【慶祝513】やっと会えました
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年7月1日】修煉する前の私は重度の心臓神経症、植物性障害、メニエール症候群などがありました。常に脱力感があり、不眠、パニック発作、ショックで気絶することが多かったのです。私は職場で病気がちなことで有名で、年中病気休暇を取っていました。どこかで名医がいると聞くと、夫は夜中に列に並び診察の受付をしてくれました。長い間どこにでも同行してくれました。私は夫の仕事や昇進の足を引っ張り、悪影響を与えていました。夫の最大の心配事は、出張前にどうやって私に伝えたらいいのかということでした。なぜなら、私はそれを知った途端、すぐに気絶してしまうからです。家族全員が困り果てていました。

 1996年、私は法輪大法の修煉を始めました。修煉を始めて2カ月もたたないうちに、病気がなくなり、歩く時足が地面に触れていないように感じ、体が軽くなりました。不快感、嫌な辛い症状がすべて一掃されました。

 私を死から救ってくれたのは、慈愛に満ちた偉大な師父であり、私に新しい命を与えてくださり、私を守り、私の返本帰真の道へと導いて下さいました。現在、私は70歳になろうとしていますが、健康状態は20歳の人よりも良いです。顔に艶があり、身体がツバメのように軽く、食料品の買出しも、料理をするのも、家を掃除するのも、孫の世話をするのも、母に仕えるのも、すべて滞りなくこなしています。私の家族、隣人、同僚は皆、法輪大法の素晴らしさを目の当たりにしています。

 私は長年の経験から「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」、「法輪大法は正法である」と人々に真摯に伝えてきました。

 「教えてください、あなたが言われるようにしたいのです」

 ある店の前で私は3人に、法輪功の真実を伝えたことがあります。5000年の輝かしい歴史を持つ中国の伝統文化について語りました。博愛、義理、礼節、智慧、信頼は人間としての古来のルールであり、私たちが守り、継承していくべきものです。今は真の善人になる方法を示してくれる最高の真・善・忍の宇宙大法があります。

 黙って真相を聞いていた老人が突然、言いました。「俺にも教えてくれよ。どうすればいいの?  あなたが言うなら、俺は何でもやる」。私は「ただ、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』という心からの九文字をもっと多くの人に伝えてください。より多くの人が法輪大法を知り、良い人になるようになれば、それが一番良いことです」と言いました。「帰ったらすぐ人に教えてあげる。何を読めばいいのか教えてくれないか?」と老人は真摯に聞いてきました。私は彼に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と一字一句教えると、彼は「覚えたよ」と言いました。

 ちょうどその時、彼を迎えに来た車が到着したので、私は彼を車まで見送りました。彼は車に乗りながら「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱え続けていました。まるで世の中の人々が私たちの救済を待っているかのようです。どんな縁も大切にして、人との出会いがある限り、どんな人でも真実を話して、人を救おうと思いました。

 「私も三退の手助けをします」

 ある日、湯園(訳注:タンユェン、中国の伝統的な点心)売りをしていた人に法輪功迫害の真相を伝えたところ、その人はすぐに理解し、三退をしました。私は彼に法輪功の真相動画と素晴らしい教えの詰まったUSBを渡し、彼に伝えました。「あなたはとてもラッキーです。あなたが手に入れたものは代え難い無上の宝です。まだ多くの人が手にする機会がなくて知らないのです。帰ったら、パソコンにインストールをして、またUSBにコピーしてください。そして、私と同じようにこのUSBを他の人に渡して、より多くの人が早くこの宝を理解して、平安と祝福を手に入れられるようにしてください」

 私の言葉を聞いた彼は、すぐに屋台を片付けて、売るのをやめてこう言いました。「今すぐ家に帰って食事をしながら見ます。もっと多くの人に見てもらいます。そして、それをより多くの人に伝え、より多くの人に知ってもらいます。私も三退のお手伝いをします。これはとても良いことです」。この時私はとても感激しました。これは人々が目覚め、法輪功の真相を理解した人が救われることなのです。

 党を退き、党のバッジを外した

 ある時、政府関係の仕事をしている人と出会いました。私は、法輪大法の素晴らしさ、中国共産党(以下、中共)が大法弟子を残酷に迫害していること、中共の公安、検察、法律、司法制度による大法弟子の拉致、不当な逮捕、拘留、拷問について語りました。さらに不当に投獄された法輪功修煉者の臓器を生きたまま採取し、高額で販売して法外な利益を得るという非人道的な行為です。迫害された法輪功修煉者を極度の苦痛の中で無残に殺し、本当に非情で残酷だと伝えました。また、中共の江沢民一族は意図的に風評を流し、法輪功を罠に陥れました。真実を語ることは許されず、インターネットは遮断され、ニュースはフィルターにかけられ、デマが蔓延し、人々は気づかないうちに嘘言に騙されています。

