【明慧日本2021年6月11日】法輪功は心身の健康に顕著な効果があり、病魔の手から抜け出したとき、気持ちが晴れ、内心が平静になったときの幸福感は、比類ないものである。毎月ソウルの天梯書店では法輪功の9日間セミナ-が行われ、人々に無料で法輪功を学ぶ機会を提供している。2021年4月中旬に行われた9日間セミナーに参加した学習者たちは数々の修煉体験を語った。
9日間セミナーで煉功を学ぶ |
21年後に機縁を掴んだ
韓国の有名なテレビ局で30年仕事をした番組制作兼作家のキム・ギョンイルさん(60)は、22年前に法輪功を知った。
1999年、気功好きで有名な歌手が、キム・ギョンイルさんが気功に関心があるのを知り、法輪大法のCDをプレゼントしてくれた。この先輩が言うには、「これは人を神にするための気功なんだ。この法輪大法を教えるCDはなかなか手に入らないよ」。しかし当時のCDは中国語で、韓国語はなかったので、キム・ギョンイルさんは良く分からず、何度か見た後やめてしまった。その後、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害のことが新聞に載った時、キム・ギョンイルさんは取材をしようかと迷ったが、結局、何もでなかった。
このように一年一年過ぎて行き、キム・ギョンイルさんは精神的圧力から、糖尿病、高血圧、高血脂、不整脈を患い、健康が悪化して仕事をやめた。それから脳部の血液供給が不足のため、2回失神し、ペースメーカーをつけた。続けて抑うつ症と、パニック障害を患い、毎日朝17~18粒の薬を服用した。深刻な不眠症で、処方された睡眠薬も効かなくなり、「こんなことなら死んだ方がましだ」と思った。
ある日、キム・ギョンイルさんが、ソウルの光化門を通ったとき、法輪功学習者(以下、学習者)に出会った。そこから9日間セミナーに参加することになった。「『轉法輪』を購入した日、家に帰って1冊の本を一晩で読み終えました。読み終えると、頭がはっきりして、この本は私の人生の手引きになると思いました。私は命がけで修煉し、必ず自分の身体と心を変えようと思いました」とキム・ギョンイルさんは語った。
そこから、キム・ギョンイルさんは、毎日4~5時間かけてビデオを見て煉功動作を学び、本を読み、自然に薬をやめた。「私は自分の命を師父に預けているので、それで死んでもかまわない。それは私の運命だから」と思い、彼は薬を止めた。現在薬を止めてすでに4カ月になる。
薬をやめて間もないとき、彼はとても不安だった。「しかし私は死んでもいい、問題ないと思いました。しかし驚いたことに、現在は薬を飲んでいたときより良くなっていたのです」
先月の健康診断で、看護師から「血液検査の結果、高血圧、糖尿病の薬を飲まなくてもいいですよ」と言われた。ペースメーカーの電池寿命も今年で終わり、取り出さなければいけないという。「取り出してからも薬を飲もうとは思いません。機械がなくても今とても健康だからです」、「薬をやめて、恐怖心を取り除きました。ですから私の身体はもっと自由になり、更に気持ちが軽くなりました。師父が説かれた経文を読むと、本当に感激します。現在の私はとても良い状態です!」
死から逃れたキム・ギョンイルさんは、どうしても双盤ができないとき、「どうせ死ぬなら、これを終わらせてから死んでもいいだろう」と思った瞬間、足が引っ張られるように上がった。以前は完全に双盤ができなかったが、このときから双盤ができるようになった。「師父のビデオを見て、私は涙を流しながら師父に言いました。『私のような者を弟子にしてくださってありがとうございます』。私はかつて自暴自棄になっていて、『年を取ってこんなに多くの病気になるなんて、私の罪はなんて多いのか、私はまだ生きていて何になるのだろう』と思いました。今では薬が要らなくなり、修煉ができるようになり、まるで余分な(新しい)人生を得たかのようで、本当に、本当にとても感謝しています」
キム・ギョンイルさんは、法輪功の修煉を通して、12キロ減量でき、現在は精神状態も完全に変化した。「修煉を通して、私は病魔に打ち勝ち、新たな人生が始まりました。修煉を通して考え方が変わり、話し方、行動、身体も変化し、人生も変わりました。真・善・忍のこの大法は本当に偉大です」
怨恨が解けた
ソウル麻浦区に在住のビョン・ムンヒさん(80歳女性)は、人生を正直に生きてきたと言う。「自分は今まで嘘を言ったことがなく、一度だけ約束の時間に20分遅刻したこと以外、約束を破ったことはありません」。しかしお金の問題で家族と疎遠になってから、残ったのは孤独で、孤独はいつも彼女を寒くさせた。
