日本在住の娘が母親の不当連行を暴露 中国国内の父は脅迫される
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 【明慧日本2021年6月27日】日本在住の法輪功学習者(以下、学習者)・付偉彤(ふ・えいとう)さんは明慧ネットで、母・毛嘉萍さんが法輪功を学んでいるとして6月2日に遼寧省大連市の警官に身柄を拘束されたことを知り、日本の学習者と一緒に救援活動を始め、国内外の良知のある人に注目を呼びかけている。

 6月15日昼、付さんは駐日本中国大使館前で中国語と日本語で声明文を読み上げた。また、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害を非難し、直ちに母の無罪解放を求める公開状を大使館のポストに投函した。日本語で「頑張れ」と応援する人もいた。

一部の日本学習者は2021年6月12日、中国大使館前で毛さんと他の連行された学習者の無罪解放、残酷な迫害を停止するように呼びかけた

 しかし、活動が終わり、付さんが地下鉄の駅に着いた時、中国にいる父から電話を受け、直ちに共産党の邪悪行為を暴露する行動をやめ、関連の報道を撤回するようにと言われた。理由は関係部門がすでに家まで来て、公職を追放すると脅してきたからだという。

 付さんは日本の学習者と一緒に国会および中共の駐日本大使館前で横断幕を掲げ、法輪功の無実を訴え、関連の動画をメディアにアップし、広い範囲で迫害を暴露した。国際社会の注目の下、関係者が目覚めるよう、迫害に加担することをやめ、法輪功への迫害をやめ、毛さんなど不当に連行された学習者が家に戻れることを求めた。

 中共の大連市政法委員会(治安・司法などを統括する機関)はここ数年、いわゆる「ゼロ行動」を始め、学習者に嫌がらせ、連行、家財押収、拘禁、裁判などの迫害を加えた。2021年6月1日から3日間で、少なくとも29人の大連市の学習者が身柄を拘束された。6月2日午後、毛さんは自宅で身柄を拘束され、現在の状況は不明である。

 付さんの父を脅迫した人がどの部門の関係者なのかはまだ分かっていない。関係者は身分を明らかにしておらず、秘密裏にやっており、悪事が暴露されること、法律に追及されることを恐れているはずだ。

 公開状の内容は下記の通りである。

 中国共産党による法輪功に対する非合法な弾圧を非難する

 大連の毛嘉萍氏の無条件即時釈放を呼びかける公開状

 駐日中国大使館のすべてのスタッフ、日本と国際社会の良心的な正義ある皆さん、こんにちは!

 私は付偉彤と申します。数年前に留学のため中国大連から来日しました。卒業後は東京で働いています。明慧ネットで目を見張るような不幸なニュースを読みました。中国にいる親戚や友人に確認したところ、母の毛嘉萍が法輪功を修煉していることを理由に、6月2日に一人で自宅にいた際、現地の警官に侵入され、強制連行され、行方不明になっていることを知りました。

 親戚や友人は、何度も問い合わせをしており、邪悪な中国共産党が、来るべきいわゆる党創立100周年を祝うため、法輪功や人権擁護者、陳情者に対して全国統一の逮捕作戦を行っており、母とほかの学習者が大連市公安局に非合法に拘束されていることを知りました。

 しかし、10日以上経っても父には関連部門からは何の連絡もなく、ただ7月1日以降に母が判決を受ける可能性があると聞いただけです。父と親戚や友人は母の安否を心配し、焦っており、居ても立っても居られない状況です。

 法輪功は、「真・善・忍」という普遍的な価値観を提唱し、心性を向上させる佛家の高いレベルの修煉法であり、世界中で合理的、合法的に実践されています。数えきれない人が修煉を通じて、精神が向上し、身体が健康になり、家庭が睦まじくなりましたが、中国では政権を盗み取った、国民を敵とみなす中共により22年間残酷に迫害されており、今も続いています。

 1997年、母がまだ31歳の時、生活のストレスから、すでにさまざまな病気を患っていました。その中でも、重度の貧血と血小板減少症は、怪我をすると血が止まりにくくなる病気でした。母の顔はいつも土色で、手のひらも血の気がなくて青白く、人々に顔色が土色のおばさんと呼ばれていました。さらに恐ろしいことに、健康診断で、母は末期の胃がんであることが診断されたのです。

