内モンゴル赤峰市の郭振芳さん 迫害により死亡
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 【明慧日本2021年6月14日】内モンゴル赤峰市松山区の法輪功学習者・郭振芳さんは2021年6月9日、赤峰市松山区留置場で迫害により死亡した。家族は公安部門からの電話を受け取って、すぐ病院に駆け付けた。郭さんの遺体の鼻に血跡があり、背中の腰から下は赤紫色になっており、片足の膝の内側に傷があることに気づいた。

 その場に数十人の私服警官がいて、家族に遺体のそばから離れるようにと言った。その後、家族の同意を得ないまま、郭さんの遺体は松山区の葬儀場に直接送られた。

 病院側は「彼はバイタルサインがない状態で病院に運ばれてきた」と話した。

 6月8日、松山区裁判所は郭さんと妻・馮玉華さん夫婦に対して不当な開廷をしたとき、郭さんは元気で、自ら車から降りて歩いて法廷に入った。しかし、1日も経たないうちに、郭さんは留置場の迫害により死亡した。

 郭さん夫婦は2020年11月25日午前、警官に連行された。当日の午後、松山区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官は郭さんの家を家宅捜索し、多くの私物を押収した。郭さん夫婦は松山区留置場に送られ拘禁された。

 その後、夫婦は松山区検察庁に陥れられた。そして、2021年4月8日、夫婦に対して不当な開廷をする予定だったが、裁判所側は物的証拠を再検証する必要があったため、案件を検察庁に返して裁判を延期した。そして、2021年5月19日午前中の開廷も一時的に取り消された。

 明慧ネット掲載の不完全な統計報告によると、2020年1月~12月27日、赤峰市で少なくとも97人の学習者が嫌がらせを受け連行され、拘禁されて迫害を受けた。元宝山区政法委員会の王氷は元宝山鎮で洗脳班を開設したという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/12/426881.html)
 
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