遼寧省朝陽市の3人の法輪功学習者に不当判決
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 【明慧日本2023年11月1日】遼寧省朝陽市の法輪功学習者・張秀英さん(71)、張玉鳳さん(60)、王恩英さん(71)の女性3人は、今年3月に連行された。その後、濡れ衣を着せられた3人はそれぞれ、錦州市凌海裁判所から張秀英さんに懲役3年6カ月、張玉鳳さんに懲役3年、王さんに懲役1年の不当判決を言い渡された。

 今年3月7日朝9時、高速鉄道の巴図営駅派出所の所長・李亜飛は警官らを率いて、張さんなど3人を連行し、身体検査をした。警官が朝凌高速鉄道の大凌河大橋の下にパトロールしていたところ、線路に入れないように張っている鉄のフェンスに法輪功について書かれた4枚の小さなステッカーを見つけたことを理由に3人を連行した。3人のリュックサックは警官に押収された。

 瀋陽鉄道公安局錦州公安分局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官は、張さんなど3人の家へ別々に行き、家宅捜索し、多くの法輪功の書籍や法輪功の文言が書いてある掛けものを押収した。張玉鳳さんの家からは、法輪功の文言が書かれた紙幣1枚だけを押収した。その後、警官は3人を錦州市女子留置場に送り込んだ。

 張秀英さんは、朝陽市双塔区桃花吐鎮坤頭営村に在住。250冊の法輪功関連書籍を押収された。

 張玉鳳さんは、朝陽市双塔区長宝郷ガ岔村に在住。1996年から法輪功を学び始めた。 法輪功を学ぶ前、張さんは多くの病気で苦しんでいたが、法輪功を学んだ後、すべての病気がなくなり、回復したという。2022年5月15日、張さんは不当に10日間行政拘留された。

 王恩英さんは、朝陽市双塔区北大街に在住。王さんは2019年9月10日、不当に5日間行政拘留された。

 張玉鳳さん、張秀英さん、王恩英さんは今年3月7日に拘留され、3月23日に凌海市検察庁に逮捕令状を発付された。

 凌海市検察院は今年6月12日、同市裁判所に起訴番号【2023】111号で3人を起訴した。

 そして、凌海市裁判所は今年8月1日、遼0781刑事判決第130号を公布し、張秀英さんに懲役3年6カ月、罰金7000元、張玉鳳さんに懲役3年、罰金6000元、王恩英さんに懲役1年、罰金2000元の判決を言い渡した。裁判長・黄艶春、陪審員・劉丹、王潤、裁判官助手・鉄言、書記官・李鵬儒だったという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/29/467617.html)
 
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