 母の胃がんは胃がんのなかでも最も深刻な2種類で、母と同じ病気の人はとっくに亡くなっていますが、母は幸いに今日まで生きてきました。 昔では考えられないことですが、いま母はみなに美しい、若々しいと褒められています。この幸せは、法輪功を修煉したことによるものです。

 健康診断の結果が出た後、母は医師から余命宣告を受けました。治療法は手術しかないと言われました。しかし、手術台の上で亡くなる可能性も極めて高く、また、手術が成功しても、いつまで生きられるかという保証もありませんでした。しかし、生存のための本能から、母は仕方なく手術を受けることを選択しました。

 以前、母は人に勧められて法輪功に対して表面的に理解していましたが、彼女は佛教の居士だったため、「不二法門」への懸念や、法輪功の病気治療と健康保持の奇跡的な効果への半信半疑から、大法を修煉することを躊躇していました。

 癌と診断された後、母は心を入れ替え、法輪功についてさらに理解し始めました。手術の前後、母はずっと大法の経文を読んだり、師父の説法を聞いたりしていました。法輪功は母に精神的な支えを与え、生きる希望を与えました。

 母は生きて手術台から降りました。しかし、手術後の化学療法で髪の毛がすべて抜けてしまい、かつ化学療法の過程があまりにも辛かったため、1クール終了後、母は化学療法を続けたいとは思わなくなってしまいました。現代医学と伝統的な修煉法の間で、母は人生最大の選択をしました。 修煉を決意した母は、家族の反対を押し切って退院しました。

 家に戻ってから、法輪功を修煉して間もなく、高熱が出てきました。母の命が危険にさらされることを恐れていた母方の祖父は、非常に怒って、母に病院に行き、検査を受けるように強要しました。医師からは発熱はいいことだ、白血球ががん細胞を殺すために強くなるという正常な反応だと言われました。母は喜んで家に帰ってきました。その後、母は一度も薬を飲むことなく、末期の胃がんだけでなく、若い頃にかかったすべての病気が治りました。

 現代医学では説明できない、想像もできない法輪功の奇跡は、私の母と何千万人もの学習者にも現れました。人として良知と法輪功に対する感謝の気持ちから、彼らは中共が全力で法輪功を弾圧している時、終始変わらず自分の信念を貫き、自らの体験をもって人々に伝え、法輪大法は素晴らしい、と実証してきました。

 1999年4月25日、中共はメディアで法輪功を中傷するデマを流し、事実を明らかにするために天津に行った学習者を殴り、逮捕しました。これを受けて、1万人以上の学習者が北京の国家陳情オフィスに陳情に訪れました。母は当時、大連市政府に陳情に行き、現地と国の指導者に真実を知ってほしいと願いました。

 しかし、母は警官に強制連行され、釈放される前に「北京へ陳情に行かない」という誓約書に本意に反して署名させられました。その後、警官はまた家宅捜索を行い、母が持っていた法輪功の書籍や煉功用品を奪い去りました。

 1999年7月20日、当時の国家指導者であった、卑怯で器の小さい江沢民は、嫉妬心から法輪功への残忍な段だつを開始しました。彼は法輪功に対して「名誉を汚し、経済を破綻させ、肉体を消滅させる」、「三か月以内に法輪功を消滅させる」と揚言しました。2001年1月23日、江沢民の人道に反する集団は「天安門焼身自殺」事件を計画・指揮し、法輪功に濡れ衣を着せました。法輪功に対する迫害の中、大連は最も厳しい迫害を受けた地域の一つとなりました。後に悪の報いを受け、無期懲役を宣告された薄熙来は、大連市長在任中に率先して生きている学習者から臓器摘出を行い、瞬く間に全国に広め、生きている学習者からの臓器摘出から臓器の販売という一本化された殺人産業を形成し、地球上にかつてない邪悪をつくり出しました。また、薄熙来は大連に世界最大の死体加工工場を設立し、美しい海浜都市大連をこの世の地獄に変えました。

