文/安徽省の大法弟子
【明慧日本2021年5月7日】中国共産党の「ゼロ行動」(政府のブラックリストに載っているすべての修煉者に法輪大法を放棄させるための行動、つまり、学習者の数をゼロにする)では、当局はあらゆる手段を使って修煉者に書類への署名をさせようとしています。修煉者が大法修煉の放棄を拒否すると、彼らは修煉者の家族に目を向け、修煉者の代わりに署名をするように要求します。
2021年1月のある日、地元の派出所の所長が警察官を同行して私の家に来ました。所長は、「この声明(法輪大法への信仰を放棄する)に署名をしてください。この声明に署名をすれば、二度とあなたに迷惑をかけに来ません。署名をしたら、ブラックリストからあなたの名前を削除し、家で修煉を続けることができます」と言いました。
私が返事をしようとすると、所長は私の話を遮ってきました。私は動じることなく、笑顔で 「いいえ、今度は私が話す番です」と主張しました。
私は「法輪大法の弟子という称号はとても神聖なものです。私の名前からこの称号を外すことはできません。私は信仰を放棄する声明に署名はしません。修煉者に信仰を放棄させることは犯罪ですから、あなたのためにも署名はできません」と言いました。
所長は私に「私は因果応報を恐れません」と言いました。私は「法輪大法の師父は利己的な考えを持たず、自分よりも他人を思いやるようにと教えてくださっています。私は、20年以上、大法の原則である『真・善・忍』を守って修煉してきたのに、これぐらいの優しさすら培われていないのなら、無駄な修煉をしてきたのではないでしょうか?」と言いました。
彼は「もし署名をしないのであれば、1カ月後にまた来ます」と言いました。
私は、「遊びに来るのは大歓迎ですが、しかし、今回のような理由で来るのであれば、家には入れません」と言いました。
私は30分ほど彼らに大法について話し続けました。玄関まで案内すると、2人とも笑顔で帰っていきました。