【明慧日本2024年6月25日】私は台湾の公立小学校の教師です。新しいクラスを担当した頃は、子供同士の摩擦が多く、いつも顔を真っ赤にして喧嘩したり、争ったりしていて、互いに感情を傷つけるだけでなく、教師を疲れさせてしまいました。ある時、私は生徒に『不思議な宝の本』の内容を読み聞かせた後、「他人をいじめたり、悪口を言う時は、黒い物質をもらうのです。逆に、他人に親切で、自分を我慢して譲り合うことができれば、白い物質が得られるのです」と教えました。意外なことに、クラスの生徒たちはすぐに「得ようとすれば、失わなければならない」という道理を理解しました。それ以降、生徒たちが口論になった時、私は『不思議な宝の本』を開いて、その中の物語をもう一度聞かせると、子どもたちはすぐに心の中の不満を解消し、興奮して赤くなった顔が笑顔になりました。このようにして、クラスの雰囲気はますます穏やかになりました。 私は、教室の本棚に明慧の児童絵本を置くと、生徒を落ち着かせる力があることに気がつきました。また、明慧の児童絵本はどれも台中市教育局が推進する読書認証サイトで認証を行うことができ、生徒はいつも列に並んで明慧の絵本を借りて、読書認証を行うのです。明慧の児童絵本は、子どもたちにとって、読書の習慣を養うことができるだけでなく、自然に正しい道徳観を確立することができ、乱世の中で貴重な優れた読み物であり、台湾地区において、保護者及び教師から好評を得ています。以下は各界からの明慧の児童絵本に対する反応です。
(前文より続く)
「まずは我慢する」
毅君は、「僕は『星たちが走っている』を読んでから、もし列に並んでいる時に押されたら、まずは我慢して、喧嘩してはいけないことを学びました。我慢すれば白い物質が得られ、人を殴れば黒い物質が得られるので、私たちは真・善・忍に従う良い人にならなければなりません」と言いました。
明慧児童絵本を読む台湾の小学生、毅君 |
「善の心を持つべき」
翰君は、「僕は『修煉で現れた奇跡(子ども弟子篇)』を読んで、慈悲心を持ち、善良で善の心を持つべきことを学びました。そして、忍とは、殴られても殴り返さず、罵られても罵返しないことで、我慢しなければならないと分かりました。そうすれば、徳を得ることができ、真・善・忍を守る良い人になります。ある時、僕と弟がアイスクリームを食べていた時、弟がうっかりアイスクリームを床に落としたので、僕は自分のアイスクリームを弟にあげました。私もアイスクリームが食べたいけど、弟に食べさせました。僕が先に弟に優しくしなければ、これからも弟は僕に優しくしてくれないかもしれません。僕は弟と一緒に良い人になりたいです。将来はきっと良い世界になると信じています」と言いました。
明慧週刊を読む希君 |
「妹に罵られても怒ってやり返さない」
翔君は、「僕は『真・善・忍の良い子』を読み、ストーリーが面白く、イラストも美しく、立体感があって素晴らしいと感じました。物語の中の先生はとてもやさしく、子供たちに本当に真・善・忍を伝え、良い人になり、良い行いをするように教えました。そうすれば、きっと世界に善い人がもっと多くなります。以前は妹が大嫌いで、よく喧嘩していましたが、今は良い人になることを知り、妹に対する態度が変わり、妹にやさしくしています。以前、妹が僕を罵ると、僕は必ずやり返しましたが、今はよく話し合って、以前のように怒ったりしなくなりました。明慧の本は、良い人になることを教える本です。僕も良い人になって、世界中に真、善、忍が広まって欲しいです」と言いました。
明慧児童絵本『私の新しい同級生』を読む崴君 |
アイスクリームとパソコン
亨君は次のように話します。「僕は『天国からの聖なる青い本』を読んだ後、真・善・忍を学びました。ある時、家族で寿司を食べに行った時、母がアイスクリームを食べてもいいと言ったので、弟と僕は喜んで注文して食べました。突然弟がうっかりアイスクリームを床に落としてしまいました。弟は母に叱られる中で、僕が食べるのを見ているしかなく、泣き止みませんでした。かわいそうと思って、僕のアイスクリームを弟に譲ったところ、弟は喜んでアイスクリームを食べながら、『ありがとう』と言ってくれました。それからある日、僕は試験問題を何枚も書かなければならなくて、とても疲れていた時、母に『パソコンで遊んで少し休んでもいいよ』と言われたので、うれしかったのです。後で、弟がパソコンで遊ぶ機会を僕に譲ってくれたと知り、弟になぜ先に遊ばせてくれたの?と聞きました。弟は『前回はお兄ちゃんからアイスクリームを譲ってもらったので、今回はお兄ちゃんに譲って、リラックスしてもらおうと思って』と言いました。僕は聞いて嬉しく思いました。僕はこれからも良い人になり、この世界がもっとよくなって欲しいと思います」
明慧児童絵本『父の奇跡的な物語』を読む君さん |
「以前私は弟が嫌いだった」
セン則さんは、次のように語ります。「以前、私は弟が大嫌いでした。彼は私が畳んだ服をよく散らかすので、私はいつも弟を叱りました。『不思議な宝の本』を読んでから、他人を叱ると黒い物質を得てしまうと知ったので、やさしい心を持つようになりました。以前のことを思い出すと、弟も手伝おうとしただけで、わざと服を散らかしたわけじゃないと思うようになりました。それからは弟が服を散らかしても怒らず、『大丈夫だよ』と言います。今、私は、家族や同級生に善意を持って接することが分かり、皆も周りの人に優しくしてほしいと思います。また、『天地蒼生』を読んで、法輪大法の素晴らしさと中国で起きている迫害にも少し分かりました。とても良い本なので、皆さんにも読んでほしいです」
明慧児童絵本『父の奇跡的な物語』を読む恩さん |
「同級生と付き合い方が分かった」
菲さんは、次のように話します。「『私の新しい同級生』を読みました。主人公は強君に殴られたのに告げ口をせず、逆に強君が落ち込んでいた時にティッシュをあげました。この物語を読んで、私は、いつも人のすることを気にしすぎている自分のよくないところに気づきました。ある時、私は2人の同級生が騒いでいるのを見ましたが、秩序を担当する同級生は気づいていませんでした。私は彼らに『話すな!』と注意すると、1人の男子生徒に『お前には関係ない』と言われました。私は喧嘩したくなかったので相手にしませんでしたが、少し傷つけられました。『私の新しい同級生』を読んでから、他人のことを勝手に言わず、また、他人のよくないところをすぐに先生に告げ口するのではなく、まずは善意を持って話すべきだと思いました。同級生に悪いと言われても、手を出したり、言い返したりしてはいけません。明慧の本を読んでから、同級生との関係が大きく改善し、皆と仲良く付き合う方法も分かりました」
明慧週刊を読む菲さん |
「他人のことを考える人になろう」
芸さんは、「『カタリーナの願い』を読んでから、いくつかの道理が分かったような気がします。他人のことを考える人になろうと思うようになりました。私はカタリーナと似たところがあることに気づきました。それは、低学年生の時の先生は、私たちに親孝行のことを教え、中学年生の時の先生は、私たちに良い人になることを教えてくれたところです。世界中の人々が真・善・忍を理解することができれば、世の中には争いがなくなるのです。ですから、人々は皆、真・善・忍の心を持っていることこそ、この世界がより良くなることができるのです」と語りました。
明慧児童絵本『カタリーナの願い』を読む沁さん |
明慧出版社の書籍と雑誌を読むには、天梯書店をご参照。
https://www.tiantibooks.org
(完)