心身の健康に関する奇跡
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 【明慧日本2021年9月8日】病気は、人類にとって永遠に克服できない難敵である。医学の進歩にもかかわらず、いまだに治癒できない病気が多く、多くの人々が病魔に侵され、苦しみの中で生活している。しかし、過去29年の間、末期患者が様々な機縁により法輪功を学んだおかげで、絶望の境地から活路を見出し、健康な生活を送れるようになった。全世界の1億人もの法輪功学習者(以下、学習者)は、李洪志先生の教えに従い、『轉法輪』で要求される通りの良い人間になり、心性を高め続けることによって、身体が浄化されると同時に病気が取り除かれ、健康保持の奇跡的な効果を得ている。

 法輪功の講習会での治癒奇跡

 1992年5月13日から1994年12月31日までの間、李洪志先生は各地の公式気功科学研究会に招かれ、全国23都市で54回の法輪功講習会を開催され、延べ6万人以上の人たちが参加した。李洪志先生が功法を教えている間に、多くの奇跡的な出来事が起こった。

 ◎4年前から脳血栓症を患っていたシニアエンジニアの李鳳鳴さん(67)は、長春で行われた第7回の法輪功講習会で杖を捨て、それ以来、自力で歩けるようになった。当時、李さんは興奮のあまり泣いたり笑ったりしていた。その場で、この奇跡的な光景を目の当たりにした人たちは皆、「本当に不思議です!」と驚嘆した。当日の夜、李さんの妻は家族を代表して李洪志先生にお礼の手紙を書いた。

 ◎また、鉄道会社の制服を着ている50代の脳血栓症の男性も、その場で完治した。男性は感激して李洪志先生の足元に跪いて、涙を流しながら何度も叩頭した。そして、大きな杖を拾って講堂庭園のコンクリート台まで走り、「今後、この杖と絶縁する」と言って杖を折った。

 法輪功の講習会では、このような奇跡がたくさん起こった。多くの人は法輪功の奇跡を自ら体験し、あるいは目撃したからこそ、決意して法輪功を修煉し始めたのである。また、毎回の授業では、李洪志先生の言動によって、多くの気功愛好者が法輪功の純粋さと無私の精神を感じたという。

 病気除去と健康保持の著しい効果

 歌手・関貴敏さんの新たな人生

 関貴敏さんは1978年に中央映画楽団に合格しプロの歌手となった。彼は広い音域と明るくピュアな音色で、芸能界では一流の俳優、有名なテナー歌手として知られていた。

 1983年、歌手の絶頂期を迎えた39歳の関さんは、思いがけずB型肝炎と初期の肝硬変と診断された。各地で医療機関を受診し、様々な気功を試してみたが、改善されなかった。関さんは、当時の心境を振り返って「当時の体調は、非常に悪かったのです。息子と妻を連れて動物園に行った時、しばらく歩くと芝生の上に横にならなければならず、一日中フラフラして力がなく、空を見てもすべて灰色でした。その苦痛は、病気でない人には想像できないものです」と語った。

 1996年の春、関さんは法輪功を学び始め、わずか2年で体の不調がすべて治ったという。「法輪大法に出会う前は、私にとって、心身の健康は美しい美辞麗句に過ぎませんでした。しかし、現在の自分は心身の健康を実際に体験することができました」と関さんは語った。

 元経済貿易省官僚「人生が豁然と開けた」

 「私たちは一定の社会的地位、学識を持っており、多くの政治運動を経験したことがあり、親の世代は中国共産党(以下、中共)から迫害を受け、もはや安易に何かを信じることはできませんが、人生の真諦についての探索を諦めたことはありません。 人生がお金のためであれば、私はすでに持っています。地位のためであれば、私はすでに持っています。幸せな家庭のためであれば、私はすでに持っています。しかし、私の魂はいつも何かが足りないと感じ、人生はこのままであってはならないと思っていました。お金で健康は買えないし、名利は目の前を通り過ぎる煙雲のようにすぐに消えてしまうのです」