 彼は「私は役所の者ですが、今日はこちらの作業を検査するために来ました」と口を挟み、話しながら証明書を見せてくれました。私は「見なくても良いです。どんな仕事をしていても、まずこの大事なことを理解しなければなりません。 自分を正しい位置に置き、明るい未来を手に入れることが何よりも大切です」と言いました。私は落ち着いて三退について再度話したところ、彼はすぐに同意し、本名で三退しました。そして、その時につけていた党のバッジを外しました。彼は、私が渡した真相USBを嬉しそうに手に取り、「帰ったら必ず勉強します」と礼儀正しく言いました。

 「党退光」の仮名で党を退く

 エレベーターの中で出会った中年男性が、「今の共産党は本当に悪い、どの役人も腐敗していて、国民の生活なんて顧みることもない。ほら、会社も給料を払ってくれないんだよ、もう何カ月も遅れているんだ。 暖房費を払うお金がないから、暖房もつけてくれないんだ」。あまりにも非人道的です。

 私はその話しの流れで、「天安門焼身自殺事件」は偽物で、中共が法輪功に濡れ衣を着せて、憎しみを煽るために造り出したものだと話しました。この邪悪な政党は国と国民に害を及ぼし、虚偽、悪、闘争を追求し、真実、善良、寛容を抑圧し、または上手いことを言っては、悪事ばかりをしています。そこで彼に党員かどうかを聞いてみました。彼は「はい。党員ですが役に立ちません」と答えたので、私は「では、あなたの平安のために三退しましょう。どうか、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』という心からの九文字を忘れずに、真摯に唱えて祝福を得てください」というと、彼は「はい、三退します」と言いました。

 私は「名字はなんですか?」と聞き、彼は「党と申します」と答えました。「では『党退光』(党をきっぱりと退く意味を含む)の仮名で退きましょう。真心があれば、仮名やニックネームでも大丈夫です」と私は言いました。彼は嬉しそうに「党退光」を繰り返し念じました。私は「そうです。きれに、きっぱりと、何にも残らず退くこと」だと話しました。こうして彼は「党退光」の仮名で党を退きました。ちょうどその時、エレベーターが開き、私たちは笑顔で別れました。

 公安局の副局長が法輪功迫害の真相を知り、党を辞める

 ある夏の夜、寮の壁の外に男が一人で座っていました。私が彼に挨拶を交わすと、丁寧に「座ってください」と言われました。彼はほかの町から来たと言うので、「そこには法輪功修煉者はいますか?」と私が尋ねると、彼は逆に「私がどのような仕事をしているのか、わかりますか?」と聞き返してきました。私は笑顔で答えませんでした。彼はすぐに「私はある都市の公安局の副局長です。そこでは多くの法輪功修煉者を逮捕しました」と言いました。私は「彼らに親切にしてくださいね。彼らは今日の社会の中で最高に良い人々です。しかし今、善良な人々が逮捕され、拘留され、殴られ、拷問されているので、天地も容認できません」と話しました。

 彼は「なぜ捕まえた法輪功修煉者は、ハンガーストライキをするのですか?」と尋ねたので、私はこう答えました。「法輪大法は、宇宙の特性である真・善・忍に従って、人々が良い人になるように教える正法です。中共は善良な人々を逮捕し、信仰を放棄するよう強要し、彼らは心の中で不公平だと感じています。迫害に対抗し、信仰の自由と善良な人間であるための最も基本的な権利を守り、学法煉功するための正常な環境の回復を要求するために、この平和的な方法を用いるしかなく、それ以外に証明できる道はないのです」

 真相を聞く中で、さらにいくつかの質問がありすべて答えました。それを理解した彼は、すぐに「王記清」という仮名をつけて、あっさりと党を退きました。彼は「この日を忘れないようにしたい」とも言いました。また、妻の健康状態が良くないと言い、帰ったら妻にも法輪功を習わせようと思います。 彼は法輪功の本を持っているとも言いました。

 やっと会えました

 法輪功迫害の真相を理解したあと、党を退いたある退職幹部は、迫害の実態を書いた手紙や「共産党についての九つの論評」、または真相プレイヤーを受け取り、戻って真剣に見てみると言い、『轉法輪』を読みたいと熱心に話していました。そして、私は『轉法輪』を彼に一冊渡しました。