 中国人は伝統的な言い伝えである「善には善の報いがあり、悪には悪の報いがある」、「頭上三尺に神あり」と知っています。中共による法輪功への残酷な迫害は、天をも怒らせています。2002年6月、貴州省平塘県掌布郷で2億7千万年前の石が発見され、石壁に浮き上がっている「中国共産党亡」という自然の文字の列がはっきりと見え、文字の大きさが等しく、分布も均等です。この世界を揺るがす地質偉観は、中国共産党の滅亡を警鐘し、悪に満ちた中国共産党に残された時間があまり多くないことを世界にはっきりと示しています。

 2004年11月、海外の大紀元は『共産党についての九つの論評』という長文の社説を発表し、共産党の9つの邪悪な遺伝子「邪悪、欺瞞、煽動、闘争、略奪、無頼、​間諜、殲滅、制御」を明らかにし、「すべての遺伝子は同じ目的、つまり恐怖の高圧コントロールのためである」と指摘しました。この『九評』の発表をきっかけに、中国では中国共産党の党、青年団、少年先鋒隊から脱退する「三退」の大波が巻き起こり、「恐怖の高圧コントロール」が崩壊しつつあることを示しています。

 生まれながらにして自由である人間が、どうして悪魔の狂気に驚かされて、恐怖の中で良心をごまかして生き永らえるでしょうか。現在までに、真実を知った3億7千万人以上の中国人が、中国共産党の党、青年团、少年先鋒隊の組織を脱退し、より明るく、より美しい未来を自分で選びました。

 2015年5月、中共最高裁が「すべての案件を受理し、すべての苦情を処理する」と発表した後、中国全土で20万人以上の学習者が法律に基づいて、法輪功迫害の元凶である江沢民を最高検察庁と最高裁判所に提訴しました。母も正義の味方として、実名で「江沢民に対する告訴」に勇気をもって参加しました。

 2019年以降、国際・国内情勢は止まることなく劇的に変化しています。 中共が露骨に国際法に違反し、生物兵器の製造によって引き起こした新型コロナウイルスは、世界を席巻し、全世界で2億人近くが感染し、300万人以上が死亡しました。しかし、ウイルスの変異株によってもたらされたさらに大きな災難が近づいているかもしれません。

 しかし、中共の狂気じみた弾圧にもかかわらず、学習者は邪悪にまみれた環境の中で真実を伝え続けています。そして人々の眠っていた心を徐々に目覚めさせています。真実を理解している政府、団体、人々は、中共に迫害の停止と迫害者への制裁を求め、正義を求める声を上げています。

 「真、善、忍」という普遍的な価値観は、道徳が崩壊した人々の人生に新たな方向性を与え、慈悲と巨大な正念の力が人類を真の精神的な道へと導いています。

 邪悪な中共が100年にわたって中華民族を苦しめてきた今、世界では「脱共産主義」の波が始まっており、「共産党がなければ新しい中国がある」という認識が見識ある人々の共通認識になっています。中共が犯した極悪非道な罪が清算される中で、必ずや完全に破壊されるでしょう。

 この歴史のドラマが幕を降ろそうとしている今、私は、中共による母の非合法な逮捕という事件を機に、世界中の善良な人々に、中共のごろつき集団による法輪功への迫害を止めるために協力とを呼びかけます。中共体制内の正義ある人々に呼びかけます。私の母をはじめ、非合法に逮捕されている罪のない人々が全員釈放されるよう助けてください。自分一人の力を尽くして、法輪功を支援することは、自分と子孫のために未来を切り開き、中華民族が世と共に永久に存在するために、永遠に消え去らない功績を築くことになります。

 私は、共産党のない新しい中国は、世界で最も優れた国になると信じています。すべての善良な中国人が、あたかも不正なソフトウェアをアンインストールするのと同じように、邪悪な中共の党、青年团、少年先鋒隊組織から脱退し、心に安らぎを戻し、未来の安全を保つことを願っています。私は、すべての尊い中国人が、すべての衆生を救おうとする創造主の広々とした恩徳に応え、大法が広く伝わっているこの偉大な時代を大切にするよう願っています。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/20/427193.html)
 
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