修煉して4カ月間で別人のようになったカナダの若者
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文/海外の法輪功学習者

 【明慧日本2021年6月17日】私は4カ月前から法輪功(法輪大法とも呼ばれる)の修煉を始めたカナダの学習者です。私は小さいときから大法を修煉する母から大法についていろいろ教えてもらっていました。初めて『轉法輪』を読んだのは小学校のときでした。その時は修煉しなかったのですが、大法を応援したい気持ちでいっぱいでした。また、大法の教えの影響を受けて、良い人と良い友人になるように気を付けていました。

 その後、私はカナダに移住し、地元の高校に入学しました。それから私の性格が変わり、友人作りも積極的になりましたが、そのためかいろんな良くないものも身につくようになりました。友人たちといつも一緒にテレビゲームをやったり、漫画を読んだりしていました。また、そのころから徹夜してネットサーフィンするようになり、友人の家でパーティに参加し,食べたり飲んだりしてとにかく遊び放題でした。友人とずっと一緒にいるのに、常に虚無感に襲われ、その後、彼女も作りましたが別れたため失恋によって落ち込みました。

 ある日の夜、私は師父の経文を読んでいると、言葉で表現できないほどの強い感情が込みあがってきました。おそらく師父の法が、私の生命の中にある最も深い何かを呼び覚ましたように感じました。大人になった私は思いっきり泣き崩れ、「毎日何をやってきたんだ!」と独り言を繰り返しました。大法を修煉せず、衆生済度の使命を果たさなかった自分がこの上なく悔しく感じたのです。

 その日を境に、私は本格的に修煉の道を歩み始めました。私はパソコンの中にあるすべてのゲームと漫画を削除し、テレビゲーム機も売り、スマホにあるポップミュージックも削除しました。とはいうものの、これらを捨てるときはかなり悩みました。これらの良くないものを一気に捨てることが修煉者として行うべきことであると分かっている一方、どうしても捨てきれずにいる自分もいました。私は「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と繰り返して考えるうち、捨てる覚悟ができました。それと同時に、私は思わず口の中から粘膜を吐き出しました。自分に良くない影響を与えるものを捨てることで、師父が私の体も浄化してくださったのだと分かりました。

 修煉する前、私がゲームに夢中にならないよう、母はいつも私のスマホを隠したり、パソコンの電源が入らないようにしたりしていましたが、それでも私はゲームを止められませんでした。しかし修煉を始めてから、私は自分の意思でゲームをやめることができました。それ以来、ゲームをやりたいという考えが芽生えたとき、私はいつも強い考えでこれを否定するようにしていました。夕食のときもテレビもつけず、時間があったらいつも明慧ネットにある同修の修煉体験の文章を読むようになりました。

 修煉してから心身共に大きな変化が現れました。クリスマスの時に友人の家へ行き、友人たちの状態が悪いことに気づきました。みんな若いのに、無気力にソファに座って常にスマホを見て、あくびが続いていることに気づきました。どうやら彼らは連日のように朝5時まで起きてゲームと漫画の話題で盛り上がっていたようです。

 思い返せば、修煉する前の自分も同じでした。時間があればゲームをやり、徹夜することもよくありました。友人も含めて、この状態は良くないと分かっていながらも、どうしてもやめられないことで苦しんでいました。修煉してから私は体力がついてきて、体の中から力がみなぎってくるように感じます。今では勉強以外に時間があったらバイトをするようにしています。主に力仕事ですが、たくさん働いても疲れません。私がいつも楽しそうに働いているのをみて、「バイトってそんなに楽しいの?」と聞かれることもありました。

 修煉する中、私が最も苦労したのは自分の思想業による妨害です。頭の中でしょっちゅうゲームと漫画、アニメの記憶がよみがえってきます。その都度、私はその記憶が勝手に出てこないように制御していました。ひどいときは頭痛になります。少しずつ、このような記憶が薄くなり、考えがはっきりしてきました。今でも時折良くない考えが出てきますが、自分の意思が強ければ、あっという間にその考えを押さえることができるようになりました。

 座禅は最初の30分は難しくなかったのですが、1時間を突破するのは大変でした。初めて1時間を突破したときは、足が激しく震え、そのため体までも震えていました。そこで私はタオルで足を縛り、震えによって組んだ足が落ちないようにしました。どんなに痛くても組んでいる足は降ろさないと思って我慢しました。このようにして1カ月間が経つと、足の震えがなくなりました。

 共産党の虚言に騙された人々に正しい情報を伝えなければならないと思い、私はお母さんにならって中国向けの電話をかけるチームに参加しました。最初はお母さんが書いてくれた原稿をただひたすら読んでいましたが、緊張して相手との会話がままなりませんでした。それからお母さんから優しく話すようにとのアドバイスを受けて、声のトーンを下げ、落ち着いて話すようにしました。それでも緊張して声が震え、何度も挫折しそうになりましたが、やっていくうちに緊張しなくなり、真相を伝える話し方も自己流にできるようになったと感じました。その後はいろんなトレーニングを受け、現在の経済の状況や様々なデータを生かして真相を伝えることも学びました。まだまだ勉強途中ですが、明らかに相手が電話に出てくれるようになり、電話に出てもすぐに切らなくなったと感じています。ときおり電話の向こうから罵詈雑言を言われることがありましたが、できるだけ自分の感情に起伏がないように話しました。自分が落ち着くと、電話の相手も聞いてくれるようになったと感じています。

 この4カ月の間、私は別人のようになったと感じています。慈悲なる師父が悪習ばかりの私をきれいに洗浄してくださり、さらに私に衆生を助けるチャンスをも下さいました。弟子である私はただできるだけ三つのことに励み、執着を一つずつ取り除いて精進することで師父の御恩に応えたいと思います。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/12/18/372937.html)
 
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