結婚について幾つかの認識
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文/ 中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年5月15日】私は中国大陸の青年弟子です。1998年に両親が修煉し今に至っています。二十数年の修煉過程で、共産党の迫害も経験しましたが、全体的には穏やかで、大きな難関はありませんでした。

 ここ数年、私の結婚問題で、両親も私もけっこう焦っていました。自分の執着心を捨てていないことも原因の一つだとわかっていましたが、しかし突破し難いことでした。その期間、同修から女性同修を3、4人紹介されましたが、各種の原因で実りませんでした。同修達からは、「基点を正しく置いていない、良い修煉環境のための結婚で、自分の好みに任せるべきではない」と言われ、私も同修達が言っていることが正しいと思いましたが、しかし私はどうしても出来ませんでした!

 色欲心の問題を確実に捨てておらず、時にネットの誘惑などがあり、自分も修煉者として、このようなものは必ず「聞かない」、「見ない」、「考えない」ことだと思っています。この事を書いたのは自分を戒め、このような低級な過ちを犯さないためです。私はずっと心に師父の教えを刻んでいて、修煉者の基準として婚前交渉をしてはならず、この部分ではずっと良く出来ていました。

 この過程でいくつかの問題を思い出して書き出すことで、同じような国外の同修達と交流したいと思います。法に則っていないところは同修の慈悲なる指摘をお願いします。

 一、青年弟子が結婚相手を探す問題について

 比較的はっきり言えることは、自然に任せて早すぎる恋愛をしてはいけないということです。この「早恋」の概念は常人と同じような「早恋」ではなく、修煉者として少なくとも結婚できる年齢と条件が備わった(例えば約25歳、安定した収入、一定の経済条件があるなど)そのあとで結婚相手を探すべきです。

 二、ある同修がいくつかの魔難に遭うことについて

 これらの同修の中に存在している問題があります。ネットで色情の内容を見たり、早恋、婚前交渉、結婚後、朝三暮四(結果的には何も変わらないのに、名目などを変えてごまかす)、離婚等。離婚するのは大多数が婚前交渉、あるいは結婚後に朝三暮四の状況があります。私が思うに、婚前交渉の概念は、あなたが結婚した人と別の人とのことだけではなく、今の夫や妻もです。なぜならあなた達はそのときはまだ結婚しておらず、あとで結婚しましたが、しかし時間の順序からも神が人間に定めた正しい順序に背いたことになり、これによって魔難と面倒を招くことになるかもしれません。これを書いたのは、同修に忠告し、自ら余計な魔難を作らないようにするためです。順序を守ることの何が難しいと言うのでしょうか?

 師父は「ただでさえ難しいのに、さらに人為的に難を作ってしまえば、どうやって乗り越えていくのでしょうか? ほかでもないこのことによって、あなたは難や厄介なことに遭遇するかも知れません」[1]と説かれました。

 ある同修2人は(常人や修煉者に限らず)すでに婚約し、あるいは婚約する予定で、家に泊まったり、その家で年越しをしたりしています。その理由は当地の風習によるもので、この「伝統」は変異した悪習です。婚約は結婚したことではありません。これは明らかな漏れなのに、修煉者はなぜこんなに理智がないのでしょうか?! そのような場合、どれだけの人がその後別れたでしょうか。別れずに結婚した人もいますが、結婚してから魔難が来たとき、なぜか分からないのです。旧勢力は虎視眈々と見ています。なぜなら2人は婚前に良く出来ておらず、順序を間違えて、あとで結婚しても依然として漏れがあるのです。

 どうしても結婚式をあげてからというのではなく、最低限、結婚は婚姻届を出してからです。常人社会の基準では、現代は婚姻届を出してからが合法の夫婦ですが、結婚式は双方の両親と天地が証人となる儀式で、当然ながら結婚式をしてからが本当に神が人間に定めた正しい順序なのです。古代には婚姻届というものはなく、婚礼の儀式が婚姻届に相当するものでした。修煉者として、もし「常人」の基準さえ満たせないなら、修煉者が結婚後に欲を断つ問題をどのように行うのでしょう?

