになるのです。ますます多くの中国人が共産党を捨てて、明るい未来を選ぶに違いありません。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/27/437334.html)
 
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