ゲームにはまった孫が変わった
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 【明慧日本2023年3月6日】これは昨年の体験であり、それを同修と交流したいと思います。

 孫は今14歳ですが、子供の頃、グループでの学法発正念真相(法輪功迫害の実態)を伝えるなど、連れて行きました。孫を連れて、三つのことを行い、明慧ネットの子供弟子の交流文章や「小宝の修煉物語」などを読んで聞かせました。その後、彼は家に戻り、外祖父母のところに行き、次第に大法から離れました。その後、特にこの1、2年は、休日に帰ってくると、孫は携帯電話やテレビなどに夢中になっていました。その期間中、息子や嫁にも、あまりテレビゲームなどに触れさせないようにと注意しましたが、あまりにも帰って来ないので、心に留めていませんでした。

 6月末のある日、私は夢を見ました。夢の中で、私は高いところから、14、5歳の若者で構成された方陣を見ました。それぞれ頭の上に輪をかけ、両手には2つの宝物が入った箱を持っています。しかし、孫の頭上の輪が滑り落ち、手に持っていた2つの宝物も消えてしまい、彼の元神は、多くの障害を乗り越えて、ようやく私を見つけました。

 その日の午後、嫁から電話があり、孫は電子ゲームにはまり、自分のお年玉で携帯電話を1万5千円くらいで買ってしまったといいます。授業中は眠くなり、夜は布団の中で同級生と遊び、トイレに行ったら出てこない、遊び出すと何十分も、親や先生に隠れて、時間があれば携帯電話で遊びほうけていました。学業成績は全学年の数十番から、期末には200番近くまで下がり、当時は中学2年生でした。先生と息子夫婦は焦ってしまい、よく手を挙げて叱っていました。孫は肉体的にも、精神的にも、大きなダメージを受けました。息子は、毎日仕事から帰るとまず子供を叩いたり叱ったり、嫁もそばで助長したり、おじいちゃん、おばあちゃん、先生まで毎日電話で注意したり、などなど。孫は、先生や両親、おじいちゃん、おばあちゃんに抵抗があり、家出したいと思うようになりました。

 孫は反抗期で、電子ゲームの危険性もあり、家でこんな状況が起きているので、嫁が家に来て、孫の面倒をみてほしいと言われました。休み期間ということもあり、毎日の授業が終わると孫と2人きりの時間が持てました。私はよく明慧のウェブサイトにアクセスしているので、以前、同修や大法子供弟子が電子ゲームをしている文章などを読みました。そこで、明慧のウェブサイトでこれらの記事をダウンロードして読み、同修と連絡を取り合いました。すると、自分自身ある階層であまりにも長い間、対応する環境と次元が良くないことに気づき、発正念をして、自分を清めました。

 今の孫は怒りやすく、魔性がとても大きいため、他人と接することに抵抗をしています。しかし、私に対しては隠さず、何でも話してくれます。先生や息子と嫁は、ゲームをやめさせるために常人の方法を多く講じましたが、あまり効かず、授業中以外は親に隠れて遊んでいました。孫が責められると同様に私も対立し、かんしゃくを起こし、イライラしてしまい、心性が保てなくなると手を出すこともありました。しかし、後で非常に後悔し、その後孫に謝りました。自分は事にあたるとき、真・善・忍を実践しておらず、二度と孫に手を出さないと約束しました。

 時間があるときは師父の法「論語」を暗唱し、『轉法輪』を一緒に読み、就寝時には大法音楽の「普度」、「済世」を聞かせます。ある時、孫が特に疲れているのを見て、私は彼を膝の上で休ませ、「法輪大法は素晴らしい、法輪大法は素晴らしい、法輪大法は正法であり、仏の光はいたるところに輝いている」と、大法弟子の歌を歌ってあげました。何度も何度も歌い続け、子供の頃のようにそっと手で孫を撫でたりしました。涙がこぼれ落ち、心が震えました。とても優しい子なのに、こんなに傷つけられました。目を覚ますと、「おばあちゃん、よく眠れたよ、気持ちよかった、凄く気持ちいい」と嬉しそうに言っていました。

 ある日、孫が煉功を教えて欲しいというので、5式の功法を教えました。20日ほど経った頃、突然「おばあちゃん、このゲームソフトは明日、最後にプレイしたらアンインストールするよ」と言われました。翌日、昼食をとりながら、「おばあちゃん、最後1回プレイしたら、勝っても負けてもやめるよ」と言い、プレイ後、私の目の前でゲームソフトを自主的にアンインストールしてくれました。しかし、彼はまだ短い動画を見ていますが、でももう責めたりせず、時折注意するだけにしました。

 すると遂に20日後、「おばあちゃん、ずっと考えていたんだけど、明日から携帯を渡すから、ショット動画は見ないよ」と言ったのです。

 翌日、孫に「昨日は夢を見た…」と言おうとすると、言い終わる前に孫が「おばあちゃん、昨日ぼくも夢を見た」と言い出しました。彼はその夢について、「僕はおばあちゃんと一緒に、よくわからない場所にいて、おばあちゃんは僕のそばにいたんだ。ガラス容器の中に人形のようなものが入っていて、ロック式のベビーマシンを見た。そして、ガラス容器を力任せに叩き割り、手を伸ばして取り出したら、長方形の木製プレートで、字が刻まれていたんだ」と話しました。私は、「それは良かった。おばあちゃんが夢で見たのは、子供の頃のあなたで白くて人形のようにぽっちゃりしていて、緑の植物でいっぱいの鮮やかな庭にいて、緑色で半透明の未知の大きな実を摘み取り、少し食べてあなたにあげたら、あなたはそれをガブリと食べたのよ。小さく残ったのを顔に塗ると、顔全体に行き渡り、肌が一瞬で吸収したのよ」と孫に言いました。孫の元神は人形だったのだと悟り、ついに旧勢力の按排を破りました。

 その日から、日に日に元気になっていき、2カ月後には身長も体重も増えていきました。孫の成績はほぼ一直線に伸び、単一科目のテストではほぼ満点を取り、ある日、彼は百点を2個取りました。学校の学力テストは上位70位を突破し、過去の喜びが家に戻ってきました。

 ある日、孫がソーダ飲料のボトルをドライバーで開けたとき、誤って顔の右側を引っ掻いてしまい、血痕が1インチ以上の長さになりました。同時に粘着ボタンで顔を擦られ、顔の右側が赤く腫れ上がり、焼けるような痛みがありました。孫は悔しがっていました。学校に行くまであと30分しかないのに、こんな状態でどうやって行くの、しかも外は小雨が降っていました。私は彼を足枕の上で休ませ、彼に心からの9文字「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じてあげました。孫自身も心からの9文字を唱えていました。2人の心は落ち着き、とても心地よくなった頃、孫の顔の腫れが引き、赤みがなくなっていることに気づきました。彼に「もう学校に行けるよ、顔も良くなったしね」と言いました。孫は信じず、鏡を見に行きました。「本当だ、おばあちゃん、治ったよ、本当に良かった。すごいよ、すごいよ」と嬉しそうに、「師父ありがとう、師父ありがとう」とずっと言っていました。タクシーで学校に向かい、遅刻しませんでした。

 2カ月間、多くの経験を経て、過程の中から自分を振り返り、自分の修煉には多くの欠陥があり、特に真と善が達成していません。私は完全に他人を第一にし、他人のためになるよう、達成していません。法と宇宙のすべての衆生の安全に、完全に責任を負うようなものも達成していません。法を求めてここに来た無数の衆生の期待に対して、本当に申し訳なく思いました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/22/456992.html)
 
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