2021年メディア交流会 師父がご臨席、説法される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年6月2日】「2021大紀元新唐人法輪大法修煉体験交流会」が5月15日、ニューヨークのマンハッタン・メディア・センターで開催された。法輪功の創始者・師父がご臨席され、20分以上にわたって学習者たちに説法された。師父が会場にご臨席になった時、学習者たちは立ち上がり、大変感激して長時間拍手をした。

 当日の発表では、編集、放送、制作、販売、宣伝、発行、カスタマーサービス、印刷などの様々なメディアの仕事に携わっている学習者たちが、どのように執着を放下し、職場で修煉し、自分の長所を発揮して師が法を正すことを手伝ったかについて、修煉の体験を交流した。

 新入社員が真相を伝えるメディアの仕事の神聖さを感じる

 台湾出身の狄娜さんは、少し前にメディアの仕事に参加した青年学習者である。彼女は若い学習者として安逸な生活の誘惑に負けず、家族への情を放下し、メディアの仕事に従事した体験を交流した。

 研修生の技術エンジニアである狄娜さんは、ニューヨーク本社に来てから最初の3カ月の間、毎日のように「ニューヨークに残るかどうか」と自問していた。 多くの同修が励ましてくれているとは言え、慣れないニューヨークの気候、郷愁の念や体調の試練も相まって、なかなか決心できなかった。

 その後、学法を積み重ねていくうちに、狄娜さんは法を正す時期の大法弟子としての重大な使命を実感し、本社で働くことを決意した。

 毎日の学法、煉功発正念の時間が決まっている良い環境の中で、彼女は多くの観念や執着を取り除いた。

 狄娜さんは、「師父の慈悲なる救い済度を思い出し、今生のこの最後の瞬間のために億万年もの輪廻転生を思い出し、自分の世界の衆生を思い出し、正念が次第に強くなりました。修煉に近道はありません。多く法を学び、自分の正念を固めて、頭の中に法があり、心の中に衆生を救おうとする意志があれば、はじめてこれらの常人の考えは薄くなっていくのです。これが唯一の方法です」と語った。

 司会者として「褒め言葉に聞き慣れる心」を取り除く

'图1:主播扶摇在媒体法会上发言。'

扶揺さん

 扶揺さんは、メディアの仕事に携わって6年間の中で自分の変化を紹介した。 彼女は、最初の頃、携帯電話を常に離さず友人とチャットしていた実習生だったのが、複数の役割をこなすチームリーダーに成長した。この過程の中で、彼女は心をえぐられるほどの修煉を経験したという。

 ある日、司会をしている時に多くの褒め言葉が視聴者から送られてきた。彼女はとても嬉しかったという。その結果、彼女の歓喜心を引き起こしてはいけないと心配する同僚が、その褒め言葉をすべて削除した。しかし、彼女は本当にそれらの褒め言葉に執着するようになり、站椿(第2式の功法)をする時さえその褒め言葉を考えていた。 楽しそうに考えているとき、師父の 「ゆっくり下ろし」(訳注:中国語では「慢慢放下」と言い、「放下」は「下ろす」と「放下する」の意味がある)という声が聞こえ、これは、「腹前抱輪」の指令であり、師父が「これらの雑念を放下しなさい」と自分に言い聞かせているのだと気づいた。そして、師父は常にそばにおられるのだと感じ、彼女は涙が溢れた。

 その後、師父の説法を学んで、褒める言葉を聞くのが好きというのは、「自我への執着」や「名利心」、「歓喜心」の現れだけでなく 「怨恨心」の根源でもあると彼女は悟った。

 扶揺さんは大法の要求に従うことを決意した。嬉しいときは、極端に嬉しくならないようにと自分に言い聞かせ、問題が起きたときは、冷静に解決し、そうすることによって、心のバランスがとれるようになって、「怨恨心」を生じさせないように心がけているという。

