文/中国山東省の大法弟子
【明慧日本2022年1月6日】2020年11月7日、私はオートバイに乗って市場に行きました。西から東への交差点に差しかかった所で、信号が青になったのでそのまま走り続けました。そのとき、大きなトラックが南に曲がって私にぶつかってきたのです。「ガチャガチャ」と大きな音をたてながら、私のオートバイを押しつぶして通り過ぎました。
ぶつかった瞬間、心の中で「私は師父に守られているから大丈夫!」と思いました。その後一瞬ぼんやりとしてしまいましたが、不思議なことに気が付いたら、自分はトラックのそばに立っており、体はどこも痛くないことに気づきました。私はどうやって立ち上がったのかわかりませんでしたが、頭の左側から血が出ており、右手の親指も出血していました。
トラックの運転手は車を止めて私を見ながら、「道路脇の看板にぶつかったと思ったんだけど、どうしてあなたが全然見えなかったのか、あなたはどこから出てきたのか、どうやって私の車の下に入ったのか? 音を聞いて初めて、何かを潰したことに気付いたんだ」と言いました。出血している私を見て運転手は「おばさん、怖がらないで。すべての損失を全部カバーしますから」と言いました。
私はすぐに、「私は法輪功の学習者であり、師父の保護を受けているので大丈夫です。行ってください。そして『法輪大法は素晴らしい』を覚えてください」と言いました。
運転手は、私にオートバイを道の脇に移動するように言うと、自身のトラックも「停められる場所を探しに行く」と言いました。私は彼に、「大丈夫ですので、行ってください。もう戻ってこなくていいですよ」と言いました。私はオートバイを見て、左側が全部壊れ廃車同然になっていることに気づきました。トラックを駐車できる場所に置いて戻ってきた運転手は、壊れた私のオートバイを見て、他の人に手伝ってもらってオートバイをバイク店まで運びました。このとき、数人が集まってきました。運転手は私に、「オートバイは全部だめになっているのに、あなたは生命力が強いですね。あなたは本当に凄いです!」と言いました。私は、運転手と周りの人たちに言いました。「私は法輪功を修煉しています。大法師父は守ってくださったのです。法輪大法は佛家の高徳の大法です。『法輪大法は素晴らしい』を覚えてください」
運転手は、どうしたらいいのか迷ってしまい「必要なら後で連絡してくださいね」と言いながら、彼の携帯の電話番号を渡そうとしましたが、私は「必要ないです」、「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』ということを忘れないでください」と運転手に話しました。結局、運転手は賠償すると言って1000元をくれました。そしてバイクの店主は、大法弟子たちがこんなにも善良であり、このような深刻な交通事故に遭っても病院に行かず、賠償も求めない姿を見て感動し、壊れたオートバイに運転手がくれた1000元を加えて、新しいものをくれたのです。
私は店主に感謝して、師父の守護のおかげで命が助かったことを伝えました。そして「『法輪大法は素晴らしい』ということを忘れないように」と話し、新しいオートバイに乗って帰りました。
数日後、怪我した頭部、手、膝はすべてよくなりました。
私は手を合わせて、命を救ってくださった師父の御恩に感謝いたしました。