【明慧日本2021年5月8日】私たちは毎日、救援電話チームで人々を救うため、中国の政治法務委員会、公安局、検察庁、法務省、司法省、610弁公室、および各部門等に電話をかけ続けています。
私はある政治法務委員会に電話をかけた時のことです。若い女性が出ました。私は彼女に、江沢民が法輪功への迫害の為、海外30カ国以上、50以上の裁判所で、ジェノサイド、拷問の罪、人道に反する罪で有罪判決を受けた事を伝えました。彼女は「それは私とは何の関係もない」と言って電話を切りました。私は再び電話をかけて繋がると女性は罵り、「電話をやめてもらえますか、あなたの子供を焼身自殺の場所に連れて行って見てください。電話をかけたらあなたの家族は皆死にます」と電話をきりました。
私は彼女の感情的な言葉に動じず、心の中で「大法弟子が長年天安門焼身自殺は偽りのものだ伝えているのに、彼女はまだその真相を知らないのだ」と思いました。
師父は「あちこち告示を出しても字が読めない人がどうしてもいる」ので、正しく認識していない人がきっとまだおり、真相を知らない人もまだいます。ですから、真相を伝えることはやはり行わなければなりません」と説かれました。[1]
私はまた電話をかけ、穏やかに「天安門焼身自殺事件」は江沢民が作り上げた偽のニュースであり、中共政府が自ら自作自演したものです。自殺した王進東の衣服が焼けて破れ、顔は真っ黒でも、髪の毛は全然燃えておらず、両足の間においたガソリンが入っているペットボトルは全く変形していないのです。また劉思影についても、少し医学知識を持っている人は、熱傷患者には、包帯を巻いてはいけないのに、彼女は全身をミイラのように厚い包帯で巻かれており、これは医学上では絶対ありえないことです。その上、彼女は気管を切開しても歌が歌えるなんて、欠陥だらけです」と話すと、電話の向こうは静かに聞いていました。
私は「法輪功の迫害に関与した人々は、江沢民の不法な命令を履行しているだけでも、将来法律に基づき清算される時には皆逃れられません。江沢民が犯した罪は第二次世界大戦のナチスと同じ罪です。戦争後、ニュールンベルク裁判の時、看護師たちも絞首台に連れて行かれる歴史の写真があり、警備員と料理人も裁判され、全てが文書化されています。URLを送りますので、自分で確認して下さい。これは国際電話であり、全部自費でかけていますが、あなたの安泰を祈っています」と言いました。また大法が世界に広がり、1億人以上の修煉者がいることや中共が後足で砂をかける内容等を伝え、自分を救う方法も教えました。
この間、彼女は何度も電話に出たり切ったりして、何度か長い呼び出し音が鳴っても出ないこともあり、また何度か男性が出たりして「こんにちは」と言うと黙ったままで、引き続き真相を聞いたりしました。最後に、あの女性が電話に出て「お姉さん、もう半日も電話をしていますが、私たちはよく分かりました、全て私たちの為に電話をしてくれたのですね」、「お姉さんに謝らなければいけません、先ほどは大変失礼しました」と言ってくれました。
私は「大丈夫です、今、理解してくれたらそれでいいです」と言いました。彼女は「お姉さん、私たちは必ずこのことを広めます。もう5時なので、私たちは退社します。電話をかけても誰も出ないので、あなたも休んでください」と言ってくれました。私は「分かりました、ありがとうございました」と言いました。
救援電話チームで電話するのは行脚をしているようです。いろんな人に出会い、罵られたこともよくあります。迫害の実態を知り感謝されたこともあります。今回のように自ら真相を宣伝すると言って、謝ってくれたのは初めてです。
法に基づいていないところがあれば、慈悲なるご指摘をお願いします。
注:
[1] 李洪志師父の著作『各地での説法』「アジア太平洋地区学習者会議での説法」