夢で見た絵「大法弟子が衆生を救っている」
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年7月1日】2020年の正月近いある夜、はっきりした夢を見ました。夢と言っても、実際は寝室の淡い色のタンスの平面上に、高さ2メートル、幅1メートル近い絵を見たのです。文字は小さな茶碗の口ほどの大きさで、大法弟子が衆生を救っている圖(図)であり、「圖」という中国の繁体字でした。

 絵画を見ると、空中で無数の大法弟子が多くの人々を救助していました。それぞれの大法弟子が力を尽くして、数え切れないほどの多くの人を空に引っ張っていたのです。

 大法弟子と衆生たちは、空中で三つの帯状になっていました(そうとしか言いようがない)。まるで雨が上がった後の二重の虹のように、ゆっくりした曲線のアーチを描き、虹よりも壮大な景色が広がっていました。それは、大法弟子と救助された人で構成され、より壮大な三つの流れになっていました。三つの人の流れの隙間の真ん中で、金色の光が煌々と放つゴールデンスターは壮観であり、言葉では言い表せないほどの壮観さだったのです。

 絵画では、大法の弟子たちが全力で人を引っ張り、 人々は必死に手を伸ばして大法弟子にしがみつき、体を上に向けてもがき、大法弟子にしっかりと引っ張られていました。一瞬の気の緩みも許されないため、大法弟子の体はずっと後ろに傾いていました。三つの流れは、空に向かって突き進んでいました。

 大法弟子が人を救っているこの壮大な絵を見て目が覚めました。目が覚めてからも、この人を助ける絵は消えるまでに時間がかかりました。実際、私は天目で見えたわけではありませんが、なぜ師父はこの「大法弟子が群衆を救っている絵」を見せてくださったのでしょうか?  師父は、より多くの人々を救うために最善を尽くすように、弟子たちに啓発されたと理解しました。この「大法弟子が人を救っている絵」は、私の心に深く刻み込まれました。真実を伝え、すべての人を救わなければならないという緊急性と、私の歴史的使命と責任の大きさを感じました。

 次に、コロナウイルスが拡大する中で、法輪功迫害の実態を語ることについて、少しお話します。

 武漢のコロナウイルスは2020年より前に発生しましたが、中国共産党(以下、中共)のテレビはそれを報じませんでした。私たちは、コロナウイルスの発生をきっかけに、真実を伝え始め、世界の多くの人々が真実を受け入れ、混乱から目覚めることができました。正月のある日の朝、私は真相を伝えるために高速バスターミナルに行き、運転手に縁起の良い言葉を伝えました。しかし、運転手は「縁起の良い言葉なんかいらないよ。今、いいことは一つもないです。共産党はあまりにも理不尽です。先程バスや車を止め、街を閉鎖すると、運送会社から電話がかかってきました。運転手の中には、『法輪功の人たちが言っていることは正しい! 昔、大災厄があったと言っていましたが、この災厄は本当にやってきた』」と言いました。

 そこで、何人かの運転手に、改めて真実を伝えることにしました。すると、みんな喜んで、三退をしてくれました。 時には、運転手たちが私達を見て、『法輪大法は素晴らしい』と叫ぶこともありました。私達も笑顔で手を振り、彼らに向かって「真心で心からの九文字を念じれば、平和と祝福が訪れますよ」と大きな声で応えます。

 心からの九文字を広く伝えるため、コロナウイルスが拡大する中で真実を語るときには、直接本題に入ります。挨拶はとても丁寧にします。「こんにちは、皆さんコロナウイルスを防ぐためにマスクをしていますね」と話しかけると、相手は「はい」と答えます。私は「もし、マスクをすることで、コロナウイルスが治まるのであれば、コロナウイルスはとっくになくなっていていますよね。世界中で、これほど多くの人が死ぬことはなかったでしょう」と話すと、普通、相手は「そうです」と答えます。そこで私は「あなたを見ていると、あなたの善良さと、誠実さを感じることができます。神様は善良な人々を守ってくださいます。コロナウイルスから逃れる方法を教えましょう。心から『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じれば、命を守ることができます」と話します。

 「薬では治らないのに、この『心からの九文字』を念じて治るのか」と、最初は相手も少し納得していないので、そんな時私は「これが疫病災害の唯一の万能薬です。真・善・忍の法輪大法は正法であり、佛家大法です。法輪功への迫害を開始した悪魔の江沢民を除いて、宇宙のすべての神々は大法を尊敬しています。疫鬼も大法を恐れます。心の中で『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と言えば、疫鬼は、あえてあなたに触れようとはせず、あなたに近づこうとしないのです」と、しっかりとした口調で伝えています。

 また私は、「乗車して隣に座っている人とすれ違った場合、その人にはコロナウイルスがついているかもしれません。ただ裸眼では見えないだけです」と話すと相手は、「そうですね、確かに分からないですね」と言い、私は「法輪大法は正法であり、一正は百邪を圧するのです。あのコロナウイルスは悪です。悪が善を侵すことはないのです!  コロナウイルスを遠ざければ、あなたは安心して暮らせます。佛法は無辺であり、大法の師父は『真善忍の三文字、聖言の法力無限 法輪大法は素晴らしい、真念で万劫が変わる』[1]と説かれています。師父のこの法が人に語られるや否や、人は衝撃を受け、夢から覚めるように目覚めるのです。すると直ぐに、『心からの九文字』を受け入れ、三退に同意するのです。人の救済は、大法の偉大さと師の慈悲を反映しているからです」と話します。

 私達は、バスターミナルを中心にして、法輪功迫害の真実を伝えています。駅は南から北に向かって乗客の行き来が多く、バスに乗る人はバスが来るまで待っていないと出発できないので、この間に、私達は真相を伝える時間ができるのです。また、駅の人たちにも声をかけやすいのです。

 まず、相手の年齢に応じて、丁寧に挨拶をすることが大切です。それから、相手の行く場所を聞きます。こうすることで、相手の待ち時間を把握することができ、待ち時間が短ければ、急いで大事な話をすることになります。長い間待っていた人には、より多く、より丁寧に、より包括的に話すことができます。法輪功迫害の実態を総合的に理解している人は、口コミで大法の素晴らしさを伝えることでしょう。これ以上もう中共の嘘を信じることはないでしょう。家族や親戚、周りの人たちにも良い影響を与えるのです。

 法を正す中で、師父は弟子をずっと見守ってくださっています。弟子が前に進む一歩一歩には、慈悲深い師父の、心血と苦労が染み込んでいるのです。師父、ありがとうございます! 師父の慈悲なる救い済度に感謝いたします。ありがとうございます!

 個人的な体験なので、法に基づいていないところがあれば慈悲なるご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟四』「対聯」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/14/422255.html)
 
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