 1980年代にルーマニアの中国大使館で外交官として活躍し、1990年代に中国に帰国してからは対外貿易経済部門の総局長を務めた張亦潔さんは、現在ニューヨークに在住している。1994年に張氏は法輪大法に出会い、長年探求し続けてきた人生についての疑問への回答が見つかり、悟りを得た。法輪功を学んでから長年患っていた持病が消え、仕事の効率も大幅に向上した。何かをする時に損得を考えることもなくなり、自分を傷つけた同僚にも親切に接するようになった。「人生はこんなに楽に、快適に暮らせるのだ!」と彼女は実感した。

 筋委縮症の私が今日まで生き残った理由

 汪志遠さんは25年間医療活動を行っており、ハーバード大学医学大学院で医師として活躍したこともある。しかし、数え切れないほどの患者を治療しながらも、自分の命を救えなかった。不治の病を患った彼は幸運にも法輪功に出会い、医学では説明できない生命の奇跡を体験した。

 当時、汪さんは中国で順調にキャリアを積んでいたが、進行性脊髄性筋萎縮症(別名「漸凍人」)を発症してしまった。この種の病気に罹ると、筋肉が萎縮し、病気が進行すると呼吸さえできなくなり、窒息死に陥るという。この病気は世界5大不治の病の一つである。汪さんはそれをよく知っており、一縷の望みをかけて西洋医から漢方医まで訪ね回ったが、残念ながら教授や専門家たちは途方に暮れていた。3カ月足らずの間に、汪さんの体重は75キロ以上から59キロまで落ち、全身が弱り、2階まで歩くと頭がフラフラするので、外出する時にはタクシーに乗らなければならず、記憶力も悪くなり自宅の住所さえ忘れてしまった。1995年、汪さんはアメリカに希望を託すことにした。出国する前に、「良い治療法があれば、必ず教えて下さい」と友人に懇願した。

 ハーバード大学でも、汪さんは治療法を見つけることができなかった。 絶望と苦しみの中、中国の友人が法輪功を紹介してくれた。試しに、マサチューセッツ工科大学で開催された法輪功9日間クラスに参加した彼はクラスに参加した初日に、家に帰って全身が軽やかになり力が湧いてきたのを感じた。通ってから4、5日後、胃や体の不調などの症状がすべてなくなり、一日中いつも熱い流れに包まれているようで、とても温かく心地良い感覚であったという。

 その後、3カ月も経たないうちに、汪さんの体重、気力、記憶力、赤血球の数などすべてが正常に戻り、体力も20年ぶりに回復した。『ボストングローブ』の記者が汪さんに特別インタビューをすると、汪さんは、「この功法が他の気功と違うのは、人々に本当の健康をもたらし、道徳心を向上させることができる真の性命双修の功法です。法輪大法を修煉することは、私の人生における唯一の探求です!」と語った。

 ◆初心者は普遍的に良くない習慣を捨てた

 1998年12月に行われた「武漢の法輪功学習者の健康保持効果に関する部分的な調査」では、重要な発見の一つとして、法輪功の修煉を通じて、学習者は普遍的に良くない習慣を捨てていることが挙げられた。武漢の報告書によると、99.5%の学習者が喫煙、飲酒、賭博をやめたことが分かった。この結果は、現代の医学では考えられないことであり、現代医学は依存症に対してほとんど有効策がないのが現状である。

 現在、アメリカのボストンに住む鉄道技師のスティーブンさんは、15歳の頃から薬物に依存していた。依存症を患って苦しんでいたスティーブンさんは、何度も断薬を試みたが、すべて失敗に終わった。最悪なのは、スティーブンさんの末息子も子供の頃から麻薬に溺れていたことであった。依存症を患った父子の前で、麻薬中毒患者治療所で働く妻のロポタさんは途方に暮れた。しかし、家庭が崩壊する直前に、スティーブンさんは奇跡的に麻薬をやめ、一家は幸せを取り戻した。