 子供の頃に天目が開いていたカスタマーサービス部のスタッフが、法を暗記して「私(し)」を取り除く

'图2:在客服部门工作游天黛在媒体法会上发言。'

游天黛さん

 1996年に子供の頃から大法を学び始めた游天黛さんは、現在、カスタマーサービス部門で働いている。人手が少ないため、仕事の量はどんどん増えていき、夜遅くまで仕事をするのは当然のこととなっている。最初の頃は、彼女の正念が強かったが、チーム内の人数が十数人、数十人になるにつれ、責任者としての彼女は難しく感じ、自分の心性への容量の要求も高くなり、隠されていた執着も出てきた。

 彼女は、「職場のトラブルの中で、自分の強気や、党文化、嫉妬心、顕示心、闘争心、怨恨心、他人に押し付ける心、人に言われたくない心などに気づかされました」と語った。

 そこで彼女は、空いている時間を利用して法を暗記するようになった。普段の地下鉄に乗っているとき、歩いているとき、待っているとき、彼女は知らずしらずのうちに『轉法輪』をほとんど終わるところまで暗記できた。

 また、彼女は修煉を通して、自我を放下し、無条件に大法に同化し、心から他人や衆生のことを考えるようにすると、心は明るくなり、慈悲と穏やかな気持ちに満たされることになると実感したという。「常人の中で自由に楽しむ幸せとは比べ物にならないものです」と彼女は言った。

 党文化を捨て、メディアの仕事の中で「心をこめて、修煉、人を救う」

'图3:王学科在媒体法会上发言。'

王学科さん

 交流会では、大紀元のベテラン管理職の王学科さんは、英語版大紀元が数人の購読者から、現在全米4位の購読者を有するメディアになるまでの道のりや、採用する中で自身にある嫉妬心や党文化を見つけた体験を語った。

 ある時期に、王さんは自分のお腹が常に膨らんでいることに気づき、真剣に内に向けて探してみると、いろいろな問題が見えてきたという。 例えば、ハイテクの知識や技術を持った同修に、メディアで活躍してもらいたいと思って声をかけると、拒否され、来たくないと言う人に出会うと、怒りや怨恨心が生じたことに気づいた。

 観念の背後にどんな執着心が隠されているのかについて、さらに深く探していくと、それが嫉妬心であることに気づいた。自分は多くのことを放下したとは言え、心の奥底にはまだ「快適な生活と安定した収入」がある富裕層への嫉妬心が隠れていたことに気づき、大変驚いたという。

 それだけではなく、「他人に押し付ける」という党文化を見つけたという。彼は、「20年前に自分は仕事を辞めたからといって、お金に執着しないわけではなく、他の人も仕事を辞めなければならないわけではないと考えるようになりました。このように穏やかで慈悲に満ちた心でコミュニケーションをとってこそ、同修との間の誤解を無くして、旧勢力が付け入る隙を与えないようにすることができるのです」と語った。

 もっと法を学び、多く煉功、発正念をすることで、自分の一つの考え、一つの念、一言一行に注意を払って、このすべてにおいて党文化を取り除いたという。

 「煉功は最も良い休み方法である」を体験する

 ビルさんは日曜日でもクリスマスでも、たとえ病業があるにもかかわらず一年中、週7日の仕事をしている。彼は上司とのやりとりの中で、自分の名利心を取り除く過程、および病業の時にどうやって観念を取り除いたかを皆と共有した。

 2017年のある日、ビルさんは体に「腎臓結石」の症状が現れ、7日間痛みに耐えながら転げ回り、疲れ果ててしまった。一度は死ぬかもしれないと思ったが、「自分の使命はまだ終わっていないのに、このまま死ぬわけにはいかない」と思ったという。

 その時、彼は師父が「私はすべての能力を君たちに与えた」という言葉が脳に叩き込まれたのを感じた。その時に彼は、能力があるのに、なぜ外に目を向けて求めるのかと悟り、心の中で 「法正乾坤、邪悪全滅!」と転げながら念じていた。 30分後には痛みが消えたという。

