一家8人が「三退」した物語
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年6月16日】ある日、私は法輪功迫害の実態を伝えるため、街に出かけました。その途中で、以前同じ学校に勤めていた同僚に会いました。彼女は私に、「夫も息子も肺癌で入院している。もう助けられないと医師に言われ、私も生きていけない」と泣きながら話しました。彼女の夫はかつて、ある学校の共産党の書記で、息子はある会社の幹部でした。

 私は彼女に「私は、あなたが苦痛から抜け出すことが出来る方法を知っていますが、話を聞いてくれますか」と言うと、「私は100パーセントあなたの話を信じる」と彼女は答えました。彼女は以前、私が末期の肝臓がんになって、法輪大法を学んで健康を取り戻したことを知っているのです。私は「それではご主人と息子さんに心から共産党を脱退させ、そして、2人に誠心誠意『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を念じさせてください」と話し、法輪大法の守り札2枚を渡しました。さらに、彼女に「ご主人と息子さんが『三退』をしてから、この守り札を身につけさせてください」と言いました。彼女はもう1枚ほしいと言いました。私は彼女に「ご主人と息子さんがどうなるかは彼ら次第です」と言いました。

 その1カ月後、ある歩道橋で彼女に会いました。彼女は満面の笑みで私を抱きしめ、「あなたにどう感謝すればいいか、夫と息子は病気が治りました」と話し、「あなたは法輪功の師父に感謝しなければなりません。師父はご主人と息子さんを救ってくださったのです。私にはそんな力はありません」と言いました。彼女は「聞いて、私は3枚の守り札をもらったでしょう。その1枚は孫娘のカバンに入れたの。その数日後、孫娘の学校の生徒たちは春の旅行に行きましたが、交通事故に遭い、生徒の数人が亡くなり、孫娘は肋骨1本が折れただけで助かりました。それで嫁が孫娘のため、交通事故の因果関係を知りたくて、占い師を訪ねたら、その占い師は嫁に、『あなたの娘さんはあの交通事故で亡くなる運命だった。でも娘さんのカバンの中にある小さな四角いものが娘さんを救ったのです』と言い、嫁の話を聞いた私はすぐ、『それは私が孫娘のカバンに入れた守り札だったのよ。あの守り札が孫娘を救った』とすぐに嫁に伝えたわ」と、私に話してくれました。

 その6年後、街へ法輪功迫害の実態を伝えるために出かけました。その時、私は師父の教えに啓発され、その同僚の家に直接行きました。今回、彼女は守り札が8枚ほしいと言いました。以前、彼女の夫と息子が「三退」しました。今回、彼女の家族の他の親族6人もその日に「三退」をしたのです。

 その日、私は同じ学校に勤めていた他の同僚に出会いました。その同僚は「私の夫は死んだのに、どうしてあなたは私のことを気にかけてくれないの?」と言いました。彼女の夫は、市教育委員会職業教育事務所の所長でした。私は「当時、私はあなたの家に行って、法輪功迫害の実態を伝えようとしても、あなたたちは私を歓迎しないばかりか、私を追い出したでしょう」と言いました。その時、彼女の夫は私に、「あなたは優秀な教師なのに、どうしてこんなことをするんだ」と言ったのです。彼女は私に、「彼女(前述の家族8人で三退した教師のこと)のご主人と息子さんは三退したのですか?」と聞き、私は、「彼女のご主人と息子さんは元気にしているのを知っていますか?」と逆に質問をし、「元気にしているのは知ってる」と答えました。 「ではなぜ、元気でいるのか、あなたがよく分かっているのではありませんか」と私は言うと、彼女は「じゃ、私も『三退』します。お願いします」と言って、守り札を求めました。

 また、彼女に会ったとき、彼女はもう1枚の守り札を受け取りました。彼女は息子と暮らしていて、息子も『三退』しました。彼女は糖尿病を患って精神状態も悪かったのですが、今、元気になり、退職して、あちこちに出かけられるようになっています。

 これらの教師たちが得た福報のことを、その学校の多くの教師たちは知っています。ですから、私はその学校の教師たちに「三退」を勧めると、ほとんど三退するのです。

 法輪大法は素晴らしい力を持っており、その力は極めて洪大で細微まで広がっています。この記事で紹介されている事例は、世俗的な次元での大法の力のほんの小さな体現です。大法は人類に幸福をもたらします。大法の素晴らしいパワーと殊勝さは人々を返本帰真させるためのものなのです。 

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/4/424249.html)
 
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