 ある日、スティーブンさんは妻に、中国で迫害されている修煉法(法輪功)に関する記事をインターネットで読んだと言い、その話題について妻と興味津々に話していた。スティーブンさんは法輪功を勉強し始め、驚いたことに、奇跡的に薬物の依存症がなくなった。「法輪功の『真・善・忍』の原則は、心の奥の枷を開くことができ、その力は非常に強力なものです」と彼は話した。

 間もなく、スティーブンさんの末息子も法輪功を学び、完全に薬物を断っただけでなく、話し方や態度も大きく変わった。スティーブンさんは、「息子はもう人を罵らなくなり、タバコも盗みもせず、すべての良くない習慣を改めました」と話した。妻のロポタさんは「家族に法輪功をもたらして下さった李先生にとても感謝しています。夫の依存症は私にとってとても辛いものでしたが、子供の状況を見ると、さらに恐怖を感じました。元気のない子供を見ると、母親なら誰でも怖いと思うでしょう。しかし、今ではお互いに尊敬し合っている彼らの元気な姿を見て、これが我が家の光景であるとは信じられないほどです。本当にとても感謝しています」と話した。

 スティーブンさんは次のように願っている。「まだ法輪功迫害の実態を理解していない人々は、(中共の)虚言に耳を傾けないで、自分の目で確かめてください。法輪功とは一体何なのか、真相はあなたの目の前にあります。それが私の唯一の願いです」

 ◆多くの法輪功学習者が災害救援と慈善活動のための寄付を行っている

 1998年2月16日、『北京日報』の「読者からの手紙」欄で、ある匿名の北京市民が、大西北の科学研究のために蘭州化工研究所に8万元、中国石油探査開発科学研究所廊坊支部に10万元を寄付したことを称賛した。寄付者は、「法輪大法を修煉した後、人生の意義や、人間の探求、精神的な修養について新たな理解を得たため、寄付することを決めました」と述べた。

 1998年、武漢の長江洪水の救援活動の最前線で、組織もなく無償で昼夜を問わずに働いていた人たちがいた。記者が彼らの身分を尋ねたところ、彼らは「私たちは法輪大法の学習者です」と答えた。当時、武漢のテレビ局が放送した寄付金のリストには、多くの法輪功学習者という名前があった。

 70代の高文志さんは、遼寧省胡蘆島亜鉛会社党校の元教師で、かつてB型肝炎、鼻炎、中耳炎、腰痛、2種類のがんを患い、病院の医師からは余命1年未満と宣告された。1995年、高さんは法輪功を修煉する機会に恵まれ、「真・善・忍」に従って心を修め、半年後にはこれらの病気が治り、若い頃よりも健康になった。

 法輪功を学んだとして違法な判決を受けた後、解放された高さんは、友人の廃墟となった工場に住んでいた。近くには、穴だらけの老朽化した道路があり、人も車も通行しづらい状況であった。この状況を見た高さんは、村人から一銭も徴収せず、自らの生活費でアスファルトや砂利を買い、人力三輪車で道路を修繕した。

 真夏の暑さの中で、修繕作業をしている高さんは、汗が流れて服は水に濡れたようにくっついていた。高さんの善行は多くの人を感動させ、彼の車が停まっている場所には、いつも村人が持ってきた野菜や果物などが置いてある。

 高さんは8年間かけて、無償で計4本の道路を修繕し、3万元以上を投入した。しかし、善良な高さんは2017年6月23日の夜、自宅で警官に不当に連行され、懲役4年6カ月の懲役刑を言い渡されてしまった。

 法輪功は、上述した心身の健康に関する奇跡的な事例以外に、人体、生命、宇宙の謎を明らかにし、高次元での修煉を望む人々に明るい道を示している。 法輪大法が正法であり、私たちが千万年も待ち望んでいたことを理解した皆さんには、ぜひとも「法輪大法は素晴らしい、真善忍はすばらしい」という言葉を覚え、中共から離れ、明るい未来を手に入れてほしいと心から願っている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/26/429058.html)
 
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