 1カ月ほどして、再びその場所を通りかかると、誰かが私の方に素早く歩いてくるのが見えました。よく見るとあの退職幹部でした。彼は興奮気味に「やっと会えました。あなたと初めて出会った場所で、同じ時間帯で1カ月以上待っていましたが、ようやくあなたに会えてホッとしています。本当に気をつけてください。共産党は、街中で迫害の真相を伝えることに関して、非常に冷酷です。もっと安全に注意を払わなければならないですよ」と忠告してくれました。私は「ありがとうございます。私が話した真実を忘れずに、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と真摯に念じれば、天はあなたを祝福し、あなたを守ってくれるでしょう。あなたの家族も健康で安全でありますように」とお礼を言いました。彼は何度もありがとう、ありがとうと繰り返しました。人々に真実を伝えるようにと教えて頂いたのは大法の師父であり、師父に感謝するのが良いと彼に教えると、「李先生、ありがとうございます」と彼はお礼を言いました。

 その後、地方にある前職場に戻った彼は、1999年以前に法輪功を修煉していた財務部門の同僚を見つけ、自分が知り得た迫害の真相を彼女に伝え、また「こんなに素晴らしい功法を続けて修煉すべきです」と勧めました。

 「真・善・忍」という言葉を聞きました

 今年の3月のある日、薬局はどこにあるのかと聞いてきた中年女性がいました。彼女に場所を教えた後、私は続いて法輪大法の真実を伝えました。彼女は体調が悪く、血圧が高いと言ってました。私は「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』のこの言葉を覚えてください、それはあなたが薬を飲むよりもずっと良いものです。なぜなら、これは宇宙の大法であり、佛家の法であり、真摯に心から唱えれば、必ず神さまの祝福を受け、どんどん良くなっていくからです」と彼女に話しました。

 「真・善・忍」という言葉を聞いたとき、彼女は目を輝かせて私の手を取り、すぐに目を赤くして、一瞬で涙を流していました。手に持っていたティッシュがすぐに濡れたのを見て、私は彼女に「この言葉を1000年も待っていたんですね。これが聞けたのも、実は運命であり、神の祝福であり、この機縁を大切にしてくださいね。良い人になれば、きっと報われます」と言いました。

 そして、三退の話をしたところ、彼女は自分の名前を名乗り、あっさりと中共の少年隊組織を退き、何回もお礼を言ってくれました。私は彼女に「大法の師父にお礼を言ってください。人々を救っているのは大法であり、善良な人々が救われ、明るい未来を手に入れるために、真実を縁のある人に伝えなさいと言ったのは師父なのです」と話しました。

 「君たちの師父は偉大であり、本当に凄いですね」

 ある年の7月20日は異常に暑く、風ひとつない日だったことを覚えています。正午、天津から仕事で来ていて、昼食を終えてレストランから出てきた2人の紳士に会いました。私は彼らに近づき、真相を話し始めました。私の頭や顔が汗まみれになっているのを見て、1人が「こんな暑い日に、家で昼寝せずに外を走っているのか?」と言うので、私は笑顔で、「あなたたちのような大切な中国人のために、そして明るい未来のために、私には伝える価値があります 」と話しました。

 そして、彼らに法輪功の真相を語りました。「天安門焼身自殺事件」は偽物であり、法輪功を陥れるために仕組まれたもので、人々に大法と大法弟子を誤解させ、憎ませ、迫害し、世界を破壊するためのものです。法輪功は人に善を教える徳の高い大法であり、病気を払い、健康を保つという奇跡的な効果があります。重い病気や末期の病気にかかった多くの人々が、法輪功を修煉した後に治癒し、心身ともに健康になり、道徳的にも高揚しています。このような良い功法は、人から人へ、心から心へと伝わり、国内外で急速に広まっています。1992年から1999年までのわずか7年間で、当時の中共党員の数をはるかに上回る、1億にも上る人々が法輪功を修煉しました。これらのことは、当時国家主席である江沢民と中共を非常に嫉妬させ、恐れさせました。