今年3月、誤送信したショートメールが、ビョン・ムンヒさんの生活を一変させた。ある日、 学習者のパク・ジョンヘさんへ突然、ビョン・ムンヒさんからショートメールが送られてきた。「死んだら臓器を提供したいとき……」。これは本来臓器提供センターの責任者に送ったメールだったが、手違いでパク・ジョンヘさんに送られた。
パク・ジョンヘさんは、ビョン・ムンヒさんを13年前から知っていた。当時健康食品会社に勤めていたパクさんは、当時の顧客であるビョンさんが、メールを送れないことを知っていたが、ビョンさんが臓器を提供する内容のメールを送ったのを見て、年配者の身に何か起きたのではないかと心配し、すぐにビョンさんに連絡した。
ビョンさんはパクさんに、自分には家族も友達もおらず、毎日、孤独と不安で夜を過ごしていることを打ち明けた。パクさんはビョンさんに法輪功の修煉を勧めた。パクさんは法輪功の五式の功法をビョンさんに見せ、『轉法輪』を手渡した。
簡単な文字でさえ苦労する高齢者から言えば、一冊の本を読むのは不可能かもしれない。「しかしとても不思議です。本を開くと、とても心地良さを感じました。今まであんなに心地良くなったことはありません。生まれて初めてでした。私は心の中でいつも母方の家族にずっと、恨みをもっていました。でも本を読んでから、心の中のわだかまりがすべて解けました。本を読み終えて、私は初めて長い間連絡していなかった弟に電話をかける気持ちになりました」とビョンさんは語った。
それから、就寝時以外、ビョンさんは『轉法輪』を手放したことはなく、家事をするときや、道を歩くときも時間を作って本を読み、頻繁に見ていたテレビを消し、ずっと本を読んで、1週間に2回『轉法輪』を通読している。
9日間セミナーに参加してから、ビョンさんは以前から、夜、下肢が冷える症状があったが、その症状は消えた。以前は暖炉をつけてどんなに暖めて、布団を厚くしても、足の冷えは取れなかったが、9日間セミナーに参加してから、不思議なことに消えたのだった。それから彼女は坐禅する時も気持ち良くなったという。
ビョンさんは「私は心の痛みから、失語症になりましたが、今はこんなに流暢に話ができ、本も読めます! 修煉は本当に神秘的ですね。今後も更に努力して修煉します」という。
功法の神秘的な効果を体験した
キム・ハンソクさん(80歳男性)は、少し前に9日間セミナーに参加した学校の理事長から法輪功のことを聞いた。キム・ハンソクさんは2年前に手の震えの手術をした後、後遺症で手を動かすのが不便になった。「法輪功を学んでから、身体が良くなり、動きも早くなりました」という。
妻と息子は一緒に法輪功の修煉を始めて20年になる。修煉を始めたばかりの李昌文さん(83歳男性)は、身体に良い効果を感じた。毎朝5時30分、李昌文さんと息子は公園に煉功に行く。「修煉する前、良く眠れなかったが、修煉してからとても良く眠れるようになったよ。身体がこんなに良くなったから、修煉しないわけはないだろう」と言った。
病院で看護師として働く趙貞淑さん(65)は、夫と一緒に9日間セミナーに参加した。趙貞淑さんの仕事は非常に辛い。彼女は病院で患者の服とシーツを取り替えると、全身にまるで雨が降ったように大量の汗をかき、心身共に疲労困憊した。彼女は入院中の学習者から法輪功を知り、時間を作って煉功動作を学んだ。「神秘的なことに、病気になるとき、私は自分には一体何の執着心があるのかと探し、執着心を放下したとき、身体が良くなります。あるとき腰が痛くて、私は直ぐカッとなって怒りやすい心を見つけました。それから知らず知らずのうちに、腰の痛みが良くなり、仕事もできるようになりました。私の足は重くてまるで500キロあるように感じ、以前は心配でしたが、9日間セミナーに参加してからは、足は軽くなって変わりました」と趙貞淑さんは語った。
チョン・ハンジョンさん(50)は、普段から気功にとても興味があり、関連する多くの書籍を読んでいた。彼が道を歩いていたとき、配布されたチラシから法輪功を知った。彼はまずネットで煉功動作を学び、最近9日間セミナーに参加した。「9日間セミナーを通して、更に良く動作を学ぶことができ、終わってから、更に努力して本を読もうという気持ちが湧いてきました」、「もし機会があれば、更に多くの人に法輪功を宣伝できたらと思います」とチョン・ハンジョンさんは言った。
韓国ソウルの天梯書店(地下鉄三角駅13号出口前)は、法輪功の修煉を助け、毎月一度9日間セミナーを開催している。9日間セミナーは毎日続けて9日間行い、午前のクラスと、夜のクラスがあり(午前9時30分~12時、夜は7時15分~9時30分)無料で行っている。
書店の電話番号:02-504-0860。