正しい念と行いをしたら、夫が誤解を解いてくれた
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年5月12日】私は1998年に法を得ましたが、これは夫に感謝しなければなりません。夫が出張中、汽車の中で法輪大法の修煉者から大法を紹介されました。家に戻ってから、夫は私に法輪大法の素晴らしさを話し、私にも修煉してほしいと言いました。当時、私は在家の仏教徒でしたが、彼の言うことを信じませんでした。数日後、夫は『轉法輪』という本を持ってきて私に見せてくれました。私はすぐにこの本を気に入り、敬虔な決意を持って大法の修煉者となりました。

 1999年7月20日に迫害が始まってから、私は北京に6回も行って大法の無実を訴えました。私は自宅で法輪功迫害に関する資料を作るための製作拠点を設置し、大法の真実を解明し始めました。その後、私は不当逮捕され、投獄され、公職を追放されました。私は子供の面倒を見られなくなりましたが、私は自分の信念を貫き通しました。

 夫は怖がっていました。大法が良いものであることを知っていましたし、中国共産党を脱退したこともありましたが、私が再び迫害を受け、家族が家族でなくなることを恐れていました。夫は、これまで私に与えてきた支援や励ましの態度を変え、私にもう大法を修煉しないようにと主張しました。夫は私の大法の本や資料を破壊し、私が同修と連絡を取るのを妨害しました。私は家では自由に話していましたが、突然すべてが逆転してしまいました。私は法を学んだり、煉功をしたりするとき、夫から隠れなければなりませんでした。

 2020年6月、中国共産党は、いわゆる 「ゼロ行動」を行いました。地元の警官が私の夫を見つけ、夫は警官に協力し、私に代わって保証書に署名し、法輪大法を修煉しないことを約束しました。私は夫に、「あなたは私を傷つけるだけでなく、自分自身と警官をも傷つけることになります」と言いました。すると、夫は私の「明慧週刊」を破り捨てました。私は何度も夫に理由を説明しましたが怖がって理解しようとはしませんでした。

 ある日、夫と議論しているときに、ふと師父の教えを思い出しました。師父は「気と気の間にはどんな制約作用があるのでしょうか?」[1]と説かれました。

 私はすぐに夫との議論をやめ、正念を発することに切り替えました。夫を操る異次元の邪悪の要素や卑しい邪霊を退治しました。その結果、夫は家で我慢できなくなって、外に出て行ってしまいました。

 私は正念を発し続けました。家に帰ってきた夫は、私にこう言いました。「お前のことは干渉しない、好きなようにやりなさい」と、私は人間の方法ではうまくいかないこと、そして大法の方法ではうまくいくことを目の当たりにしました。

 師父は、「大法弟子の正念は威力あるものである」[2]と説かれています。

 夫の背後にあった邪悪なものがなくなり、夫は分別がつくようになりました。それ以来、夫は私の修煉の邪魔をしなくなりました。

 しかしその後、夫は体調を崩してしまったのです。私は夫に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えるように言うと、8歳の孫も私と同じように「心からの九文字」を唱えるように話しました。夫は私たちの話を聞き、唱え始めましたが、何の違和感も感じなくなりました。

 時期が来たと感じた私は、夫に「厳粛な声明」を出すように説得しました。それは、以前にいわゆる「保証書」を破棄したこと、大法と師父に反する言動を破棄すること、そして師父に謝罪することでした。夫はそれに同意し、すべてを実行しました。

 師父、家族の問題を解決するために正念を使うことを教えてくださり、ありがとうございました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「大法弟子の正念は威力あるものである」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/11/421962.html)
 
関連文章