 その結果、中共は真・善・忍を修煉する1億人の法輪功修煉者を「信用を失墜させ、肉体を消滅させ、経済を断ち切る」。そして「無意味に殺し、自殺行為と見做して殺しているのです」。つまりこれは中共という最大の国家テロ行為であり、絶滅政策を実施してきました。中共の江沢民一族は、国際的に公認されていない拷問、大量殺戮、人道に対する罪などの大罪を犯しています。大法弟子たちは、権力者の暴力に対して、平和的かつ理性的に、逮捕、殴打、命の危険を冒しながらも、中共の嘘言に騙されている中国の人々に真実を伝えてきました。大法弟子は名声や利益、報酬のために行うのではなく、ただ、同胞やより多くの善良な人々が真実を理解し、善悪を見分け、自分と家族のために幸福と平和を選択し、明るい未来を手に入れることができるよう、願って伝えているのです。

 この時、彼らはすぐに理解し「あなたの師父は本当に偉大です。素晴らしいです」と興奮して言いました。一人は「戻ったら、ネットで法輪功にいいねを押します」と言っていました。もう一人は腕を上げて「インターネットで法輪功に投票します、法輪大法は素晴らしいです」と厳かに言いました。

 刑事「監視があっても怖くない、共産党を恐れない、私は党を退きます」

 私の実家は北東部にあり、毎年白菜を漬けています(酸っぱいことからサンサイという)。2010年のお正月の3日目、友人たちが家に来てサンサイ餃子を食べることになりました。急いで法輪功の真相が入ったCDやお守りなどを人数分用意しました。迎えに行くと、私は自然に迫害の真相を語り、すぐに「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」の心からの九文字を真摯に唱えることが佛のご加護につながること、「天安門焼身自殺」は偽物であり、天が中共を滅しようとしていること、三退は身の安全を守ることなどを話しました。

 その中には刑事警察として働いている友人がいて、その場で大声で「私は党を退きます」と言い、そして、周囲を見渡してみました。「あ、監視カメラがあるね。 監視なんて怖くない、共産党なんて怖くない、党を辞めてやる」と彼は言いました。また彼の友人女性も「わかった、私も辞めるわ。あなたの師父はあなたを救い、あなたが私を救う。私を一人にしないで、私は団と隊を退きます」と言いました。

 他の2人も団と隊の組織を退き、2人とも私が渡した真相資料を受け取りました。刑事警察に勤めている友人も、敬虔な気持ちで指をくねらせながら、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と心からの九文字の言葉を、真剣に一文字一文字唱えていました。

 寒い冬の日は特に寒くて、本当に瞬く間に水が凍ってしまうほどでした。そこで50代の紳士に迫害の真相を伝えると、真相を理解して三退を行った後、彼は私を見て感謝しながら親切に「早く鼻水を拭いてくださいね」と教えてくれました。本当だ、あまりの寒さに鼻水が垂れてしまっているのに、全く気づきませんでした。

 また、40代前後の女性の佛教信者にも出会いました。大法の真実を知り、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を聞いた後、すぐに胸の前で手を合わせ、「教えてくれてありがとう。あなたは生きた佛様です」と興奮していました。そう言って彼女は膝を屈め、お辞儀をしたので、私は慌てて彼女を抱き上げ、そうしなくてもいいですよと言い、彼女に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」の心からの九文字を忘れないで欲しいのです。それは命を救う宝であることを教えました。

 「師父、ありがとうございます」と軍人の姿勢で敬礼を行う

 ある衣料品店では、店主が熱心に商品を紹介してくれました。 私は品物がきれいに整頓されていることや、店内が清潔で快適であることを褒めました。彼女はとても嬉しそうに、軍隊にいたときのことや除隊後にこの店を開いたと話してくれました。私は「労働して裕福になり、あなたの心は正々堂々としています」と言い、その直後、私は彼女に法輪大法が善を教え、人々を健康にし、道徳を向上させるという話をしました。法輪大法は現在、世界の100以上の国と地域に広まっており、5,000以上の表彰状、議案支持書などを受け取っています。また、20年以上続いている中共による法輪功への迫害についても、真実を語りました。

 私はとても穏やかに多くのことを話しました。彼女は熱心に耳を傾け、ショックを受けていました。迫害の真実を理解した彼女は、すぐに夫を呼んで、2人で悪の党組織を辞めました。私は彼女に真相USBメモリーを渡し、「このネット封鎖突破ソフトの内容は、真相の全容であり、それは暗号化されており、安全で無料です。この貴重な宝を手に入れたあなたは希望の道を踏み出したので、きっと明るい未来が待っています」と紹介しました。彼女はすぐに気を引き締め、すぐに軍の敬礼をして、真相USBメモリーを両手に持ち、何度もお礼を言いました。私は「大法の師父に礼を言いましょう。縁のある人を探して、すべての衆生を救うようにと仰ったのは師父です」 と言ったので、彼女は慌てて「師父、ありがとうございます」と言いました。ぱっと、彼女は再び軍人の姿勢で立ち、敬礼をしました。

