3回、強制労働を受けた党宝芬さん 再び懲役4年の実刑
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 【明慧日本2021年8月13日】(吉林省=明慧記者)吉林省舒蘭市の法輪功学習者・党宝芬さん(67)は5月13日、長春市龍嘉駅で不当に連行された。最近、党さんは懲役4年の実刑判決を言い渡されたことが分かった。

 党さんは、法輪功を学んだ後、「真・善・忍」の基準に従って良い人を目指したことで、心身ともに恩恵を受けた。しかし、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害の中で、党さんは何度も連行され、拘禁され、かつて労働教養を3回強いられたことがある。

 以下は、党さんが受けた迫害の事実である。

 1999年7月20日、中共が法輪功への迫害を開始した後、党さんは北京に行き平和的な陳情を行い、法輪功の無実を説明したが、連行されて1年の労働教養を強いられ、長春黒嘴子女子労働収容所に拘禁された。

 2001年、党さんは再び北京に行き、平和的に陳情し、迫害の実態をはっきりと伝えたが、また2年の労働教養を強いられた。

 2005年9月15日、党さんは響水ダム洗脳班まで連行され、迫害された。

 2008年8月18日、党さんは舒蘭市公安局南城派出所の警官らにより連行された後、1年の労働教養を科され、長春黒嘴子女子労働収容所に拘禁された。女子労働収容所で、学習者は毎日超負荷の労働をさせられ、朝5時20分に起きて洗面し、数分後には作業場で仕事を開始する。6時50分からは朝食をするが、十数分後には仕事現場に到着しなければならない。夜7時に作業が終わり、仕事が多い時、残業を強制され、年中無休だった。

中共刑務所内での強制労働作業の様子

 党さんは目の痛みで仕事ができなくなったので、休みを求めた。隊長の姜麗君は、休みたければ法輪功を誹謗中傷する映像を見るように強要した。党さんは視聴を拒否したところ、姜麗君に平手打ちをされ、さらに独房に入れられ、両腕をベッドに手錠で固定されて、トイレに行くことも許されなかった。2009年8月18日、党さんは労働教養期間を終えたが、黒嘴子女子労働収容所はさらに口実をつけて、最初10日間、次に9日間、そして8日間の3回、刑期を延長した。

 2018年9月13日、党さんは雲南省の親戚の家から帰る途中、長春龍嘉駅でバッグをチェックされた時、所持している法輪功の書籍を発見されたため、連行されて15日間拘束された。

 2021年5月11日、数人の警官が党さんの自宅のドアをノックして、嫌がらせをされた。5月13日、舒蘭市政法委員会の人員、舒蘭市公安局、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、派出所の警官らが、党さんを連行した。先日、党さんは懲役4年の実刑判決を言い渡されたことが分かった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/10/429401.html)
 
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