文/日本の大法弟子
【明慧日本2021年7月20日】私がグローバル電話救援プラットフォームのプロジェクトに参加して9カ月になります。私たちは真相をはっきりと説明して衆生を救い、中国国内の大法弟子等を救援します。この9カ月間で感じたのは、このプロジェクトの作用が巨大だということでした。自分が日々この修煉環境の中に溶け込めることを幸せに思います。
新年にこのプロジェクトの活動をしていたとき、語気がとても強い1人の女性に遭遇しました。まず新年の挨拶をしましたが、彼女は何も言わずに電話を切りました。私がかけ直すと、彼女がまた出ました。私は「すみません、私は海外から電話していますが、先ほどは切れてしまいました」と言いました。彼女に変異ウイルスの話をし、「心からの九文字」の言葉を教えると、彼女は「あなたは法輪功? これからはもう……」と言って切りました。私は彼女が虚言に深く毒されているのが分かり、またかけました。彼女がまた出たので、彼女のために法輪功の誤解を早く解かなければと思い、まず彼女にこう伝えました。「『偽りの天安門焼身自殺事件』は、江沢民が法輪功を陥れるためにでっち上げた偽りのニュースです」。彼女はそれを聞いて大声で「もうかけてこないで、失せろ!」と非常に激昂して電話を切りました。私は黙っていましたが、なぜか彼女をとても慰めたくなりました。一つの生命が邪党の虚言に騙されていると感じてとても苦しくなったのです。彼女は情のためにあの黒いものを信じているのです。本当に可哀想です!
私がまた電話をすると、彼女がまた取りました。私は彼女に心から謝罪しました。「お邪魔してしまい、本当に申し訳ありません。先ほどあなたのお話を伺って、あなたの法輪功への誤解はとても深いと感じました。佛法を敵視するのは非常に危険です。私はあなたが心配で、また電話をしました。手短に話しますので、時間は長くかかりません」と言いました。
私は法理をもって彼女に、『轉法輪』の著作者である大法の師父は「煉功者は決して殺生してはいけないのです」[1]と説かれていること、大法の他の本にも「自殺は罪なのです」[2]と説かれていることを教えました。そして本当の法輪功修煉者は自殺しない、逆に自殺する人は、絶対に本当の法輪功修煉者ではないとも教えました。また『轉法輪』を彼女に勧め、大法の素晴らしさは世界に広く伝わっており、ご自身で読んでみてください、そうすれば弁別できますと教えました。
私が続けて彼女に「邪党の本質」まで説明したとき、彼女は反感を表しました。「アメリカはなぜ疫病であんなに多くの人が死んでいるの? 中国ではそんなに死んでいませんよ?」と言って彼女は電話を切りました。しばらくしてまた私は電話をかけ、再び彼女に謝罪して、「お邪魔します」と言い、彼女に「私たちの電話は命を救うもので、私は今日あなたに半分説明しました。もしあなたが真相を理解せず、苦難を無事に乗り越えられなかったら、私の気持ちがどうなるかお分かりでしょうか? 私はとても悲しみ、自責します。なぜなら私があなたにはっきり真相を伝えられなかったからで、あなたを最後まで助けられなかったからです」と言いました。すると次に彼女が口を開いた時、態度が完全に変わっていました。そして腹を割って、彼女の個人的な状況を話してくれました。私は彼女に「中国共産党(以下、中共)はすでに国際的に犯罪集団と位置付けられています。法輪功への迫害もすでに人類に反する罪であり、拷問や絶滅政策はナチスと同罪です。法輪功を迫害したことで、すでに第二の天罰、疫病が現れています。第一の天罰がSARSでした」、「中共は、これまでずっと嘘をついてきました。あなたが本当の死亡者数を知ろうとすれば、中共の国家機密を盗むのに等しいのです。ネット報道によると、武漢だけで4万の骨壺が売られたそうです」と教えました。彼女は黙って静かに聞いていましたが、最後に「大法の音楽が聞きたい」と心から言いました。しかしその場では彼女の期待に応えられず、後で彼女にURLを送りました。
全ての過程で私はずっと穏やかな状態を保ち、相手に心が動じることはありませんでした。私個人が体験したことですが、電話で人を救うこのプロジェクトでは、いつも同修たちで提案、実施、準備、電話をかけるなどして、更に多くの衆生を救い、他の空間にいる多くの邪悪を滅しました。同時に、このプロジェクトの同修たちの修煉を総括する良い機会にもなっています。お陰で、環境が緩んで容易に安逸心が生まれることを減らすか、あるいは避けることが出来ましたし、同修たちが共に比して学び、比して修すことを促進しました。
師父は説かれました。「私が思うには、大法弟子一人一人は口で説明するだけでその地区の全ての人々に真相を伝えることができないので、大法弟子は修煉の中の正しい念と正しい行いのエネルギー、修煉の威徳も作用しています」[3]
「実は、もし皆さんの念が非常に正しければ、町を歩いたり、あなたの都市で暮らしたりして、周りの全ての環境は全部片付けられます」[3]
私は悟りました。私たちの普段の一思一念は本当に法を離れてはならず、日常生活の些細なことも含め、常に自分の修煉を正し、どんな状況下でも全て法を以て師とし、必ず多く学法することを忘れず、自分を法に溶け込ませ、それで正念正行を保つことができ、着実に修めることが達成できます。迷いの中で世上の乱象に妨害されず、ようやく衆生を救うことに影響が出なくなります。私たちの一通一通の電話は、一通一通の慈悲となり、衆生を浄化するのです。
個人の体得であり、正しくない所があれば、同修の慈悲なる指摘をお願いします!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
[2] 李洪志師父の経文:『シドニー法会での説法』
[3] 李洪志師父の著作:『二〇〇四年ニューヨーク国際法会での説法』