安徽省淮南市の潘雲侠さん 不当に懲役6年の実刑判決下される
【明慧日本2021年11月25日】安徽省淮南市の法輪功学習者・潘雲侠さんは7月14日、同市鳳台県裁判所で不当に裁判にかけられ、懲役6年の実刑判決を言い渡された。
潘さんは70歳近い女性。潘さんは2020年5月27日午前8時過ぎ、淮南市老竜眼から東へ向かう道路で、40代の男性に法輪功迫害の真相を伝えた後、ウイルスを避ける内容のチラシを1枚配った。すると、20人 あまりの私服警官が彼女を取り囲んで、乱暴に地面に抑えつけ、車に無理やり引きずり込んで、淮南市の山南派出所まで連行し、12時間にわたって拘禁した。同時に、彼女の自宅を不当に家宅捜索し、創始者の写真、法輪功の書籍と個人所有の家財などを没収した。その後、彼女は保釈されて自宅に戻った。
2021年3月、山南派出所は二度にわたり、潘さんに接触した。5月25日、法輪功の書籍と創始者の写真を確認するために再び家宅捜索を行った。そして、彼女は鳳台検察庁に不当に起訴され、6月10日、淮南市鳳台県裁判所へ送致された。
2021年7月14日、潘さんの裁判が安徽省淮南鳳台県裁判所で開廷された。法廷尋問の間、淮南鳳台裁判所は、潘さんのある病院での写真を証拠として採用した。潘さんはそれに対して、「病院は一般人がよく行くところであり、私が病院で写真に撮られたからといって、法律違反にはならない」と主張した。
裁判は3時間半続き、弁護士は無罪の答弁を行った。
しかし、チラシを1枚配布したというだけで、潘さんに懲役6年の実刑判決が下された。中国共産党の当局の手口は、法を無視した人権侵害である。