中共ウイルス(コロナ)のピーク中、無事だった二つの物語
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年3月3日】2022年末、中国ではゼロコロナ政策をやめて、突然ロックダウンを解除することで、疫病が爆発的に蔓延しました。地域によっては、ほとんどの人が感染したようです。一部の人は、最初は症状があまり重くなくても、数日後にだんだんとひどくなっていきました。その中で危機から逃れ、無事快復した人もいます。また、感染していない人と感染している人が同じ職場で一緒に働いていても、まったく感染しない人もいます。この中に何か規則でもあるのでしょうか?

 軽症から重症化した叔母が自ら快復 

 2022年末、今までのロックダウンが突然解除された後、私の地域では、ほぼ全員新型コロナウイルスに感染したように見えました。家族や親友に電話で尋ねたところ、ほとんど症状が軽く、すぐ良くなったそうです。私の叔母は、離婚して長年一人暮らしをしながら、田舎の実家の道路沿いで、小さなスーパーを営んでいます。経済的に苦しいため、家には暖房がなく、冬はとても寒いのです。叔母に電話をかけると、叔母は「ここの人たちは皆感染した。そのうち皆良くなるから、私は大丈夫。心配しなくていい」と言いました。

 しかし、それから10日も経たない、年が明けた2023年1月6日の夕方頃、叔母から電話がありました。叔母は「私はもうだめだよ。明日は都会にいる息子に帰ってきてもらって、市内の病院に連れて行ってもらわないと。もうすっかり参ってしまった。感染してから熱はないけど、7日間も続けて眠れない状態で、魂が出ていくような感じで、命の限界だよ」と悲しい声で話しました。

 叔母はさらに「私はここに住みたくない。ここに住んでいた隣人が精神病になった。私は死にたくない。もう店の商品も処分して、明日は店を閉めるよ。市内の病院に行って、検査を受けて入院する」と言いました。

 私は叔母の声から、かなり不安になっていると分かりました。私はやさしい声で叔母に「叔母さんの病気はすぐ治りますよ。叔母さんは元々元気で、何の病気もありません。私を信じて、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』という心からの九文字を唱えてください。夜、眠れない時に唱えてください。小さい声でもいいし、黙読してもいいでのすが、繰り返して何十回、何百回と唱え続けると、奇跡が起きます。たくさんの人が体験したのです」と伝えました。

 叔母は少し落ち着き、電話の中で私について心からの九文字を唱えて、覚えた後に電話を切りました。

 翌日の午前10時頃、私は車で子供を連れて実家に帰りました。叔母に会い「叔母さん、どうですか? 昨夜は眠れましたか? 病院に行きますか?」と聞きました。叔母は元気よく「とても良く寝たよ! 体調も良くなったし、もう病院に行く必要はないね」と言ってくれました。私は叔母に「必ず心からの九文字を唱え続けてくださいね」と念を押しました。私は叔母に大法の内容が書かれた新年のカレンダーを渡すと、叔母はとても喜んで受け取りました。

 5日ほどして、叔母のことが気になって、また電話しました。叔母は嬉しそうな声で「心からの九文字のお陰で、ぐっすり眠れる。本当に効いたよ! 唱えていると、頭の中から冷たいものが出てきてすぐに眠れる。ありがたいね!」と言ってくれました。私は「叔母さんは大法と縁がありますね! 身体の健康が何よりも大切ですからね」と言いました。

 感染者が続出する中、無事で、感染しない子供

 2022年旧暦の10月26日、山東省聊城市冠県東古城鎮のある村の小学校は、恐怖の雰囲気に包まれ、閑散としていました。ここの生徒の半数以上が新型コロナウイルスに感染したため、冠県に連れていかれ隔離されました。酷いことに、感染していない生徒も一緒に連れて行かれました。周辺の村はロックダウンされ、毎日警告するラッパが鳴り響いていました。

 生徒の中で、小明君は感染していませんでしたが、それでも連れていかれて隔離されました。小明君はまだ小さいので、規定により保護者の付き添いが必要です。そこで、小明君のお母さんは冠県に行って、隔離中は小明君に付き添いました。隔離期間中、小明君のお母さんも感染しましたが、なぜか小明君は無事でした。

 実は、小明君のおばあさんは法輪大法を修煉しています。以前、電話で小明君に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」の心からの九文字を教えたことがありました。小明君はとても純粋で、その場で大声で唱え始めたのです。

 冠県に隔離されていた小明君親子は、その後、聊城に移動させられて隔離が続きました。18日間お母さんと一緒に隔離されている中、周りの人は全部感染者でしたが、小明君は「心からの九文字」を唱えることで、感染することがありませんでした。

 さらに不思議なことに、小明君とお母さんが隔離先から家に帰った後、小明君の家族を含めて、ほとんどの村民に陽性反応が出たのです。しかし、家族と一緒に住み、一緒に食事をしていた小明君だけは、毎日元気に遊んでいて最後までコロナウイルスに感染することなく、無事でした。

 危機にさらされている人々は、自分や家族のために、法輪功に対する偏見を捨て、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を大切にするようにと呼びかけます。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/26/457163.html)
 
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