「独修」でも明慧ネットがあれば孤独ではない
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文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2021年10月23日】今日、数えてみましたが、私は2021年8月13日から2カ月間で、11人に法輪大法の真実を伝え「三退」を勧めました。このような小さなことは、修煉がよくできている大法弟子にとっては言うまでもないことです。しかし、大法の道に入ってまだ3年の新しい学習者で、ずっと「独修」の状態をしてきた私にとっては、かなり大きな進歩を意味するのです。

 3年前、私は地方に行って、修煉者・Aさんの講座を受講しました。そこで、法輪大法の真実を知り、大法の資料、師父の説法の録音が入ったUSBをもらいました。それから、大法の修煉の道を歩み始めました。

 大法を学んで3カ月後、大法の真実を伝えることの重要さを理解したので、周りの人に伝えようとしました。当時、伝え方がよくわからなかった私は、2回通報されるところでした。友人2人に大法の真相を伝え「三退」勧めました。その後、2人は大法を学びたいと言い出したので、大法の資料を渡しました。しかし、彼女たちの夫がそれを知って、私のことを通報すると脅しました。このようなことがあったので、その後、私はとても慎重になり、基本的には親戚や親しい友人にしか伝えないようにしていました。

 Aさんの講座を受けた私を含む同じクラスの人はみんな大法を得ました。しかし、私たちは全国各地に住んでいるので、たまに集まって交流することしかできませんでした。ですから、私は長い間、USBに入っている大法の資料を読むことしかできませんでした。私たちの中には、ごく少数の人が中国のネット封鎖突破ソフトを使って明慧ネットにアクセスすることができています。

 当時、色々な事情で専用のパソコンを持っておらず、私はインターネットにアクセスすることができませんでした。ですから『轉法輪』と師父の各地での説法を繰り返し読むしかできない状態でした。たまに、地方の同修に会ったとき『明慧週刊』をもらいました。『明慧週刊』を通して、より多くの同修の修煉状況を知って励まされ、私も修煉の道へ前進する自信を持つことができたのです。

 このような日々が2020年8月まで続き、ついにパソコンを購入しました。しかし、その直後、私は人生のどん底に突き落とされる経験をしました。投資プロジェクトの失敗で私は多くの経済的損失をしただけでなく、この投資に数人の友人を紹介したので、友人たちに激怒されました。さらに、蓄積されたトラブルが突如として現れ、友人関係が仲違いになってしまいました。その時期、私はさまざまな問題を抱えていたのです。

 これらのことは私にとって本当に大きなショックでした。その間、師父の経文を学び、明慧ネットの同修の交流文章を読み、大法を頼って、あの苦しい魔難を乗り越えました。

 この難が過ぎ去った後、このように突然やってきた苦痛や不幸は、私が持っている独善、傲慢、偽善、狡猾さ、名利、情への執着に対する試練だと理解しました。それからは、心の中にある恨みや苦しみを捨て、友人たちのことを新たな視点で見ることができ、私の心は穏やかになりました。また、この出来事をきっかけに、今後は清らかな気持ちで修煉の道を歩むことを決意し、名声や利益を追求するための投資プロジェクトに友人を引き込まないようにすると決めました。「金銭は人を救うことができない。人に大法の真実を伝えて理解させ、正法を得させることこそ、人を救うことができる」と思うようになりました。

 私の知っている限りでは、2018年から2019年にかけて、Aさんの講座を通じて、約100人以上が大法の内容が入っているUSBをもらい、大法のことを知り、大法のことを理解したのです。しかし、今日まで、大法の修煉をし続けている人は少ないのです。大法を学び続けている人は基本的に明慧ネットにアクセスできる人です。実際、師父は説法の中で何度も明慧ネットの重要性を述べられています。ですから、新しい学習者、特に「独修」の状態にある学習者にとって、いつも明慧ネットにアクセスし、そこに掲載されている記事を読むことができるということは、上に導いてくれる強い力が得られることに等しいと私は思います。

 もし、他の同修の修煉状況を知らなければ、私は修煉が疎かになってしまうと思います。明慧ネットのおかげで、多くの年配の同修が精進して、師父が法を正すことを助けていることを知ると、いつの間にか自分も精進するようになりました。同時に同修が大法の真実を伝える方法も学ぶこともできました。親戚や身近な友人に、大法の真実を伝え「三退」をする人もいるものの、大法のことを受け入れられない人もいましたが、その人に対して、当分の間、様子を見ることにしています。

 知らない人に、いかに安全を確保しながら大法の真実を伝えるかということは、私の今の課題です。以前、明慧ネットで、ある年配の大法弟子は、わざと業者のところに行って、安いものを買ったりして、仲良くなってから、大法の真実を伝える方法で、とても効果が良かったという文章を読みました。それを参考にして、私は最近、わざと少額のお金を使って服を買ったり、養生のところに行ってお金を使ったりして、店主や店員と仲良くなって、大法の真相を伝えることにしています。それで、4人に「三退」を勧めることができました。

 そのほか、私は仕事の関係で、人が記事を書くことを手伝ったり、人を助けたりして、人と良い関係を築き、大法の真実を伝えることにしています。その場で「三退」を勧めて、受け入れない人がいるとしても、少なくとも彼らに、法輪大法が正法であることを理解させ、共産党の嘘言を分からせるようにして、次の救いへのステップのための小さな土台を築くことができると思っています。

 私は「独修をしている多くの新しい学習者が、インターネットの封鎖を突破して明慧ネットにアクセスし、大法の進展に追いつき、世界中の大法弟子たちと交流できるように」と、心から願っています。このようにして「独修」状態のように見えても、孤独ではなく、大法弟子の全体の一員であることに変わりはありません。これで、師父の慈悲のご保護の下、同修の貴重な経験や深刻な教訓を学び、そして適切な助言があれば、私たちは取り残されることはないのです。善と悪の戦いの最後の時期に、私たちはより多くの勇気、自信、力を持って、一人一人の独特な役割を果たし、師父についていけるのです。師父が法を正すことを手伝い、縁のある人を救い、最後まで耐え抜き、師父について本当の家に帰りましょう。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/10/15/432510.html)
 
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