大連の65歳女性 虐待されて肺がんを発症
【明慧日本2022年7月24日】遼寧省大連市の法輪功学習者・潘学明さん(65歳女性)は、法輪功を学んだため、2019年7月10日に凌水派出所の警官に連行され、高新園区裁判所に懲役3年の刑を言い渡された。潘さんは拘禁中に虐待されたため、肺癌を発症した。法輪功は法輪大法とも呼ばれ、心身を健康にする伝統的な修煉法である。しかし、中国共産党は1999年7月以来、この修煉法を迫害している。
2019年7月10日、潘さんも含めて、少なくとも7人の学習者が連行された。警察は、中国共産党政権統治70周年を前にして「社会の安定を保つため」に連行したと主張している。
潘さんは姚家拘置所に拘禁された。2020年初頭のパンデミック発生後、中共は潘さんのために家族が衣類を送ったり、現金を預けたりすることを禁止した。監禁、劣悪な生活環境、警察の取り調べにより、潘さんは、よく咳き込むようになり肺の病気を発症した。
潘さんは2021年4月頃、高新園区裁判所から懲役3年の刑を言い渡された。遼寧省女子刑務所は、潘さんの病状を理由に入所を拒否した。現在、潘さんがまだ拘置所に拘禁されているのか、刑務所に移送されたのかは不明である。
明慧ネットが収集した情報によると、2021年に大連で少なくとも38人の学習者が実刑判決を受け、2人は洗脳班に拘禁され、さらに142人が連行され、276人が嫌がらせを受けたという。迫害の結果、計9人の学習者が他界した。