「欲しいものは何でも手に入る」について
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年5月29日】私が勤務している会社はみんな忙しくて、オーナーの理念として、誰もが怠けてはいけないということで、今の仕事が終わったら、次はあの仕事をするというやり方です。会社はオフィスビルを建てておらず、数少ないオフィスは作業場の中にあり、多くの人が詰め込まれているため、騒音が発生しています。その結果、上司から独立したオフィスを与えられました。他のガラス張りのオフィスに比べて、ここは壁がしっかりしているので、上司は私が何をしているかを外から見ることはできませんし、ほとんど入ってきません。

 また、上司は「忙しくないとき、のんびりしていいよ、何も言わないから」と言いながら、楽な仕事をさせてくれました。同僚は「君のところは地球上のワンダーランドだ」と言っていました。仕事が終わってからは、ただ静かに法を暗記し、昼休みには1時間ほど正念を発しました。会社での法輪功迫害の真実を語る環境を、少し変えて行きたいと思っていました。

 私は師父にお願いし、師父は私にこのような環境を用意してくださったのです。私は人々を救いたいと思い師父にお願いしました。結果この部屋になりました。 それはなぜだか分かりますか? それは自分のためではなく、自分を修めることを前提に人々をよりよく救いたいと思ったからだと理解しました。

 この会社に来たばかりの頃の忙しさや大変さを考えると、オフィスがないどころか、机すらありませんでした。一人、また一人と、さまざまな理由で同修がやって来ては去っていきました。私も辞めたいと思いました。しかし、まだ救われていない多くの中国共産党の嘘に深く毒されている同僚たちを見ていると、しばらくは真実をはっきりさせることができません。どうすればいいのでしょうか? 私は心の中で師父に「師父、私はこの会社から出て行きません、私が出て行ったら彼らはどうしますか? 私は彼らを救わなければならないです」と話しました。その夜、見た夢で、空を見上げると碧玉のような半透明の美しい地球があり、同修に「見て、新しい地球ですよ、これは師父が私たちを励ましてくださっているのです、救われた人は、この美しい地球にいます」と話しました。目が覚めたあと、私を肯定してくださっているのは師父であり、私を助けてくださっているのだと思いました。

 そして、必要なものは何でも揃っているという状態になりました。 その時、師父の説法である、「将来修煉を成就した時、欲しいものは何でも手に入り、やりたいことは何でもやれるようになります。彼の世界の中には何でもあります。それは彼の威徳であり、苦しみを嘗めつくして得たものです」[1]という法を瞬時に理解することができました。以前は「成就すれば、とても良い幸せな暮らしを送れて、欲しいものは何でも手に入る」というような単純な理解をしていました。今、私はやっと、私の心は完全に他人のためにあり、だからこそ、私が望むものはすべて衆生のためにあるのだと気づきました。

 私がこの体験記を書いたのは、実際に同修に、「すべての衆生が救われるために心が真摯になったとき、欲しいものは何でも手に入り、やりたいことは何でもやれるようになります」と言いたいからです。ここまで修めてきたので、もうそんなに障碍はありません。同時に私は師父の法を思い浮かべました。「あなたの望む次元まで修煉することができる」[2] 。私たちの目的は本当にすべての衆生を救うことだと、そう思い、そう考えている限り実際には本当にすべてを手に入れることができるのです。

 現段階の僅かな体験なので、同修と交流したいと思います、適当でない所があれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [2] 李洪志師父の経文:『二〇一九年ニューヨーク法会での説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/9/424420.html)
 
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