文/海外の大法弟子
【明慧日本2021年6月9日】「あなたの人生の中にあるものはすべて一時的なものですが、法輪大法だけは永遠なのです。大法の教えはあなたの人生の道を示してくれます。もし永遠のものをすでに見つけたのなら、なぜ自分のお金、名誉、肩書、成功や感情などの一時的なものにこだわるのでしょうか?」
これは、お母さんが私に話した言葉ですが、振り返るたびになんと正しいことでしょう、といつも思います。
私はインドの法輪功学習者です。2001年、9歳の時に修煉を始めました。
健康な生活
これまでの十数年間でいろいろな病気による難に遭いました。例えば腰部のできもの(腫瘍)、関節炎や胃炎のような症状もありましたが、私は薬を飲むことは一度もなく、すべて乗り越えてきました。では腰部のできものが全治するまでの過程を共有したいと思います。
私の腰に小さなできものができました。最初は気にしませんでしたが、10日後それが大きくなりはじめ、毎日大きくなっていきました。最終的に私の日常生活、歩くことにすら影響が出るようになりました。家族が私のことを心配して病院に行くようにと言い、病院では医者が手術を受けるようにと説明しました。
私は動揺しました。しかし私はあることに気づきました。それは、何もない時は自分の不足を反省することを忘れがちですが、何か困難に直面するときに反省するようになるものだと感じました。私は法輪大法で自分の病気の症状を直してほしいとは思いませんが、考えの中に良くないものがあるのでこれらをきれいに取り除きたいと思いました。
師父は『法輪功』の書籍の中で「本当に大法を修煉する人の場合、身体に持つのはみな常人のものではないので、常人の病気はあなたの身体に上ることが許されません。あなたの心がしっかりしていて、煉功で病気が治ると信じて、薬をやめて、気にせず、治療にも行かなければ、治してくれる人が現れます。皆さんがここで日一日と元気になって、日一日と気分が良くなっているのは、なぜでしょうか? 多くの人の身体にわたしの法身がせわしく出入りしているのは、ほかでもなくあなたのためにそういうことをやっているのです」とおっしゃいました。
私は自分が師父の教えに従ってできておらず、自分の大学生活は精進していなかったと気づきました。この難は私がより多くの法を学び、煉功と発正念により重視するように目覚めさせるために起きたものだと思いました。私の体の表面に現れてくる病気の症状はいずれも深い原因があるのです。私には恐怖心があり、頭の中の考えも整理できていませんが、大法の教えは私に内なる平和を与えて下さり、私は新しい視点から問題を見ることができるようになりました。
それから奇跡が起きました。できものの根元のあたりに穴ができました。そこから、できものの中身と血が外に漏れ始めました。数日後、穴がふさがり、傷もなく痛みもなくなりました。当時私の姉も同じ病気を患っていて、今日まですでに6年がたちます。いろんな病院による治療を受けたもののまだ良くなっていません。私は何もせず修煉しただけで良くなりました。
輝かしい仕事
私はある学習塾を経営しています。これまでに一度も塾に通ったことがなく、一度も塾という職業をやろうとも思っていませんでした。最初は私は隣近所の子供の面倒を見て宿題を教えていました。気づいたら教える子供が増えて自分の本業になりました。
師父は『ヒューストン法会での説法』で「大法は修煉者がどこにいても優秀であるよう求めます。学生であればしっかりと勉強し、社会の一員であればしっかりと仕事をして、同時にまた修煉者でもあるのです」とおっしゃいました。
大法は私に、しっかり仕事をこなすことを教えて下さいました。ですから、私の不足を積極的に指摘してもらえるようなシステムを作りました。これが私の秘訣です。私の最大の強味です。多くの場合、私は自分の不足が全く見えません。しかし、人がそれを見て私に教えてくれることでそれが見えるようになります。私は大法弟子です。私は謙虚になれました。
私がいる町では、ほとんどすべての通りに学習塾があります。十数年前から学習塾としてやってきた古いものもあります。私がこのビジネスを始めた当初はいつもどうやって競争相手に勝つかを考えていましたが、ある日、坐禅をしていたとき、私はこの考えが実に浅はかであることに気づきました。
師父は『北米第一回法会での説法』で「この点において、ヨーロッパの白人が商売をする時の心の状態は非常に良いと思います。彼らはそれを事業、仕事としてみており、力の及ぶ限りで努力しています。一日にお客さんが一人しかいなくても、それが少ないとは思わず、これが仕事であり、生活の一部として考えており、仕事をやっていると思い、生活を維持することができ、少し蓄えがあれば十分だと思っています。これは人間のもつべき状態です。今の人々はすぐに大金持ちになりたいという気持ちが非常に強いのです。この考えによって、人々はお互いに傷つけ合うようになり、他人のお金を全て自分の懐に入れたいというようになっています」とおっしゃいました。
私は自分の競争する執着心を放下しなければならないと気づきました。私は学生が一カ所に集中する必要はなく、どの学習塾でも生徒に教えることができる自分の考えを同業の皆さんと共有しました。皆さんも私の考えを応援し、同時に私に多くの生徒を紹介してくれました。そのため、今このビジネスはとても順調です。
私の関心ごと
私はここで、自分がずっと考えていることについて共有したいと思います。私は大法の修煉を通じて健康、仕事、順調な日々などたくさんのものを手に入れました。しかし、私が持っているすべての中の最も重要なのは、内面の平和を持てるようになったことです。
私はインドのどんな場所でも、公に法輪大法を修煉していることを表現したり、修煉することができます。大法は世界中から愛されているからです。しかし中国でこのようなことをした場合、私は拷問にあったり、迫害ひいては臓器を強制的に摘出されるのではないかと思います。もしあるものが人々を真・善・忍で守る良い人に変えることができれば、それは決して邪教または悪いものではありません。隣人の中国人に信仰の自由がないことを大変残念に思います。中国の人々が大法についてもっと深く知るべきだと思います。
インドでは多くの人が法輪功を支持する請願書に署名しました。私たちはインドの人権理事会に対して、中国共産党による迫害の陳情書を提出し、メディアでいくつものレポートを発表しました。私たちの声が正義の力の一部になることを望んでいます。すべての人が自分のできることを行い、この人類未曽有の残酷な迫害が早く終わるように協力できたらと思います。