 多忙なスケジュールのため、ビルさんは1日の睡眠時間が極めて少ない。最初は、睡眠時間が短いと日中に頭がハッキリしないと心配したが、その後、彼は、睡眠が目的ではなく、休むことが目的であり、師父は煉功が最高の休みであると言っていたことに気づいた。

 観念を変えた日の夜、夜中の発正念をした後、煉功を行い、2時間しか寝ていない結果、日中は全く眠くならなかったという。

 現在、ビルさんは基本的に、夜中の発正念をした後、1時間坐禅をし、2時間あるいは3時間站椿をし、一番長いときは4時間站椿をしたことがあり、2時間か2時間半、時には1時間睡眠する生活をしている。朝、法を学ぶ前に、30分ほどの動功を行う。

 観念を変えて、内に向けて探し純粋な心で人を救い、奇跡が現れる

'图4:李梦菲在媒体法会上发言。'

李夢菲さん

 英語メディアの広告営業を担当している李夢菲さんは、クライアントとのやり取りの中で党文化を取り除き、観念を変えたあとに、奇跡を体験したことを分かち合った。

 李さんは仕事の中でハイテク企業とのやりとりが多い。テクノロジー企業による言論の自由の抑圧は、自社メディアの購読促進に水を差すことがよくある。 最近のメールのIPブロックの誤作動の例を挙げると、李さんはトラブルに遭ったとき内に向けて探したが、自分の中の面倒だと思う心を見つけた後、また、別の理由をつけて外に向かって考え始めた。そして内に向けて探す時、「多く法を学び、煉功、発正念、妨害を取り除き、内に向けて探し、真相を伝える」という「公式」のように、方向は間違っていないが、求める心が強く、純粋さが足りず、発正念の威力もそれほど大きくはないことが分かった。

 ブロックがまだ解除されていない状況下で、彼女はさらに内に向けて探し続け、今までは自分たちを抑圧した常人の機構を反対側に置いていたこと、闘争心が混じっていたこと、無意識のうちに幸いを願い待つこと、近道をしたいという気持ちがあることを発見した。

 さらに1週間が経ち、この空間のレベルでできることはすべてやり尽くしたが、李さんはまだ突破できていない物質があると感じていた。この物質を突破するために、彼女はもっと法を学び、発正念と煉功を強化した。そして、自分に正しい念を保ち、法に符合する考えを残し、そうでないものを取り除いた。今回は今までの「公式」のような感覚がなくなり、自分の正念が強くなり、雑念が少なく、心が清らかになったような気がして、衆生や読者、関連機構への慈悲心が出てきたと感じた。

 「この機会に、接触できるすべての人々に真相を伝え、彼らを救い、彼らに正しい選択ができるようにすることが大切です」と師父が悟らせて下さっているのだ、と李さんは思った。翌日、李さんはその相手にメールを書き、自分たちは多くの改善したことや、自社メディアの紹介と読者からのフィードバックを加え、多くの人々が電子メールを通じて大紀元の真実の情報を楽しみにしていることを伝え、彼らの正義と良知を鼓舞した。

 メールを送信した瞬間、彼女はうまくいくはずだと思った。それは、人心が混じらず、大法の力を帯びたものだったからだ。思ったとおり、翌日にはIPのブロックが解除された。李さんは全体の流れを振り返ってみて、自分の一つ一つの念を少しずつ向上していく過程であり、着実に修煉する中で足りない要素がほんの少しでもあってはいけないと分かった。

 メディア法会の参加者は、非常に意義のある法会だと感じ、2年ぶりに師父の説法を直接拝聴することができた。それと同時に、学習者たちは、自分の責任の重さをより強く感じ、師父と衆生の期待に応えるために、勇猛精進しなければならないと決意した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/20/425959.html)
 
関連文章