合肥市の紀広奎さん 宿州刑務所に不当に収容される
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 【明慧日本2025年1月2日】(安徽省=明慧記者)安徽省合肥市の法輪功学習者・紀広奎さん(68)は今年5月31日、合肥市蜀山区の裁判所により、不当に懲役2年の実刑判決と3000元の罰金を言い渡された。情報筋によると現在、紀さんはすでに宿州刑務所に強制収容されたという。

 エンジニアである紀さんは1994年から法輪功を学び、真・善・忍の理念に従って良い人を目指したことから、心身ともに恩恵を受けた。法輪功を学ぶ前、紀さんはひどい萎縮性胃炎を患い、いくつかの大きい病院で治療を受けても改善しなかった。しかし、吉林省延吉市で行われた法輪功の講習会に参加し、わずか8日間で治癒し、長年治らなかった咽炎も改善した。紀さんは常に法輪功の真・善・忍の理念で自らを律し、家庭は睦まじく、仕事でも上司や同僚から高く評価された。

 2023年4月18日午後1時30分、紀さんは孫を学校に送る準備をしていたところ、合肥市公安局廬陽支局の国内安全保衞部門(法輪功迫害の実行機関)および安慶路派出所の警官らが自宅に押し入った。警官は家宅捜索を行った後、紀さんを派出所に連行した。1時間後、紀さんと妻の住所も家宅捜索され、法輪功の書籍が押収された。翌日午後、紀さんは合肥市留置場に拘束された。

 2023年4月27日、紀さんに対する逮捕令が発付された。6月19日、紀さんは合肥市蜀山区検察庁に送致され、後に合肥市蜀山区裁判所に起訴された。

 今年3月5日、紀さんは合肥市蜀山区裁判所で不当な裁判にかけられた。法廷で、紀さんの弁護士は無罪であると弁護し、紀さん本人も無罪を主張したが、何度も裁判長に中断された。1時間後、裁判は早々に終了した。そして4月19日、紀さんは再びオンライン裁判にかけられた。

 今年5月31日、紀さんは合肥市蜀山区裁判所から不当に懲役2年の実刑判決を言い渡され、3000元の罰金を科された。

 これまで、紀さんは当局に3回連行され、1回労働教養と不当な判決を宣告されたことがあり、労働教養所、洗脳班、公安局、刑務所で迫害された。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/12/11/486007.html
 
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