 天安門広場で「法輪大法は素晴らしい」と叫んだ

 真相を知った金光(仮名)という紳士は、中共の組織を退きました。その後、再会した時はまだかなり寒い時でした。私は「なんで坊主頭なの?」と聞いてみました。彼は「私は拘留されました」、その後、彼はお正月には北京に行き、天安門広場で「法輪大法は素晴らしい」と叫んだといいます。このことで、拉致されて海淀区の拘置所に15日間不当に拘留されました。

 思わず師父の話を思い出しました。「この迫害されている期間中に、多くの言葉は要りませんが、『法輪大法は素晴らしい』と心からのこのひと言が言えれば、この人は間違いなく元の位に戻ります!(拍手) どういう意味でしょうか? この時期、邪悪の環境の中で法を実証する勇気のある人は、必ず神になります。この迫害の期間中に、大法弟子のために善行を行ない、良いことをした人も必ず神になります。」[1]

 また、戻った後には「610」(江沢民が法輪功を迫害するためにわざわざ設立し、憲法や法律を越えた非合法組織である。第二次世界大戦中のナチスドイツのゲシュタポや、十年文化大革命の大惨事の時の中央文革グループに類似)の数人が何回も彼を訪ねてきて、「その情報はどこから入ったのか?  誰からもらったのか?」と追究されました。彼は「車の中で拾ったんだ」と賢く答えました。その時、私はまだ真相資料を手に持っていたので、私はそれが欲しいかどうか彼に尋ねました。彼は喜んで「はい」と答え、その後、彼と彼の妻に貴重な本『轉法輪』を渡しました。

 「中国にはまだ法輪功がある! 私は戻って人々に伝えます」

 私はある非常に紳士的な男性に、中共統治の下では国が成り立たなくなっていること、人々に平穏が訪れず、悪人が主導権を握り、善人が苦しんでいる混沌とした状況を伝えたあと、彼に中共の組織に入ったことがあるかどうかを尋ねました。もし加入していたら、早く三退してそこから離れ、一緒に葬ることのないようにするのが賢明です。彼は日本人であることを言いました。

 私は彼に、法輪大法は人に善い行いを教える徳の高い大法であり、優れた佛家修煉大法であること、と同時に、中共による法輪功迫害の真相を語りました。彼は警戒しながら周囲を見渡し、「私はすべてを知っています。この話をするのは怖くないですか? 日本では、あなた方が煉功している姿をよく見かけました。ここでは見ないので、誰も修煉はしていないと思っていました」と言いました。私は、人々から信仰の自由と修煉の権利を奪ったのは中共であることを伝えました。一時的に自由に煉功する環境を失いましたが、強制では心を変えることはできないのです。

 当時、江沢民は「3カ月で法輪功を撲滅する」と傲慢な態度で豪語しました。20年以上経った今、法輪功は没落していないだけでなく、世界100カ国以上でより広く普及しています。中国大陸の大法弟子たちは、中共の強力な迫害から退くことなく、修煉の意志を強めています。

 私は彼に、帰国後は神韻公演に行くことを勧めました。それは5000年の中国文明を演じ、伝統文化を推進する世界一流の芸術団体です。神韻芸術団の世界ツアーは、各地で満員の観客を集め、純粋な善と美を表現し、高い評価を得ています。彼は、神韻公演を見て出国したところだと嬉しそうに話してくれました。

 また、彼は「中国には、まさか、法輪功がまだあるとは思っていませんでした。いや、すごいですね。私は戻って、『中国にはまだ法輪功がある!』と見たことを人々に伝えます」。その時、彼が呼んだ車が到着し、「体に気をつけてください」と丁寧にお別れをしてくれました。私は彼に、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という言葉を忘れずに、神が彼を祝福し、安全に守ってくれることを伝えました。彼は日本から海を渡って、最も厳しく邪悪な中共の支配を受けている中国大陸に来て、自分の目で大法弟子に会い、自分の耳で大法師父の弟子が語る真実を聞いたのです。

 真・善・忍は人々の心に深く根付いています。人々が正しい道に戻り、天と地が再び明らかになる時がやってきます。

 師父のとてつもない恵みに感謝しています。

 注:
 [1] 李洪志师父の著作:『各地での説法八』「二〇〇七年ニューヨーク法会での説法」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/27/426180.html)
 
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