人類の最高レベルの舞踊 動画が本日初公開
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 【明慧日本2021年6月1日】世界トップレベルの中国古典舞踊および伝統音楽の芸術団である神韻が今日、舞踊の絶技である「身帯手」と「胯帯腿」を世界中の視聴者に公開します。この世界で失われていった至高の二つの舞踊の身法が、神韻芸術団のダンサーたちによって全人類に向けて公開されることは、人類の伝統文化復興の新たなシンボルとなるでしょう。

 「身帯手」、「胯帯腿」

 神韻の公式ウェブサイトによると、中国古典舞踊は、五千年の歴史を持つ厖大な中国文化の基盤の中で、芸術体系の中の身体的な演技の一つの形式です。数千年来、それは民間、宮廷、および伝統的な演劇の中で代々受け継がれ、歴代の王朝の様々な文化によって洗練され、最終的には世界で最も完璧で厖大な舞踊体系の一つへと発展しました。中国古典舞踊は、「身韻」、「身法」と「技巧」を重んじています。

 中国古典舞踊は、武術や演劇の舞踊とともに、中国文化の真髄であり、互いに影響し合い、学び合い、目的は違うだけで、身法と韻味は似ています。しかし、身法の最高レベルである「身帯手」は、数千年も前から受け継がれてきましたが、今では誰もその技を知らず、それを習得して運用することもできません。

 神韻のウェブサイトによると、「身帯手」はまた、あらゆるダンスや身体芸術の中で、古代から現在に至るまでずっと探求されてきた手法であるとも言われています。それについて語る人はいますが、実際に誰もできない舞踊の技であり、身体的な動きにおける最高レベルの芸術です。神韻の創始者であり、芸術総監督であるD.F.氏が、それを伝え出されました。さらに言えば、身法の中の「胯帯腿」は現代人が聞いたこともなく失われていた芸術の技です。神韻芸術団はD.F.氏の指導を受け、今日、世界に向けて披露しています。

 文化真髄の継承と湮没

 五千年の文明を持つ中国文化は、神伝文化とも呼ばれ、深遠で奥深い内包を持っています。中国の歴史を振り返ってみると、中国文化の真髄は伝承上において、大きく分けて二つの形式があります。一つは家族式の継承で、もう一つは師徒式の伝承です。

 家族式の継承については、古書や美術品などに「男は継ぐが女は継がない」という言葉が見られます。どんな意味があるのでしょうか? 一族の祖先から受け継いだ秘伝や技などは、息子にしか伝えられず、娘と外部の人に伝えられないということです。もし、彼に息子がいなければ、その技は失われるかもしれません。

 師徒式の伝承といえば、一つのストーリーを紹介しましょう。 漢王朝の始祖である劉邦のもとで三傑の一人として知られた張良が、師を拝んで弟子入りした典故があります。彼の師である黄石公は、奇書『六韜』(『姜太公六韜』、あるいは『太公兵法』とも呼ばれる)を持っています。これに記載されているのは事実です。黄石公はずっと『太公兵法』を受け継げる人を探していたので、張良を見つけました。何回か試練を与えてみて、黄石公は張良を弟子にして『太公兵法』を教えました。最終的に、張良は『太公兵法』に頼って劉邦のために天下を得ました。この『兵法』は今では日本やヨーロッパなどにも伝わり、人類の貴重な遺産となっています。

 もし、黄石公が張良のような受け継ぐ者を見つけなければ、この比類のない『兵法』は失われてしまうかもしれません。

 以上の例から分かるように、中国の博大で深遠な文化がどのように継承され、失われてきたかの主な理由を説明しました。もちろん、文化の真髄が失われたことには、本文では説明できない深い理由があります。

 人類の芸術と精神の最高レベルのショーは、間もなく公開されます。日時:日本時間6月1日午前9時。

 視聴方法:
 https://www.shenyuncreations.com/(英語)
 https://www.shenyuncreations.com/zh_tw/
(中国語)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/31/426397.html)
 
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