 三、両親が子供にこの問題を指導することについて

 古人は「子不教,父之过」(子への間違った教育は親の過失)と言いました。子供(常人や修煉者に限らず)に、この問題が起こった時は、誰の責任でしょうか? 両親にもきっとあるはずです! いくつかの同修の家の子供(子供は常人か修煉者を問わない)に婚前交渉があったとき、これらの年長者の同修達が交流で言うのは、「この問題を軽視していて、子供に事前に言い聞かせた事はない」ということです。子供が結婚前に恋人を泊まらせても間違っていることに気づかず、更には外で恋人の話をあれこれ言っても止めません。これらの両親はどうしたのでしょう?! もし両親が事前に子供に強く言い聞かせ、彼(彼女)が聞かなかったら、それは子供の責任です。もし本当に魔難が来たとき、両親は連帯責任の影響を受けません。

 ある両親は、子供が適齢期になったと思い、再び彼(彼女)にこの問題の厳重性を強調します。遅いのです! 小さい頃にこの問題の厳重性をはっきり説明しても良く出来るとは限りませんが、適齢期になった彼(彼女)はとっくに制御出来なくなっているのに、あなたは再度強調してどうしますか?

 四、修煉者が常人を探して結婚する問題について

 私が思うには、やはり修煉者はなるべく同修を探して結婚する方が良いと思います。

 師父は次のように説かれました。「その他に、一部の若い大法弟子は常人と結婚し、本当に情によって引きずり落とされ、常人になり、常人よりも常人になりました。また、ひどく妨害された人もおり、その気持ちはありますが、力が及ばず、夫婦の関係に影響されることを心配しながらも、大法のことをしっかり行わなかったことも気になり、自分の修煉が影響されたことも知って、最後に心身ともに疲れ切ってしまい、どのようにすればいいのか分からなくなりました。実は冷静になって考えれば、これらのことは全部解決できます。この法はこの世でこのように伝わり、常人社会でこの修煉方式を選んだ以上、必ず常人社会で遭遇する全てを解決することができ、あなたがどのように家族に対処するかにかかっており、正念をもって対処することができるかどうか、修煉者の正念ではっきり説明できるかどうかにかかっています。正しく対処することができれば、良い効果を得られますが、そうでなければ逆になってしまいます。」[2]

 「大法弟子が何かをするとき、少し考えてから行なうべきです。あなたは大法弟子なので、自分の修煉に対して責任をもち、大法弟子の環境に対しても責任を持つべきです。ですから、この基点に立って物事を考えれば、行なうべきことなのかどうか、どのように行なうのかが分かるようになります。もし、自分を第一に置いていれば、多くのことにしっかり対処できず、問題が起きるかもしれません。本当に大法と自分の修煉に対して責任感を持っていれば、あなたは事をよく行なうことができます」[3]

 五、結婚後の問題について

 私は未婚なので、この問題についてひとまず别の同修の実例を見てみましょう。すでに結婚している同修の中にも各種の魔難に遭うことがあり、離婚することもあります。当然ですが、どれも原因があり、修煉上で緩めたか、執着心を長期的に取り除かなかったため魔難と面倒なことを招いたのかもしれません。身近な実例から見ると、修煉者は修煉者の基準と中華伝統の道德理念を堅く守ってさえいれば、基本的に婚姻に大きな問題は出ないと思います。

 六、同修が結婚しないことについて

 ある同修は結婚しないつもりで、清純のまま、純潔なままで師父について家に帰ります。この個人の選択について、私は同意し敬服します!

 結び

 数年の堅守と、錬磨の中で次第に感じたのは、「ゆっくり長い」過程の中で、修煉者はただ最初から最後まで中華伝統の道德理念と、修煉者の基準を守り、いつも師父の教えを覚えてさえいれば、基本的に結婚生活は悪くなく、大きな問題が出ることはありません。往往にして良い結婚でなかったり、離婚などの魔難は、多くの場合修煉者の基準を厳守しておらず、無茶な事をしたためで、これらの実例と教訓は深刻です。

 師父は説法の中で幾度となくこれらの問題を説かれたことがあり、私たち修煉者の心の中にこの根元がありますが、しかし多くの同修は往往にして警戒せず、普段これらのことに遭ったら無意識に現代社会の良くない現象に流されてしまいます。身体は世にあるので、普段からとても高い警戒心を保ち、異性と距離を保ち、中華の伝統を守り、師父の教えをしっかりと覚えておきましょう。

 間違いを犯した同修も意気消沈せず、良く行うようにして、三つのことを良くして、以降に再び間違いを犯さないようにしましょう!

 師父は説かれました。「李洪志は彼の弟子を手放さず、引き続きその人を済度するのです」[2]

 「皆さんが自責することを私は好きではありません。それは何の役にも立ちません。私はやはり先ほど言った言葉を言いますが、つまり、転んだら倒れたままにせず、早く起きなさい」[4]

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [2] 李洪志師父の著作:『各地での説法十』「マンハッタン説法」
 [3] 李洪志師父の著作:『各地での説法八』「二〇〇七年ニューヨーク法会での説法」
 [4] 李洪志師父の著作:『二〇〇三年元宵節での説法』

 【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/8/423061.html)
 
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