【明慧日本2021年12月19日】遼寧省葫芦島市の法輪功学習者(以下、学習者)ラン長輝さんは渤海船舶重工のエンジニアである。7月20日、仕事中のランさんは竜港区辺防派出所の所長、警官によって連行された。そして、連山区裁判所は11月24日、ランさんに対して不当な開廷をした。11月30日、ランさんの家族は連山区裁判所からの判決書を受け取った。ランさんは懲役4年の判決を宣告された。
現在、家族は葫芦島市中級裁判所に控訴するところである。
ランさんは誠実な人で、法輪功を学んでから、「真・善・忍」に従って自分に要求し、いつも他人のことを優先させている。仕事では、真面目で勤勉なランさんは、多くの賞を受賞した。会社では同僚に尊敬され上司に評価された。家庭では、親孝行な息子で、優しい父親なので、友人や親族からの評判が良かった。
7月20日、竜港区辺防派出所の警官は仕事中のランさんを連行した。8月3日、竜港区検察庁はランさんに逮捕状を発付した。9月24日、検察庁はランさんを連山区裁判所で起訴した。
11月24日午後2時、ランさんは連山区裁判所で開廷された。法廷は葫芦島市留置場だった。裁判が始まる前、弁護士と擁護者である家族は裁判官にランさんにつけている手錠を外すようにと要求した。しかし、裁判官は「留置場内部の管理規定によるものだ」とか、「鍵がない」などの理由で拒否した。
法廷で、公訴人は実物を出さず、「証拠」として、押収リストと数枚の写真しか示さなかった。それで、家族は、すべての「証拠」を法廷で見せ、確認するようにと要求した。それに対して、裁判官も公訴人も返答しなかった。
弁護士と擁護者の家族は法廷で、公訴人の主張に対して法律に基づき、全面的かつ強力な反論を行った。弁護士と家族は、法を公正に執行するよう裁判所に要請し、直ちに無罪のランさんの釈放を要求した。
裁判はたったの1時間で終わらせた。その後、ランさんは懲役4年の判決を宣告された。
10月27日から11月24日まで、1カ月足らずで連山区裁判所は4人の学習者に判決を下したという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)