理性的に真相を伝え、厳粛に大法書籍に対処する
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年2月1日】私たちは週に一度、何人かが集まり、法を学んだ後、修煉過程の出来事について交流しています。最近の交流で、いくつかの問題を発見し、より多くの同修と共有する必要があると感じました。

 理性的で賢明に真相を伝える

 同修の義兄がある女性に出会い、その女性は彼に法を伝え、三退を勧めたところ、彼はすでに三退していると知ったので、修煉を促しました。修煉はいかに素晴らしいか、自分はすでに「果位」をもっているとか、いかなる功能があるとか、その女性はどこか神秘めかしてずっと話していました。同修の義兄は少し興奮気味で修煉することに同意しました。彼女は彼に自分の名前を告げて帰宅し、彼に大法の本を持って行き、またお互いに電話番号を知らせ、さらにWeChatで連絡しようとしたそうです。彼はWeChatがないため、電話番号だけ交換し、家に帰って、家族にそのことを話しました。

 同修たちは相手と面と向かって真相を伝えることが、人々を救う最も直接的で、最も良い方法であると信じていますが、人々に変に神秘的な印象を与えてはならず、それでは普通の人々には理解されません。幸い、この同修の義兄はすでに大法に対して良い印象を持っていたので、そうでなければ確実に悪い影響を及ぼしていたことでしょう。同修たちは、師父のお教えの通り、理性的に知恵をもって真実を伝えるべきであり、神秘的にする必要はないと考えています。

 師父は「師父以外のいかなる生命も大法弟子の本当の修煉状況を知ることはできません。なぜならば、これは直接、新宇宙の純度に影響するからです」[1]と説かれています。

 修煉している人自身は、自分がどんな功能を持っているのか、どの果位に到達しているのか知ることはできないため、これを常人に自慢するのは、執着心ではないでしょうか? これは取り除くべきことなのに、どうして常人の前で自慢できるのか、これは本当に煉功者の心性の基準に符合していません。

 大法を修煉することによるメリット、なぜ三退する必要があるのか、本当に人を救うことを話すべきです。これこそ、人を救うという目的を達成することになります。したがって、真実を伝えるときは、方法と影響に注意を払う必要があります。

 師父と大法を敬い  厳粛に大法の書籍に対処する

 ある年配の同修が2016年にコミュニティから引っ越して、もうほとんど見かけなくなりました。彼女は遠く離れた閉鎖されたコミュニティに住んでおり、頻繁に交流するのはおろか、中に入ることも困難でした。新経文が出たときだけ、彼女にコピーを送っていました。しかし、間もなく常人の成人病を発症し、大腿骨を骨折し、体調が悪化、車椅子であちこちの医者にかかるようになり、数年後に亡くなりました。私たちは彼女の家族が修煉を支持していないことを知っていたので、彼女の死後、急いで彼女の息子と連絡を取り、家族が大法に対して罪を犯さないように、同修が使っていた大法の本を取り戻そうとしたのです。何度も紆余曲折を経て、ようやく大法の本を手にすることができました。

 家に帰って袋を開けて見て本当に驚きました。すでに劣化して、手にするだけで破れてしまったいくつかの小さなビニール袋の中に、大法の書籍が3冊と初期の頃の古い週刊誌が数冊入っていました。書籍の中の1冊は未使用で、少し汚れていましたが、明らかにまだページをめくっていないようです。しかし、背表紙が日に焼けて変色し、埃もついています。他の2冊目はもっと酷い状態でした。前後が数ページ欠け、汚れて破れていました。最初にある「論語」のページには、何回もシールが貼り付けられ、半ページほどになっていました。本の中には、手書きの処方箋やしおりとして使用される小さなメモ、スーパーの小さな領収書が挟まれていました。

 もう1冊もかなり汚れていて、何カ所か縦に引き裂かれ、欠けています。おそらく、家族の協力が得られない初期に、同修に頼んで足りないページを補うのではなく、そのままにしていたのでしょう。

 師父は「この本はあなたの修煉を指導することができるものです。これほど貴重なものがほかにありますか?」[2]と説かれています。私たちはこのような貴重な本を軽々しく粗末することは、誰一人としてしてはならないことです。

 別の袋には禅宗の本が入っていることに驚かされました。また、不二法門の問題もあります。

 亡くなった年配の同修が残した大法書籍の状態を見て、私たちの周りにもこのような問題がないか、同修全員で交流する必要があると思いました。このように師父や大法を尊敬しないことは、とても危険なことです。この年配の同修が修煉に対して、いかに厳粛でないか、これは明らかに旧勢力に迫害するための弱みを掴まれていたのではないでしょうか?

 師父は「大法弟子を師父は非常に大切に思っており、無数の神々が皆さんを大切にしています。しかし、皆さん自身も自らを大切にしなければなりません。目覚めなさい! 最も困難な道すら歩んできたのに、最後の段階で、どぶで船がひっくり返るかのごとく、ささいな事で大きな失敗を招いてしまわないようにしてください」[1]と説かれました。

 同修たちに、周りの年配の同修や他の同修が同じような問題を抱えているかどうかを探し、見つけて早く助けてあげるように呼びかけます。もしあれば、すぐに償いをし、正すべきです。旧勢力の迫害に絶対に弱みを掴まれないようにしましょう。師父を尊敬しないことは非常に危険であることが法からわかっています。これらの問題には注意してください。これらの問題を真剣に受け止め、純粋に自分自身を修めます。

 師父は「法が天体を正すことはすでに終了し、現在法がこの世を正すことに移行しつつあります。大部分の大法弟子は師父とともに法がこの世を正すことを行います」[3]と説かれています。

 私たちは常に内に向けて探し、常に大法に基づいて修煉し、「法が人を正す」最後の時間に精進し、着実に修煉することで、より多くの衆生を救い、先史の大願を果たし、期待に応え、使命を果たします。師父の苦しい済度に背かないよう、円満成就して、師父と一緒に本当の家に帰ります。

 法に対する理解は限られており、法に基づかないところがあれば、慈悲なるご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志师父の経文:『再び棒喝』
 [2] 李洪志师父の著作:『轉法輪
 [3] 李洪志师父の経文:『目覚めよ』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/30/435764.html)
 
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